TAG 少年漫画

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推しが武道館いってくれたら死ぬ 書評

これまでのアイドルアニメの多くでは、意図的にアイドルファンの存在は避けられてきました。アイドル作品においてリアルなアイドルファン像は不必要なのかと自問自答があった中で、アイドルファンが主役としてフォーカスされている本書を読み、やはりアイドルという題材にはリアルなファン描写は必須であるのだと確信を深めました! この先、アイドル作品を手掛けようとする者たちは、全員この本を教科書にしてほしい!

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ガーリッシュナンバー書評

一躍花形職業に躍り出た声優の人気上昇に伴い、声優業界を舞台にした作品が目立ち始めました。今秋アニメ化が予定されているガーリッシュナンバーもその1つ。競争の激しい声優業界の中、新人声優が奮闘する姿が描かれるのは従来作品と変わらないものの、少し毛色が異なるのは、主人公にやる気がないってところでしょうか。

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俺コイ!! ~Boy’s side~&~Girl’s side~書評

「俺物語!!」と「ニセコイ」のキャラが作中で共演を果たすという大変珍しい試みのコラボ企画。雑誌の枠組みを超え、少年誌少女誌の枠組みを超え、何故この作品同士をコラボさせようとしたのか動機は不明ですが、俺物語が今少女漫画を代表するラブコメなので、ニセコイが少年漫画を代表するラブコメとして選ばれたってことですかね?

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空が灰色だから書評

なんでこんな漫画が描けるんでしょうか。作者には畏敬を通り越して畏怖の念を感じずにいられない。硬軟取り混ぜた様々なジャンルによる1話読み切り型オムニバスストーリーは、10代の少女を中心としたナーバスで“上手くいかない”人間模様が克明に描かれており、「心がざわつく思春期コミック」という煽りが実に的確にその性格を表しています。

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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!書評

オタク、中二病、非モテ、根暗、いわゆる非リア充属性を持つヒロインが最近は山のように増えてきましたね。これは自分と同じ境遇の女子であれば、ダメな自分でもありのまま受け入れてくれるだろうという男性読者の身勝手な願望が背景にあるからでしょう。黒木智子の喪女設定も、所詮読者に親近感を持たせるための“萌え要素”に過ぎないと高を括っていました。