ブラジルワールドカップ日本代表総括

ザックジャパンの未勝利敗退を受けて、日本列島にこだまする怨嗟の声。怒りにまみれたバッシングの嵐。ザックジャパンの総括をするつもりでしたが、今回は日本人とサッカー日本代表について真面目に語ってみたいと思います。

ドイツでの失望というが、失望というのは、より多くのものを望み過ぎたからするものだ。そういった楽観的な見方はどんな根拠に基づいていたのか? 理由として、1つはこちらが充分な情報を持っていなかったのではないか? ということが挙げられる。もう一つは正しい情報を得ていたが、相手チームを見下してしまったのではないか? ということだ。日本が多くを期待し過ぎた原因は、どちらなのか?

私のこのコメントに対して、ガッカリした人もいるかもしれない。だが、物事は現実的に客観的に見て、未来のことについて話し合っていかなければならない。ただ、自分たちの能力以上のものを望むと、そこに待っているのは失望ということになる。

8年前のオシム就任会見の金言を、日本人は完全に忘却していたようで。マスコミとファンは、8年前と同じく明らかにザックジャパンに多くのものを望みすぎ、思い上がって相手を見下していました

今回の結果を受けて、日本代表を「不甲斐ない」と失望していることこそが、私は驕りそのものであると思います。格下相手に不覚を取ったならともかく、日本はグループC4カ国で最も格下。格下が格上に負けることに何の不条理があるというのでしょうか? 日本には戦犯や敗因を探る資格すらなく、ただ実力不足で順当に負けたという、これ以上ないシンプルな話にすぎません。

実際に戦っている選手たちは、ベスト8だろうが優勝だろうが好きなだけ高みを目指せばいいと思います。戦う前から弱音を吐かれても困りますし、選手として己の限界を定めないのは大事なこと。でも、第三者のマスコミとファンが一緒になってちゃダメでしょと。もっと現状の日本代表の実力を冷静に分析して、地に足の着いた目標設定をしなければ。

サッカーはいつだって番狂わせが起きるもの。だから、奇跡を信じて日本代表を全力で応援するのですが、奇跡が起きなかったからといって、それで文句を言うのはやっぱり違うと思いますよ。「宝くじ買ったけど当たらなかったぞ!」とキレられても困りますしね。

~日本代表のノルマ~

日本代表の実力に見合ったノルマはどの程度が妥当なのか? 個人的には「グループリーグ突破」ではなく、「ワールドカップ1勝」でもなく、「ワールドカップ出場」だと思っています。要するにザックジャパンは既にノルマを果たしていたという感覚なので、1勝もできずに帰ってきたとしても、私は労いの気持ちでザックジャパンの選手たちを讃えたいんですよね。

問題なのは、今の日本はゆるゆるのアジア枠のせいで簡単にワールドカップに出場できてしまうこと。このことが日本代表の目標設定を難しくしていると思います。現状「ワールドカップ出場」を目標に掲げるのはハードルが低すぎるため、身分不相応なワールドカップでの活躍が義務づけられちゃっているんですよねぇ。

今大会、アジア各国は全滅と言っていい惨状ですし、もうアジア枠に4.5はいらないと思います。3まで絞っていいですよ。もっとワールドカップ出場することに苦労できたなら、日本は「ワールドカップ出場」という価値の大きさを再び思い出せるのではないでしょうか。

~選手への個人攻撃~

本当にもう、本田へのバッシングは目に余るものがありますね…。連綿と続くこの異常な本田叩きは何事なんですか。どんなに活躍しようが一切その功績に目を向けず、姑の如く短所を目敏く論っては否定し続ける。壮行試合のザンビア戦で2得点をした本田を、ボールに絡まなかった斉藤学より低く評価するとか、もはや本田への憎しみしか感じられません。

ワールドカップ本番でも、本田は良くやっていました。MOMも取りましたし、日本の全得点に絡む1得点1アシスト。彼のポテンシャルが十全に発揮できたとはいえなくても、日本代表の中では内田と並んで一番通用していた選手だと思います。なのに、心ない中傷で国賊のように批難されるのですから、本当に気分が悪いです。

本田バッシングはサッカーの能力面に対する批判よりも、対人論証が多いから聞くに堪えないんですよ。かつては中田英寿や中村俊輔も同じような人格批判に晒されてきましたので、もうこれは日本人の国民性なんだと思うようになってきました。4年後もまた標的を変えて、誰か選手を吊し上げて楽しんでいるんでしょうねー。

