ガンバ大阪が天皇杯を制し、リーグ・ナビスコ・天皇杯の3タイトルを総なめ! 史上2チーム目となる三冠達成!

祝・J1昇格からの即トレブル!! 後にも先にもこんな奇跡的な偉業は見られないかもしれません。永遠に(私の)記憶に残るであろう2014年ガンバ大阪の勇姿、本当に感動的でした。どうもありがとう!!

ゲームは、前半4分に早くもガンバが先制。東口のロングフィードからパトリックがポストで落として、すかさず反応した宇佐美がねじ込む。こういったシンプルなカタチで決められたのは素晴らしいです。GKのフィードが起点になるような得点は、去年までのガンバでは見られなかったゴールシーン。藤ヶ谷との差はこういうところでも如実に出てきますね(笑)

優勝を果たしたとはいえ、連戦によるコンディション低下が顕著だった最近のガンバですが、今日はこれがラストゲームだからか、スタートからかなり動きが良かったです。高い位置から早めに2人で囲んでボールを奪取し、手数をかけずに得点機に繋げていましたから。後半は逆にモンテディオのハイプレスに苦しむことになりましたけど…。

ペナルティエリア内で宇佐美のパスを受けたパトリックが、右足を振り抜いてゴール隅に豪快に叩き込む追加点! パトリックは足を使ったシュートがものすごくヘタクソなのに、ここでまさかのスーパーゴールが飛び出してびっくり!

パトリックがとうとうメガシンカを遂げたのかと思いましたが、その後巡ってきた三度の決定的チャンスでは、いつものように明後日の方向へと外してしまう(笑) やっぱり最初のシュートはまぐれ当たりだったみたい…。まぁ、他がすごいからいいんですけどね!

2点リードしたあとは、攻撃を宇佐美・パトリックの2人だけに任せてイージーに勝ちに行くガンバ。この2人だけでも、しっかり得点チャンスは演出できますから心強いですよ。宇佐美は守備をしないと方々から叩かれますけど、宇佐美がいることで攻撃の脅威を与えつつ、人数を後ろに残しながら守備ができる。ボールを追いかけてインターセプトするだけがFWの守備じゃないってことです。

後半17分にはロメロ・フランクに1点を返されて雲行きが怪しくなりましたが、そんな不安を払拭する宇佐美のだめ押しゴール。モンテディオはロメロの交代が少々早すぎたのかもしれません。早々に3人交代カードを切ってしまったことで、足が吊った山田の抜けた穴を埋めきれず、バイタルエリアで宇佐美をドフリーにさせる愚を犯してしまいましたからね。

これだけのお膳立てがあれば、キッチリ決められるのが宇佐美。今年のパーフェクトシーズンを締めくくるのは、やっぱりこの男ですよ~。宇佐美はこれで今シーズン21ゴール14アシストの活躍! 前半戦を怪我で欠場していてこの成績ですから、今年のガンバ三冠は宇佐美貴史の存在があってこそ! ガンバサポーターの両親に生まれた生粋のガンバサポーターが、自らの力でガンバを初めての三冠に導くとは、漫画のようなシナリオじゃないですか~。

今年はできすぎだと思えるほど、何もかもがガンバの理想通りに推移してくれたシーズンでした。応援している側としては、まさに夢心地の1年。目指せるものは全部成し遂げてしまったので、逆に来年のモチベーションが下がっちゃいそうな気もしますけど、来年は来年でACLがありますので、まだまだ今年以上の興奮と感動を期待することができます!

Jリーグのサポーターの中には、ACLを罰ゲームと称して、「あんなの勝てなくてもいいんだ」と強がり(負け惜しみ)を口にする者も多いですが、過去にACLを制した経験を持つレッズ・ガンバのサポーターなら、恐らくACLが罰ゲームなどという感覚はないはず。劣悪な状況下で、タフに勝ち抜く喜びを知っていますんで。近年惨敗を繰り返し、韓国・中国の後塵を拝している日本勢だけに、来年こそは絶対に日本のJリーグがアジアを席巻したい!

いつまでもアジアで勝てないようでは、Jリーグでの優勝そのものが無価値なものになりますし、ACL称号はある意味でJリーグ連覇よりも大事なこと。ガンバ大阪は三冠王者として相応しい戦いっぷりをアジアの舞台で見せてもらわなきゃ! 来年はG大阪・浦和・鹿島・柏の最強布陣で、是が非でもACLを獲りに行く!

週刊サッカーダイジェスト増刊 2014Jリーグガンバ大阪リーグ優勝記念号 2014年 12/31号 [雑誌]

出版社:日本スポーツ企画出版( 2014-12-11 )

定価:

雑誌 ( ページ )

ISBN-10 :

ISBN-13 : 4910239981246


6 Responses so far.

  1. ヒンメル より:

    ボールを押さえたあとの、攻撃に転じる時の東口は普通にフィールドプレーヤーなんですよ。
    その正確無比なロングフィードでアルビレックスも幾度と無くゴールに迫ったものです(決定力が無いので迫っただけな場合が多い)
    度重なる負傷の影響か、一時期キックの正確さが低下していたように見受けられましたが今はもう大丈夫みたい。

