PSYCHO-PASS
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総監督に踊る大捜査線の本広克行。ストーリー原案・脚本にFate/Zeroの虚淵玄。そのビッグネームの共演に大きな期待感を抱いていましたが、第1話は壮大な肩透かし。何この自分で作った設定に振り回されている感。「ねぇ、聞いて聞いて! こんなすげー設定思いついたんだけど!」 いきなりフルテンションで“僕の考えた最高の設定”を聞かされても、こっちもすぐに同じテンションで「すげー!」とはならないわけで…。

あれ、第2話は特別何もなかったな…。キャラクター紹介回として、またもや舞台説明に丸々費やされた時間。どうやらみっちり取り扱い説明書を熟読しないとダメなタイプの作品みたいですねぇ。

このどや顔に惚れた!! なんなのなんなの? 朱ちゃんが異様に可愛くなっているじゃん! 最初はヒロインのくせになんて微妙なキャラデザだと思っていましたが、彼女のジト目にWORKING!!の山田の面影を重ねるようになると、無性に可愛く見えてきました! そう! 常守朱は山田葵なんですよ!

朱のアバター可愛すぎっっ!! 厳密に言うと可愛くないのがカワイイ! 平べったい輪郭に眠たそうな垂れ目で、微妙にイラッとさせる間抜け面。とっても朱ちゃんらしくってラブリーだと思います!!(誉め言葉)

スプーキーブーギーと朱の会話ログを洗い、スプーキーブーギーの中身が入れ替わっていることを逸速く看破した狡噛。犯人は熱狂的ファンの1人でであると洞察し、なりすましが行われたであろう直後に訪問が途絶えた人物を割り出す。技術や度胸だけでなく、知性まで兼ね備えている狡噛さんは刑事としてマジ有能。

いつの間にか朱と縢(かがり)の関係性がものすごく進展していた! 彼の部屋で手料理を摘みながら、2人きり仲良く酒を酌み交わす姿を見て、「え、こいつらデキてんの!?」と一瞬焦ってしまったほど。てっきり朱は狡噛に惹かれているものと思っていたのに、まったくその気なさそうに笑い飛ばしていたのが不憫だ…。

狡噛の美しきマッシブな肉体。日々のトレーニングでしっかり身体を作っている筋骨隆々な主人公というのはいいね! 戦う主人公はこうでなくっちゃ。朱ちゃんがいやらしい視線で露骨にガン見していたのもよくわかります(笑) 一瞬、頬を赤く染めた瞬間を私は見逃しませんでしたよ!

ササヤマ殺しの犯人の関与が疑われる事件に、個人的怨恨を持つ狡噛は捜査から外された。しかし、ササヤマ殺しの犯人の傾向をよく知る狡噛は、独自に捜査資料を洗い今回の事件の分析を続けるうちに、これは別人による犯行であるとの結論に至る。

今日は狡噛さんとのウキウキ休日デート! 上機嫌でおめかししている朱ちゃんが可愛くてたまらない~。前に狡噛との仲を揶揄されたときは気のないフリして笑い飛ばしていたのに、2人の関係は順調に進展しているようで何より。もう素直じゃないんだから~♪

深夜に届いた朱の友人からの怪しい呼び出しメールは、槙島と泉宮寺が企てた悪趣味な殺戮ゲームの招待状だった。廃路線の薄暗い地下鉄道へと誘い込まれ、狩りの獲物として命を狙われるた狡噛たち。獰猛な猟犬と散弾銃が襲いかかる死の暗闇にて、狡噛たちは活路を見出し生き延びることができるのだろうか?

念願の武器を手に入れたことで、ここからは一方的な狩りではなく差しの決闘。激しい銃撃戦が繰り広げられた末、なんとか泉宮寺を仕留めることに成功した狡噛だが、自身も銃弾をもろに食らい重傷を負う。その隙にゆきの身柄は槙島にさらわれてしまった。応援に駆けつけた朱は、身動きの取れない狡噛の代わりに単独で犯人を追いかける。

目の前で友人を殺害された無力で無能で無様な朱ちゃん。このままいじけてシンジ君状態になるのか、それとも吹っ切れてスーパーサイヤ人になるのか、新年を跨いでずっと動向が気になっていました。……が、まさかの六合塚弥生過去話で肩透かし!

辛い現実に直面したあと、そのまま心挫けてしまうのか、それとも乗り越えて奮起できるのか。人間としての強さが問われる瀬戸際に立たされていた常守朱ですが、彼女は見事に立ち直ってくれました。

怪しいヘルメットを被った不審な男が、人通りの多い道端で突然ハンマーを取り出し、女性を数回に渡り殴打。目撃した通行人たちはそれを制止する気配もなければ、悲鳴すら上げずにただ遠巻きに傍観しているだけ。衆目の中、女性への暴行が容赦なく繰り返されるという異様な光景に、吐き気を催すような嫌悪感がありました。

前回に引き続き胸糞悪いというか、見ているこっちの色相が濁りそうな悲惨な描写の数々。シビュラシステムによる絶対的な秩序は、サイマティックスキャンを欺くヘルメットの存在によって脆くも崩れ去ってしまった。免罪符を手に入れた虐げられし市民たちは各地で暴徒化し、それを鎮圧する有効な術もなく、完全なる無政府状態。世はまさに世紀末。

狡噛と槙島、因縁の2人が遂に邂逅を果たす。Fate/Zeroの切嗣と綺礼然り、面識を持たぬうちから互いをライバルと認め合っていた2人の男が相見える瞬間というのは、実に興奮しますね。

生きた人間の脳をユニット化した大掛かりな生体コンピューター。シビュラの正体はもっと引っ張るのかと思っていたら、あっさり種明かししてくれましたね。私の推理は「1人の人間である」→「複数の人間の脳である」と変遷して行きましたが、結果的にはその2つを混ぜ合わせたようなものでした。

無能な宜野座が珍しく機転を利かせて有能っぷりを発揮したと思ったら、ド裏目に出て狡噛を射殺しなくてはならない最悪な状況に。マニュアル人間が無理して反発すると、ろくな結果を招かないということですか。そろそろ宜野座さんにもカッコイイ場面を用意してあげていいと思うんだけどなぁ(笑)

公安組織を抜け、自らの手で槙島を始末することを決意した狡噛。槙島の行方を追う手掛かりを掴むため、プロファイリング能力に長けた雑賀教授の元へと訪れる。

「正義の在処」ってFate/Zero 19話と同じサブタイトルだ! シビュラシステムによって真実が語られた今回はそれだけ重要な回ってこと? シビュラシステムが近所のおばちゃんかっていうぐらいベラベラお喋り好きだったのはなんかイメージ違う! 途中、「腹割って話そうぜ!」と言われたのはイラッときたなぁ(笑) 鉄砲のくせに生意気だぞっ。

あ、朱ちゃんがまるで別人に…!? 何かに達観してしまったかのような、低いトーンで淡々とした口調。冷静で落ち着いているように見えて、内心で沸々と滾っている“静かな怒り”が超怖い! 朱ちゃんどうしちゃったの~! でもそんな朱ちゃんが好きだぁぁ~!

無理を言ってドミネーターに渋々パラライザー固定を認めさせたというのに、それをあっさり人にあげちゃう朱ちゃん鬼畜! でも、普通の鉄砲の方が役に立つから仕方ないね。まさか最後までドミネーターが使えない武器のままで終わるとは思わなかったですよ。これじゃあ、宜野ネーターは浮かばれない。