コートジボアール戦後、「日本にはドログバのような絶対的なカリスマを持つリーダーがいない」と嘆く意見がありましたけど、もし日本にドログバが生まれていたとしても、どうせ国民が総掛かりでドログバを潰していますよ。日本にリーダーがいないのではなくて、リーダーを容認する土壌がないだけ。

~4年後の日本代表~

ザッケローニの否定から、また新たな標を探すことになった日本サッカー。チョット上手くいかなかったらすぐ否定に入って、目新しいものに希望を見出して飛びつく。堪え性がないですね。4年周期で毎回1からリセットし続けるつもりかと。

なんなら、次は今流行りの5バックにして堅守速攻でもやります? 監督はサガン鳥栖から尹晶煥監督を強奪してくればいい! 世界の舞台で勝つことだけを考えるなら、カウンター狙いのサッカーが一番利口だと思いますし、専守防衛がモットーの日本的にはその戦術が一番性に合っている気がしないでもないんですけど。

まぁ、次の監督が誰になってどういうサッカーを指向するかは個人的にそんなに興味なくて、私が気になっているのは次のワールドカップにガンバの選手がいてくれるのかという一点! 日本代表にガンバ所属(出身)の選手が誰もいない事態になると、私の日本代表への興味が著しく低下する…! これはまずい! なんとか宇佐美が代表に引っかかってくれないとー!

~日本代表の皆さん、お疲れ様でした~

特に遠藤選手・今野選手、お疲れ様でした。遠藤は出番に恵まれなかったのが残念でしたけど、34歳になってもずっと代表の第一線でい続けられたのは素晴らしいこと。長期に渡って、誰よりも日本代表に尽くしてきてくれた最高の功労者だと思います。

遠藤がいるから遅攻になるんだ! バックパスすんな! 守備が軽すぎる! もっとスプリントしろ! 髪型気にしてんじゃねぇ! 弛んだ腹どうにかしろ! などなど、遠藤もいろいろこっぴどく叩かれてきましたけど(概ね正論ですが)、代えの利かない唯一無二の存在として、ずっと日本の舵取り役を担ってきていました。煌びやかな海外組が占める代表の中で、一途にJリーグで戦い続けてきた国内選手が日本の屋台骨を支えていたというのも、誇らしさを感じるじゃないですか。

と、まるで遠藤が代表引退するような送辞を書き連ねてしまいましたが、本人は代表を退く気は更々ないと口にしていますので、しれっと4年後もまだ代表でやっているかもしれないですね~。こうなったらモンドラゴンの記録を抜くまで頑張って!

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 私はあまりサッカーに詳しくないので大したことは言えないのですが、本田をバッシングするのは違うんじゃないかと思います。
    個人的には本田の言動は好きじゃないので、嫌う人の気持ちは分かります。でもアシストと自分のゴールで結果は出したじゃないかと。他の点を入れていない選手を置いて彼だけあげつらうのは奇妙です。

    >次期監督
    私には監督がそんなに劇的にチームに影響を与えているように見えないので、個人的には日本人なら誰でもいいです。
    ちゃんと会話できずに選手と信頼関係築けてるのかずっと気になってるので。

    • 南アフリカ大会のときに散々持ち上げたから、今度は落として叩く番だと決めつけていたような論調。むしろ1ゴール1アシスト1MOMで叩きにくくなったと舌打ちしていそう。

      >(次期監督)個人的には日本人なら誰でもいい
      日本人だと、結果を出している森保一さんがファーストチョイスでしょうか。他には、関塚隆さん、手倉森誠さん。個人的には高木琢也さんも好き。でも、私の一番の希望は西野朗さんですけどね(笑) 西野さんが代表監督になったら、めっちゃ日本代表応援するのにぃ!

      まぁ、日本人と限定しなくても、日本人の特性と日本のサッカーを熟知している人。つまり、Jリーグでの監督経験がある人を選ぶべきだと思いますね。ペケルマンだのアギーレだのが後任人事として噂されていますが、それならまだストイコビッチがいい。いい加減、監督の名前の大きさだけで選ぶブランド志向はやめて欲しい。

  2. W杯に出るからには優勝を目指すのは当然だと思います。世界一を決める大会で優勝を目指さず何しに行くのだと?観光や親善試合するわけじゃないんだから。
    ただ、それを声高らかに宣言するのは不味かったかもしれないですね。
    今回の敗戦について専門家なんかは色々言ってますが、はっきり言えば弱いから負けたんです。気候だなんだと言うなら最初から準備してないのが悪い。強い所は結果を出してる、単純なことです。
    では、弱くて負けたなら今後は如何に強くなるかを皆で真剣に考えて貰いたいですね。特に協会!

