2013NBAファイナル マイアミヒートが連覇

レブロン、ウェイド、ボッシュのスリーキングス結実によって、念願のファイナル制覇を成し遂げた2012年。今年はその戦力にレイ・アレンがシックスマンで加わるという更なる極悪補強によって、より盤石な体制が整った。レギュラーシーズンでは歴代2位となる破竹の27連勝を飾り、連覇に向けて向かう所敵なしのマイアミ・ヒート。

しかし、プレイオフでの戦いぶりは決して順風満帆と言えるものではなかったです。なんとかファイナルまで駒を進めたものの、スパーズの老獪なバスケに苦しむ面々。ターンオーバーからのファーストブレイク、ペネトレイトからのキックアウト、ヒートの得意とする攻撃のカタチはなかなか機能せず、頼みのスリーキングスも不発。今年のヒートの優勝は厳しいとずっと思っていました。

事実、第6戦では9割9分スパーズの勝利で優勝が決まっていたはずでしたからね。絶対に落とせない場面で、レブロンが無様なエアボールをした時点で終わったなと。ボールキープしたジノビリを慌ててファールで止めるも、フリースローを決められ、これで残り28秒5点差。ここからヒートが逆転する未来は到底思い描けなかったです。

ところが、レブロンが意地で3ポイントをねじ込んだあと、終了間際にオフェンスリバウンドをもぎ取ったボッシュが、すかさずアレンにボールを回す。3ポイントラインまで後退しながら難しい体勢で放ったアレンのシュートは、なんと残り5秒での劇的同点弾! オーバータイムに持ち込んだヒートは、起死回生の大逆転勝利を手にした!

あとほんの少しで優勝を掴めたというのに、手の平からするりと逃してしまったスパーズのショックはさぞ大きかったことでしょう。最終第7戦もプライドを持って最後まで食らいつきましたが、やはりこの流れでヒートの逆転優勝を止めることはできませんでした

最初は、MIAとSASなんてつまんねーカードだなーと思っていましたけど、勝って負けての大接戦で、特に6戦目が超劇的過ぎたので大満足。ヒート連覇は癪ですけど、こんな見事な勝ち方されては祝福せざるを得ませんね。って、去年も同じこと言っていたような。

現状ヒートは、レブロン+αさえあれば、もう負ける要素はないって感じ。プレイオフでは、その+αとなれる選手が日替わりで出てきました。ウェイド、ボッシュ、アレン、チャルマーズ、バティエ、アンダーセン、ミラー。この中から誰か1人当たりが出れば、もう勝利は安泰なんですから、そりゃヒートが強いのも納得ですよ。

2012-2013シーズンのNBAを振り返って

レイカーズにハワードとナッシュが加わるというサプライズによって幕を開けた今シーズンのNBA。少なくともカンファレンス優勝は堅いだろうと見込んでいたら、勝率5割にも届かぬほど大苦戦。このレイカーズ低迷こそが今年最大のサプライズという皮肉でしたね。

後半は盛り返してギリギリでプレイオフ出場を勝ち取りましたけど、コービーのアキレス腱断裂という惨事によってあっさり敗退…。レイカーズファンにとっては悪夢のような1年だったことでしょう。

今年はそのコービーを始め、各チームの主力選手に怪我人が多すぎでした。バイナム、ラブ、バレジャオ、ロンド、スタウダマイアー、グレンジャー、ウエストブルックなどなど、スター選手がこぞって離脱していたのが痛い。プレイオフ出場チームですら大半がベストメンバーを揃えられず、結果怪我人の少なかったチームが上位に勝ち残れた感じ。去年の過密日程の影響なんですかね~。

怪我人続出のチームの中でも、特にひどかったのがブルズ。プレイオフでは、ハインリックとハミルトンとデングが欠場。ノアも本来は試合に出られないような状態で、スタメンで万全なのはブーザーだけという異常事態。控えの人数すら事欠く有様で惨憺たる状況でした(それでもBKNを破ったんだからすごい)。

何よりエースのローズを欠いていたのが一番の痛手だったわけですが、彼は2月頃に復帰を噂されていて、レギュラーシーズンのどのタイミングで試合に戻れるかが焦点だったのに、結局プレイオフに入っても最後まで試合に出てこなかった

無理をせず大事を取った方が、彼の今後のキャリアを考える上では賢い判断だったのかもしれませんけど、上記のようにチームメイトが満身創痍になって戦っている中、手を差し伸べることなく見殺しにしたのは相当印象悪かったです。

エースというのは、味方のピンチには怪我を押してでも出場するのがお約束だというのに…。ドクターからゴーサインが出ていながら、怪我の再発を怖がっていつまでも出場しないなんて、私はとても幻滅しましたよ。今、NBAで一番好きなスター選手だっただけに残念です。

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