僕らはみんな河合荘
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同居人の変人っぷりに嫌気が差してアパートを出ていこうとしたら、玄関で美人のヒロインと出くわして翻意するって、まんまめぞん一刻の導入ですなぁ(笑) でもいいんですよ。あまねくラブコメは、突き詰めれば総てめぞん一刻に行き着くのですから。それは剽窃ではなく、原初への回帰。だから、めぞん一刻でもいいんですよ(優しい笑顔)。

「今週はギャグを忘れて本題のラブを大いに語るぞ!」と気分一新で臨んだ第2話なのに、もう初っぱなからウンザリするほど下ネタの嵐で意気阻喪。なんなのこれ!? 僕らはみんな生徒会役員共なの!?

どうして律ちゃんとのラブコメが始まらない!? 私の興味は律ちゃんとのラブコメ一点に集約されているのに、それを差し置いてどうでもいい脇役の男関係が2連続で語られる謎の構成。宇佐君と律ちゃんのラブコメがいつまで経っても始まらないので、第3話だというのに本題に入った気がしませんよ!

とりあえず、律ちゃんメインのエピソードが始まってくれたのは良かった。相変わらずノリはウザイし、ギャグは寒い(文字演出復活しているじゃないですか…)んですけど、こうやって律ちゃんとのラブコメをちゃんと真ん中に据えてやってくれるなら、目を瞑ることができますよ。とりあえずね。

やっぱり、この作品に笑いの要素はいらないと思う…。1話~2話の頃は最初だから空回りしているだけかなと思っていましたけど、5話になっても順調に空回りしているので、もうこの先もずっと空回りし続けるっぽい。特にみんなで創作話を発表するくだりは肺呼吸できくなりそうなぐらいつまらなかった…。この感覚は、G.J?のエロゲをやったとき以来。G.J?のテキストと同レベルって、その下はないって意味ですよ。

もしかして、この作品は人情話路線でいった方がいいのかもしれない…。お財布を拾った縁で河合荘に遊びに来るようになった千夏という小学生の女の娘がメインの、今までとはチョット目先を変えたお話でしたが、意外とこっちの方がすんなり楽しめました。

近隣に痴漢出没という報を受け、普段読書に夢中になりすぎて無警戒な律ちゃんを痴漢の魔の手から守るべく、本人からナイト役を仰せつかった宇佐君が彼女の下校に付き従う。一緒に下校すること自体はこれまで何度も経験しているものの、彼女に頼られて一緒に付き添えるのは格別のよう。喜びで興奮しすぎるがあまり、律ちゃんをエロ目線で視姦していましたしね(笑)

変ショリ問題に伴う“やれやれ主人公疑惑”のせいで、宇佐君の支持率は急落。もはや政権運営に支障が出るレベルにまで落ち込んでしまったので、今週はなんとかカッコイイ一面を見せてもらい、失った信頼を取り戻していただきたいものです。

就寝前に、突然部屋にムカデが現れて恐怖におののく律ちゃん。麻弓さんも巻き込んで、夜間の河合荘に響き渡る大きな悲鳴。そんな今週のムカデ騒動は、初めてこの作品のコメディが面白いと感じられるものでした。

ん~。変ショリの話が絡むと急激につまんなくなる。せっかく流れを切り替えた9話がいい感じだったのに、今更また8話をぶり返してなにがしたいのやら。ていうか、まだ宇佐君は「変人相手はうんざり」とか上から目線で先輩を見下しているの? 寂しいなぁ。

今週の河合荘は「彩花さんの友達がやってくる」「律ちゃんに友達ができる」の2本立て。どっちも最高に面白かったわー! 河合荘もようやくエンジンがかかってきた感がありますね。キャラがこなれてきたせいか、会話劇にもキレが出てきましたよ。ここからどんどん面白くなってきそうな予感! って、次で最終回なの!? そんなー!!

むりやり合コンへと連れてこられた律ちゃんに迫る男の魔の手。イケメン特有の強引さにあらがうこともできず、今まさに貞操の危機…!! 途中から男の顔が宇佐君っぽくなったのは作画ミスではなく、宇佐君の脳内変換によるものだったせいですか(笑) くそっ、これは予想外で吹いてしまった!