2015NBAファイナル ゴールデンステイト・ウォリアーズが40年ぶりのファイナル制覇

カリー&トンプソンのスプラッシュブラザーズ擁するゴールデンステイト・ウォリアーズ(GS)と、古巣復帰1年目となるスーパースターレブロン率いるクリーブランド・キャバリアーズ(CLE)が対戦。私はステフィン・カリーが好きなので、応援していたのはGSでした。超クイックリリースからの高精度3Pには惚れ惚れしますよ。「こら、適当に打つな! そんなの入るか!」と思ったシュートがすぱすぱ入っちゃうんですから~。

CLEはカリーを最大限警戒し、Wチームを使いながら徹底した封じ込めに出ました。対照的にGSのレブロン封じはイグダーラ任せ。イグダーラはリーグ屈指のロックダウンディフェンダーですが、レブロンを単身で止めるのは難しく、緒戦で44得点も決められてしまう。しかし、そのぶんレブロンへの負担は確実に重くなっていて、その蓄積した疲労が後々のゲームへの影響をもたらしました。

GAME1でアービングが負傷離脱し、実質レブロン1人での戦いになってからは、更に負担が増大。スコアラーとして得点を稼ぐだけでなく、ポイントフォワードとしてプレイメイクもこなさなくてはならず、ベンチにまともな控えがいないせいで、ほとんど休みなく試合に出ずっぱり。そんな状態でGAME2・GAME3を制したレブロンはさすがのスーパースターと驚嘆する他ないのですが…。

ワンサイドで一気に勝負を決めに行くはずだったGSが、一転してリードを許してしまう苦しい展開に、スティーブ・カーHCは思い切った方策で潮目を変える。不動のCであるボーガットを外し、スモールラインナップを敢行。MIAもかつてスモールラインナップでファイナルを制覇したことがありましたけど、GSのスモールラインナップは最長身が201cmと、CどころかPFすらいないような有様(PGのリビングストンが最長身って)。リバウンドは全部相手にくれてやるといった大胆すぎる戦術に打って出ました。

しかし、これでGSらしい速いパス回しとファストブレイクが戻ってきて、本調子を取り戻す。スピードで追いつけなくなったCLEはレブロンの疲労限界も重なり、実質このGAME4で両者の決着はついてしまいました。この時点ではまだ2-2で勝ち星が並んだ状態でしたが、もうCLEに勝ち目は見えなかったですからね~。

応援していたカリーはなかなかいつもの活躍が見られなかったのが残念。磁石のようにぴったりと張り付くデラベドバのディフェンスがすごかったとも言えますが、史上最高のアウトサイドシューターとして、シーズンMVPに輝いたスター選手としては物足りないパフォーマンス。

GAME5ぐらいですかね、カリーの凄みを見せつけられたのは。この日のチーム100点目となった3Pは、まさにカリーの真骨頂。ステップバックで自らスペースを作り、ディフェンスに警戒されていても華麗に3Pを決めてくるカリーを、ファイナルの舞台でももっともっと見たかったです。

一方、絶好調だったのはファイナルMVPにも輝いたイグダーラ。要のレブロンを1人でディフェンス対応しつつ、攻撃でも要所で活躍を見せていたまさにチームの原動力。下手くそすぎるフリースローはご愛敬。ファイナルMVPはなんだかんだでカリーが取ると思っていたので、イグダーラが選ばれたのはすごく嬉しいです。GSが勝利した試合では、常にイグダーラの活躍あってこそでしたから、当然といえば当然ですけどね。

敗れてしまったレブロンも、男を上げたと思います。35.8得点、13.3リバウンド、8.8アシストという化け物じみたスタッツ。ケビン・ラブが怪我に続き、アービングまでも失い、飛車角落ちとなったCLEが2勝を盛り返したのは、キング・ジェームスのおかげ。たらればになりますが、アービングとラブが健康だったら、今頃クリーブランドに初の栄冠をもたらしていたでしょうねー。

★今シーズンのシカゴ・ブルズ★

トム・ティボドーHCの解任に衝撃。プレイタイムの管理に批判が集まり、選手を酷使するからピークをプレイオフにもっとこれず結果を残せないとも言われていましたが、それでもリーグ屈指のディフェンス力を植え付けた手腕は本物でした。2011年の就任以来、ブルズを強豪チームに蘇らせた名HCを切ってしまうのは、なんか納得いかないですね…。毎年デリック・ローズの怪我に振り回されていた不運もありますし。

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カテゴリ:Video Game

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