    • 大きな目標を宣った上で、その理想に向かって邁進していく方がいいと思うんですけどね。無謀と言われた壁を幾つも突き破って今日があるのが、日本代表の選手たちなんですから。

      しかし、世間の人たちはそれをマニフェストだと捉えているみたい。「選手の意気込み」を許容できず、公約違反の政治家のように弾劾するのであれば、もう選手たちは何も言わずに黙っておく方が得策ですね。インタビューされても「精一杯頑張ります」とか適当なこと言っておけばいいんです。

      >弱くて負けたなら今後は如何に強くなるかを皆で真剣に考えて貰いたい
      そうですね。そういうのを考えるのって結構楽しいと思うんですが。トライ&エラーの精神というか、世界の厚い壁を実感したなら、その壁をクリアするまで根気よく日本代表を応援したらいいんですよ。とんとん拍子でワールドカップ優勝しちゃったら、逆につまんないですよ。

  3. 選手が声高に優勝を目標に掲げるのはいいと思います
    目標は人前で宣言してこそ頑張れるものです

    マスコミが煽るのも個人的には仕方ないと思います
    ネガってた4年前の掌返しのほうがかっこ悪かったし
    テレビで後ろ向きなことは言って欲しくないです

    私は世間の「選手の大口やマスコミの煽りに騙された」という言い分に一番失望しました
    みんな自分で期待できると考えて期待していたわけではなかったのですね

    • いや~。ほぼほぼ私と同じ考えですね~。「ネガってた4年前の掌返しのほうがかっこ悪かった」というのも同意。自分もネガって手の平返した側でしたけど…(笑)

      マスコミは煽り気味のスタンスで全然OKなんですが、「格上ばかりで厳しいけど、日本にもチャンスはあるよ!」みたいな応援の仕方してくれりゃいいのに、もう日本のグループリーグ突破は既成事実のような報道をしてくるから。

      そのあと「煽りすぎました! ごめんなさい!」って素直に反省してくれれば「まったく、しょうがねぇ奴らだなぁ!」と笑って済ませるんですが、奴らは自分たちが煽っていた事実を忘れて、今度はすぐ叩く側に回る変わり身の早さ(笑)

      >みんな自分で期待できると考えて期待していたわけではなかった
      私もそこが気になりました。貴方の意志はどこにもなかったのかと。都合が良ければ「信じてた!」。都合が悪ければ「騙された!」。それはチョット虫が良すぎるっていうか…。

  4. 浅生さんは熱心なサッカーファンで、より選手の味方の立場なんだと思いますが、
    日本の国民性っていうと、そうなのかな~って気がします。
    国際大会ってどこの国でもこういう様子なんじゃないのかな?と。
    海外に住んだ事ないので、実際に風潮を肌で感じたわけではないですが・・・。
    今回もイタリアのバロテッリとか、戦犯の汚名を着せられて
    イタリア人じゃないとまで言われてる、なんてニュースも飛び込んできますし・・・。

    海外の有名なスター選手達も、別に国民が優しくしてくれたからスターになったわけじゃないと思うんですよね。
    結果が出せなければ当然バッシングされるし、
    有名になればなるほどその振れ幅は大きくなりプレッシャーも掛かる。
    そんな中でも結果を出してきたからこそスターなんじゃないかと。
    国民性と言うなら、言い方は厳しいですけど
    そういうバッシング等に打たれ弱いのが国民性なんじゃないかな・・・。
    って、別にバッシングを正当化する言い分ではないですが。
    世界を目指す以上、強くなるしかない。

    ただまあ、日本ってワールドカップ以外のサッカーに興味薄すぎるので、
    事実誤認が激しいってのは確かにありましたよねー。
    国内リーグの盛り上がりに比較して、
    ワールドカップ一時(だけ)のお祭り感は日本独特のような気もします(^^;

    • 日本がイタリアぐらい強ければ、私は選手の不甲斐なさを大いに批判していたと思いますよ(人格批判はしませんが)。本文でも書いてあるように、「格上に負けること」と「格下に負けること」には大きな隔たりがあると思います。

