映画
18

序が進化であり、破が変化であったならば、Qは開化と呼べるかもしれません。1から10まで作り替えられたシナリオは、まさに新しいエヴァンゲリオンの世界が開けた気分。その清新な空気を胸一杯に吸い込めば、同時に懐旧の念も去来する。昔私が初めてエヴァを見たときのあの興奮。よもやエヴァに熱中していたあの頃の高揚感を、今になって再び取り戻させてくれるとは…。

何やらフライングシャインのエロゲのようなタイトルですが、アニメミライというのは2010年度から始まった文化庁主導による若手アニメーター育成プロジェクト。アニメ会社各社がそれぞれ短編映画を製作し(龍 RYO、アルヴ・レズル、デスビリヤード、リトルウィッチアカデミア)、4本立てのオムニバス形式で上映されています。

紅莉栖もまゆりも死なないSteins;Gate世界線。劇場版の舞台は、原作のトゥルーエンドより1年が経過した世界ということで、私はオカリンを始めとしたラボメンメンバーたちの成長や変化に期待していました。

「風立ちぬ」はジブリ最高傑作。 といっても、私は別にジブリ作品をそんなに観ているわけではないんですけど。観たのはハウル以来久々で、最近のゲド・ポニョ・アリエッティ・コクリコは全部スルー。かといって過去作に思い入れがあるわけでもなく、大ヒットした「もののけ姫」や「千と千尋」の面白さはサッパリ理解できず、みんなの大好きな「ラピュタ」ですら心は動かなかった模様。「ナウシカ」に至っては、未だ一度も観たことがないという非国民でございます。

空から美少女が降ってくる安いボーイ・ミーツ・ガールには辟易としていますが、地面から美少女が降ってくるという逆転の発想(?)は面白い。普通の人間とは真逆のベクトルの重力に引っ張られている地底人パテマを中心とした摩訶不思議なファンタジー。我慢できないので先に結論言っちゃいますが、超傑作でしたよっ!!

まずアンジェラのキャラクターデザインに文句が言いたい! 開巻劈頭、いきなり切れ込みの激しいハイレグモノキニを身にまとった主人公アンジェラが登場すると、その3Dキャラらしからぬ艶めかしい肢体に思わず私は鼻の下を伸ばしてしまい、すっかり序盤の話を聞き逃してしまいましたから!!

PSYCHO-PASS2よ、これがPSYCHO-PASSだ! 第1期スタッフが中心となって製作された劇場版PSYCHO-PASSは、正統PSYCHO-PASSとして期待以上の名作に仕上がっておりました! お話的にも1期の知識さえあれば充分楽しめるものですので、2期は見ていなくてもまったく問題なし!(笑) 1人生意気な口を叩く変な女が混じっていますが、そいつはモブなので気にしないでください!

私は今までプリパラに一切の不満を感じたことがありません。「今週はイマイチだったな…」という思いが過ぎったことすらございません。それほどプリパラは、毎週毎週を常に全力で楽しませてくれる最高の神アニメなのです。だから今日、私は生まれて初めてプリパラのことを批判します! 血の涙を流しながら、劇場版プリパラを批判しますッッ!!

初4DX! 地元大阪に4DXの映画館がまだないため(今秋ガンバ新スタジアム隣に完成予定)、コミケで東京まで赴くこのタイミングで、是非4DXを体感してみたいと思っていました(MX4Dという同等の施設もありますが、感想では呼称を4DXで統一します)。ユキさんと、パウンだーさんと、堕落人さんにも付き合ってもらい(いずれも4DX初体験)、4人でユナイテッド・シネマ豊洲まで「ジュラシック・ワールド」を観に行くことに。

アイカツ!として二度目となる劇場版。昨年末に「大スター宮いちご祭り」が上映された頃は、まだそこまでアイカツ!にハマっておらず、結局観に行くことがないまま。しかし、あれから8ヶ月、自分でも引くぐらいアイカツ!にハマってしまった今の私は、今回の映画を観るために初日の一番早い時間に駆けつけていました。

プリパラのアイドルたちが自分たちの持ち歌を披露して、ファンからのたくさんの「いいね!」を集めてグランプリを目指そうというプリパラTVアイドル☆グランプリ。音楽番組形式にこれまでの人気曲が楽しめるシアターライブアニメで、早い話が「みんなで賞をもらっちゃいまSHOW!」ってことですね。

通算3度目となるプリパラの映画は、待望の全編オリジナルストーリー。前2作はなんだかんだで難癖つけてしまった私も、今度こそ「神映画!!!!!」と全面的に褒め称えるしかないと思っていたのですが、観終わった今、あとに残ったのは圧倒的な物足りなさ…。うーん、どうなんでしょう。私の要求が高すぎるのかなぁ?

スーパーガッカリエンド。絶賛放送中のアニメは佳境に入り、今まさに最後の盛り上がりを見せている僕だけがいない街。私はアニメを全部見終わってから映画を観に行こうと考えていましたが、先頃アニメで真犯人が明らかになりましたし、それならばと一足先に映画でラストを見届けることにしました。でも、そのラストが笑えるほどにひどかった!!

まず始めに、私はゴジラを観たのはハリウッド版だけで、日本のゴジラは観たことがなかったです。この手の大掛かりなディザスタームービーは、どうひっくり返ってもハリウッドに敵いっこない、日本のショボいCGで観る価値はないという先入観がありましたので…。シン・ゴジラも庵野監督が手掛けているとはいえ、それほど興味はありませんでした。それが公開後絶賛の嵐だったので、慌ててIMAXで観てきましたよ。完全に評判に釣られての流行後追いです。

マイクをメガホンに持ち替えた星宮いちごちゃんが映画監督となり、何でも願い事が叶う魔法のアイカツ!カードを巡る物語を、大空あかりちゃんを主役に据えて撮影する劇中劇。アイカツ!恒例のドラマ回を映画に持ってきた感じで、いつも通り愉快でカオスなスラップスティックコメディが繰り広げられていました。

日本アニメーション史上に燦然と輝くであろう一代の名作。既に興行的な大ヒットを収め社会現象となりつつありますが、この作品はもっともっと評価されていって、「君の名は。」旋風はまだまだこれからが本番となるでしょうね。純粋に素晴らしく、すごいと思える映画でした。ポスト宮崎駿レースは完全に新海誠さんが頭一つ抜け出したかなー。

障害者を利用して感動を誘引するのは、感動ポルノだと指摘する声があります。先天性な聴覚障害を持つ少女を題材にした聲の形は、感動ポルノの一種かもしれません。しかし、聲の形の主題はあくまで主人公石田将也の成長物語。幼い頃に取り返しのつかない過ちを犯してしまった少年が、彼女のために自分は何ができるか問い続け、仲間との繋がりを通して、再び彼女の笑顔を取り戻そうとする。そこには感動ポルノと呼ばれる下卑たお涙頂戴の赴きはないのです。

「ねぇねぇ、聞いてや! 今朝めっちゃ面白い夢見てん!」と聞かされる他人のクソつまんない夢の話の如き地獄の95分。よくもまぁ、こんな中身すっからかんの与太話のような作品を、大金投じて超豪華な映画に仕上げようとしましたね。