    シーズン序盤でガンバがまだ低迷していた頃、チームとしてもまだ東口の使い方が分かってなかったのか、東口がロングフィードする気満々なのに攻撃の体制が整ってないような場面が散見されたように思います。藤ヶ谷に慣れきっていた弊害でもあったのかもしれませんけど。でも東口のフィードで攻撃に移れるんだと分かってからのガンバの攻めは本当にすごかったですね。
    全盛期東口の、チョヨンチョルの足元にピタリと吸い付くようなあの変態フィードがまた遠からず見られるようになるのではと期待しています。でもできればアルビ戦以外でお願いします。
    本当に、ガンバというクラブにふさわしい超攻撃的GKだと思います。悔しいけど。

    • 藤ヶ谷時代はゴールキックがそのままサイドラインを割っていたりしたので(ギャグじゃなく)、ゴールキックから攻撃を展開するという発想そのものがガンバの選手になかったのかもしれません(笑) あれだけ低い弾道でピンポイントにロングボールを供給してもらえたら心強いですね。FWがヘッドで後ろにそらすだけで、もう得点チャンスなんですから。

      藤ヶ谷に辟易としていた私は、「とりあえず、ミドルシュートを相手FWの足下に弾かない人なら誰でもいい!」だったのですが、まさかこんな最高のGKが来てくれるなんて。

      攻撃的GKとはいえ、やたらめったら飛び出すタイプではありませんし、ピンチにおいては安易な一か八かで身体を投げ出さずに、しっかり相手のシュートを見て待てる選手。シュートコースを限定させるために巧みにDFを動かし、零してはいけないところは弾かずに確実にキャッチしてくれますし、本当に頼り甲斐のあるGKです。長年悩まされ続けてきたGK問題がこれで5~7年は安泰かと思うと、嬉しい限りですよ。

  2. のの より:

    改めまして、ガンバ大阪トレブル達成おめでとうございます。
    先制点の東口からのフィードをパトリックが落として宇佐美が決めたシーンはスーパーでしたね。
    ただ、パトリックが繋がないでそのまま反転シュートだと、ウチのトッ君レベルのゴラッソだったかと(笑)

    しかし、前線にポゼッションの異物が混ざっている時のガンバは本当に怖いですね。ポゼッションに見せかけてのダイレクトプレイでの一発があるのは、石さんサッカーのような鬼プレスを回避できますし、リトリートで守る相手には高さとエリア外からのミドルを見せ技に使ってボール回して揺さぶって相手の体力と集中力削れますから、本当に相手にしたくないチームです。

    罰ゲームに関しては、鳥栖が今年引いていたら戦い方はアジア仕様なので面白かったでしょうし、同時に選手層的には苦しかったかもしれませんね。基本サブにも選手揃っている浦和やガンバ向きですし、ウチのような外国籍選手を売却する見本市として活用したいチーム以外は…でしょう。

    >エステバン
    昨年度の90分間あたりのインターセプト数J2NO.1でタックル数も当然のごとく高いですから、データで見る分では昨年NO.1のボールゲッタータスクのセントラルMFだったかと。ダニルソンもコロンビア出身ですし、あのポジションで身体張れる選手が生まれる土壌かもしれませんね。

    • ゴール正面2Mぐらいの距離から、ゴールバー上空にシュートを外すパトリックにそんなテクニカルなシュートは不可能かと(笑) でも日本代表にもこういう選手ほしいですよー。足元は素人レベルでも、恵まれた体格を用いた競り合いと、空中戦には絶対の自信を持っているような。大迫も柿谷も器用な選手であるだけに、今一歩一流の壁を突き破れていない感じ。ヘタクソでも、これだけは負けないとストロングポイントがある前線の選手がほしい~。

      >前線にポゼッションの異物が混ざっている時のガンバは本当に怖い
      ポゼッション、ショートカウンター、放り込みと使えるカードが増えたことが、今のバランスの良さにも繋がっていると思います。ファイアにブリザドにサンダーも憶えているから、どんな属性の対戦相手が現れてもその弱点を攻められる的な? まぁ、徳島戦では無様な姿を見せてしまいましたけどね。

      ACLではJリーグ以上に多種多様なチームと対戦しなくてはなりませんが、今のメンバーなら充分対応し切れると自信を感じています。今オフ、レッズは必死に新戦力をかき集めていますが、ガンバはむしろ現有戦力の維持の方が大事。

      >(エステバン)データで見る分では昨年NO.1のボールゲッタータスクのセントラルMFだった
      私も1試合見ただけで偉そうには語れませんけど、フィジカル、運動量、献身性、危機察知能力と、ボランチとしては極めてハイレベルな選手に感じました。年齢がちょっといっているのが残念。まだ20代だったら、J1上位チームから確実にヘッドハンティングされていますね~。

  3. ブランドン より:

    ガンバのトリブルおめでとうございます。今年終盤のガンバは全盛期のジュビロにも匹敵する圧倒的な強さでしたね。浅生さんもお喜びなのではと思ってみてました。優勝の喜びで道頓堀には飛び込まれましたか?笑

    僕も天皇杯の試合は見てましたが一番の収穫は豊田の解説力がハンパなく高かったことだと思います笑

    • 喜びのあまり道頓堀に飛び込みたいところですが、さすがにこの時期は寒くて死にそうなので、温かくなってからにしようと思います!

      >一番の収穫は豊田の解説力がハンパなく高かった
      豊田の解説はベテランの風格ありましたね。まだ現役選手だというのに、河口正史ばりに解説が上手い。フェアプレイにこだわった視点での解説は面白かったです。蝶ネクタイも似合っていました(笑)