      イタリアは優勝を義務づけられている強国ですから、当然ファンの要望は高いですし、結果が出なければ批判が厳しくなるのも当たり前。日本だって、ベトナム辺りに不覚を取って、ワールドカップ出場を逃しでもしたら、大いに批判されるべきです。

      「日本が1勝もできなかった」という結果だけを見て、日本の選手を「情けない!」と叩くのは、即ち日本だけしか見えていないということです。

      日本のマスコミは、試合後の選手採点でも日本の選手だけを採点して、対戦相手の採点は行いません。所詮まだその程度のサッカー文化なんですよね。ワールドカップをお祭りと捉えている緩いファンならそれで全然構わないんですけど、マスコミやサッカーファンを自称するものがそれでは困りますよってことで。

      日本のサッカーが強くなるためには、選手たちのレベルアップは勿論ですが、マスコミとファンも共に成熟しなければ。「イタリアも厳しくやってるから俺らも厳しくやろう!」という見様見真似のブーイングが一番ダメだと思います。イタリアと日本の立場の違いもわからず、ただイタリアの猿真似をしたところで日本はイタリアになれませんので。

  5. 確かに選手にだけ責任を負わせてバッシングするのは違うと思いますが、海外組を中心に選手のほうにも慢心というか、調子こいてた部分が少なからずあるのも事実だと思います。
    今にして思えば。せっかく呼ばれたコパアメリカには絶対出ておくべきだったなぁと。あそこでボッコボコにされておけばと悔やまれます。そういう意味では興行優先の協会批判をしているセル爺の意見にも一理あるなと。

    ジーコのときもそうだったように、日本は選手を大人扱いするとダメな気がします。もっとキッチリ選手を締め付けられる人、トルシエくらい独裁というか監督のアクが強いほうがいいのかも。次の監督候補としてアギーレだのペケルマンだのピクシーだのの名前が挙がっていますが、私は思い切ってマガトみたいなキ○ガイ一歩手前に任せてみるのもアリかなーと。まぁマガトは絶対失敗すると思うので日本との関係性などからドゥンガがいいんじゃね?と脳天気に思ってます。
    ザッケローニについては、まぁ可もなく不可もなくだったかな。ただやりたいことは分かるけど、だったら呼ぶ選手が違うだろうとは思いました。最終的にパワープレイに頼るならハーフナーか豊田はせめてベンチに入れておくべきでした。

    • 震災の影響だったとはいえ、コパ・アメリカの不参加はもったいなかったですねぇ…。日本の根深い南米苦手意識を払拭するためには、とにかく南米で数多く試合をこなすことだと思います。コパ・アメリカなんて最高の経験になったはずですよ。少なくとも、「高温多湿が~」みたいな言い訳は聞こえてこなかったはず。

      >興行優先の協会批判をしているセル爺の意見にも一理ある
      セルジオさんの批判は意味のある批判なので聞いていて楽しいです。批判でもこういう愛のある批判、未来を示す批判は好き。否定しかしない批判はウンザリ。

      >思い切ってマガトみたいなキ○ガイ一歩手前に任せてみるのもアリ
      おお、確かに鬼軍曹タイプの監督は一度見てみたいですね。日本人の気質に理解があるマガトやドゥンガならぴったり。言われたことは文句言わずにやるけど、自立心が決定的に欠けている日本人には、こういう管理者タイプの人間が向いていると思いますし、即効性もあると思います。

      ただ、日本人には自立心が欠如しているからこそ、ジーコのように「自立心を芽生えさせる」監督を起用し続けた方がいいんじゃないかな~とも。これから先、ずっと日本はこの欠点から目をそらしたままでいいのかな。

      >パワープレイに頼るならハーフナーか豊田はせめてベンチに入れておくべき
      パワープレイを捨てるというザッケローニの判断は「それもありかな」と思ったんですよ。確かにパワープレイ要員で豊田を呼んだところで期待値は低いですから、それならいっそ選択肢から外してしまえばいいと。……なのに、本番でパワープレイをするから何が何やら。

  6. あ、うーん、別にイタリアの真似をしろってわけでなくて
    バッシングの内容はそれぞれでも、どこの国でもある事なんじゃないかなっていう例で言っただけなんですが、
    まああんまりサッカーに詳しくない自分がどうこう言う事じゃなかったですね・・・(^^;

