Jリーグ2017開幕節 ガンバ大阪はヴァンフォーレ甲府とドローで不安の残るスタート

私は現地観戦だったんで気付かなかったんですが、なにやらDAZNでは試合が後半途中まで放送されなかったようで…。サーバーの問題は以前から心配されていましたけど、こんなガンバ大阪とヴァンフォーレ甲府みたいな大して注目もされてないカードで視聴不能になっていたら先が思いやられます。ファンにとっては、開幕戦が見られないなんてホントひどい話。DAZNさんは可及的速やかに改善してください!

しかし、生観戦できていた私は勝ち組なのかというとそうではなく、むしろ負け組。9.6℃の寒空の下で、気温以上にお寒い試合を見せられましたからねっ!! 開幕戦だというのに、クソつまんねー試合しやがって!

キックオフ直後は良かったんですよ。得意のパスワークで攻撃のリズムを作りながら、前線の選手が巧みにワンタッチで捌き、連動した動きでチーム全体で相手ゴールに襲いかかる。去年見られなかった積極果敢な裏抜けもあり、これはゴールをこじ開けるのも時間の問題だと思えるほど、理想的な攻撃ができていました。「2017年のガンバは違うな!」という手応えを感じたものです。

が! 前半20分でガス欠。まだ試合は始まったばかりだというのに、チーム全体の動きが目に見えて悪くなりました。全員がだらだら歩いて足下でボールをもらおうとばかり。相手は5バックで完全にドン引き守備を敷いていますから、こんな愚鈍な動きで崩せるわけがない。チャンスらしいチャンスどころか、まともにシュートすら打てず、何事も起きないまま前半は過ぎ去っていきました。

後半に入っても何ら改善は見られず、そうこうしているうちに相手の松橋優にゴールを叩き込まれる。ビハインドを背負ってさすがにガンバも目が冷めるかと思ったら、まだやる気が出てこない…。早めの選手交代でなんとか活性化させようにも、焼け石に水という感じでした。

途中交代した倉田・ジェソク・井手口のパフォーマンスは特に悪かったですね~。私が観戦すると毎回大活躍してくれる井手口も今日はひどすぎ。新システムに馴染まないのか、怪我が影響しているのか、彼らしいチェイシングが見られず、持ち味が出ていなかったのが残念です。

唯一気を吐いていたのは、新加入のCB三浦弦太。低空で矢のように飛んでいく弾道のロングフィードは、ピタリと前線の選手に収まる抜群の精度で、2度3度とスタジアムをどよめかせていました。かつてのガンバは、3バックからのビルドアップが攻撃力を下支えしていたものですが、三浦がいればかつてのガンバらしさが取り戻せるかもしれないという期待感が沸いてきますね! 高さのある守備も充分通用していましたし、これはいい選手を獲得しました。CBがボールを持ってワクワクさせてくれるのは久しぶり!

試合は、終了間際のアディショナルタイムにフリーキックから今野が意地で押し込み、1-1のドロー。なんとか最悪の結果だけは免れましたが、試合内容としては最低レベル。ち~っとも盛り上がらない塩試合でございました。展開が遅いし、動きは少ないし、ミスは多いし、芝で滑ってころころ転んでいるし…。まったく、ガンバの選手はいつになったら新スタジアムの芝に慣れるのか!! 自分とこのホームなのに、なんでこんなに適応できないんですか!

ガンバ大阪は、3日前にACLでオーストラリア遠征に出かけていたばかりで、相当疲労が溜まっている状態ですから、今日のパフォーマンスが本当のガンバの姿ではないと思いたいです。しかし、タイトな日程だからこそ、選手を何人か入れ替えてターンオーバーすべきだったはず。選手を1人も入れ替えず、ACLとまったく同じメンバーで挑んだら、そりゃ前半早々にガス欠になりますよ。去年の開幕戦は逆にターンオーバーを大胆にやりすぎてボロボロになっていましたけど、どうしてその中間ができないのか…(笑)

もう1つ気掛かりだったのは、開幕戦でありながら客入りが少なかったこと。新スタジアム2年目の開幕戦で、21,284人という動員数は寂しすぎます…。PR不足やオフの補強が不発だったという理由もありましょうが、せっかくの新スタジアムなのに、ホームでだらしない試合ばかりを繰り返しているから、客足も遠のくんですよ。今日初めてガンバ大阪の試合を観にきたお客さんのうち、一体何人が「もう一度観に来たい!」と思ってくれるでしょうか? もし私の初観戦がこの試合だったら、ガンバファンにはなっていませんよっ!

エルゴラッソ Jリーグプレーヤーズガイド2017

著者/訳者:サッカー専門新聞 エルゴラッソ

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雑誌 ( ページ )

ISBN-10 :

ISBN-13 : 4910179700273


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