    日本は目標が設定し難いっていうのはそうですよね~。
    予選は割とすんなり(でも無いのかも知れませんけど)突破出来てしまうけど、
    本選であまり活躍出来ないのも見てて寂しいですし・・・。
    まあ今回はアジア勢全滅ですから、本当しょうがないですけど;;

    しかし日本人は日本以外の試合に興味ないっていうのは勿体ない。
    もうワールドカップ終わった空気だし!
    むしろ本番はこれからで、にわかの自分でも強い国のサッカーは見てて楽しいのに~。
    海外の試合見ないと、日本の客観的強さもよく分からないですし。
    妹とかあまり興味ない人なので、この時期チャンネルの奪い合いが起きてますよ(笑)。

    • アジア予選とワールドカップ本選は連結していないので、予選突破を果たしたら「じゃあ、次はワールドカップでベスト16!」とついつい欲が出てしまう。ワールドカップをボーナスステージと捉えて、「1勝できれば儲けもの!」みたいな感覚でいいと思うんですけど。

      >もうワールドカップ終わった空気
      嘘のように静まりかえりましたねー。あれだけサッカーサッカー騒いでいたのに…(笑) みんな本当に日本代表が勝てるって信じて疑っていなかったんだなぁ。

      でも私も、今回はそんなに熱を入れて視聴できていません。放送時間の都合上、どうしても結果を知った上での視聴になっちゃうんで…。そのせいで録画はしているけど手を付けていない試合がたくさん。

  7. 実力不相応の多くのものを望みすぎと言いますが、少なくとも前回は1次リーグ突破を果たせたわけで、皆が今回もと思ってしまうのは別に不思議なことではないと思います。

    また、バッシングというと聞こえは悪いですが、これって結局期待の裏返しでもあると思うんですよ。
    確かに人格を否定するようなバッシングは見当違いだと思いますが、期待を受けて出場して、駄目だったら場合は非難される。これもプロであり、勝負の世界に生きる以上当然のことだと思います。
    それが期待しすぎだというのなら、はい、我々も最初から期待なんかしません。どうぞ勝手にやってくださいと言いますし、無論後でバッシングすることもないでしょう。
    ですが、日本サッカーにとって本当にそれで良いのでしょうか?
    宝くじを買って当たらなかったからといってキレるのは困りますが、だからといって皆が皆、どうせ当たらないから宝くじなんて買わない。なんてことになっても困ります。
    選手、監督、協会の人たちは、ぜひこのバッシングを真摯に、敗戦を屈辱と受け止め、そこから這い上がってほしいと思います。
    それができないなら身を引くしかない。冷たいようですが、彼らはごく普通のサラリーマンではなく、世界を相手に戦っている戦士なのですから。

    ただ、私は今回も日本チームを空港で1000人もの人が温かく出迎えたと聞いたとき、やはり日本のファンってなんだかんだ言いながらも他国よりも優しいと思いましたよ。

    • 「前回グループリーグ突破できたから、今回も突破できるはず!」と期待を持つのは確かに不思議じゃないですね。私だって、日本がグループリーグを1勝2分で突破してくれる理想を思い描いて、全力で応援していました。

      しかし、「前回グループリーグ突破できたから、今回も突破できて当然!」という考えは、期待ではなくただの驕り。理想とノルマを混同してしまっているからこそ、今回の結果に憤慨して、選手に当たり散らしてしまうことになるんだと思います。

      本文をご覧いただければわかりますが、私はバッシング自体は否定していないです。ただし、闇雲にバッシングすればいいのではなく、すべき時にしっかりすること。格上相手に敗れた日本代表をバッシングする必要があるのかどうかは、それぞれの考え方次第といったところですかね。

      日本と似た境遇の韓国では、空港でファンたちが選手に飴をぶつけてうさ晴らししていました。ワールドカップ出場権を勝ち取り、世界の強豪に立ち向かい、力及ばず敗れてしまった選手たちに、物を投げつけて怒号を浴びせる韓国ファン。私は日本にこうなっては欲しくないんですよ。

      >期待しすぎだというのなら、はい、我々も最初から期待なんかしません
      オシムさんだって「期待をするな」とは仰ってはいません。「失望するぐらい多くのものを望みすぎるな」と仰っていたのです。総ては程度の問題。「期待しすぎる」のと「期待しない」の2択で選ぶのではなく、中間の期待感を持てばいいと思いますよ。