平昌五輪男子フィギュアスケート 羽生結弦がソチ大会に続き金メダル! 宇野昌磨も銀で日本勢ワンツーフィニッシュ!

フィギュアの羽生選手が平昌五輪で金メダルに挑み、将棋の羽生竜王が朝日杯将棋オープン戦で藤井五段に挑むという、世紀のビッグイベントが重なったW羽生デー。結果は、フィギュアの羽生選手が見事金メダルを獲得し、将棋の羽生竜王が藤井五段に敗れるという、羽生の1勝1敗となりました。

将棋の方は私は無知に等しいので何も語れませんが、羽生竜王が敗れたというより、藤井五段(もう六段になるそうで)が勝ったということがビッグニュースですよね。藤井五段の何がどうすごいのか、素人目ではまったくわからなのがもどかしいですが、中学生があの天才羽生善治を破って優勝して、史上最速で六段に昇格するなんて、あり得ないレベルの快挙だということは理解できます。

フィギュアの羽生選手は、前日のSPの演技が異次元すぎて、もはや金メダル獲得自体は疑う余地がありませんでした。ただ、ソチ五輪のとき、フリースケーティングで転倒があり、ちょっと締まらない金メダルだっただけに(ケチを付けるつもりはないですが)、今大会はフリーでも盤石な内容で、よりパーフェクトに金メダルを獲ってほしいと願っていまして。

そんな羽生結弦は期待通りの圧巻の演技。4回転トーループと3回転ルッツの着氷でバランスを崩してヒヤリとする場面こそありましたが、それでも4回転サルコーと3回転トーループの連続ジャンプは見事で、文句なしの素晴らしさ。あの浅田真央がついぞ届かなかった金メダルに、羽生選手は二大会連続で金メダル獲得という偉業。これで名実共に羽生二冠ですね! いよいよ将棋の羽生二冠と区別がつかなくなる(笑)

宇野昌磨選手の演技も感動的でした。4回転ジャンプ4本の構成で、冒頭の4回転ループをいきなりミスり、メダルに暗雲を漂わせつつも、後半怒濤の連続ジャンプ成功で盛り返す。終わってみれば、羽生選手をテクニカルエレメンツで上回る堂々たる滑走で、J・フェルナンデスを上回っての銀メダル! 日本がワンツーフィニッシュを決めるという、これ以上ない理想的な結末! 羽生選手、宇野選手、本当に本当におめでとうございますっ!!

この男子フィギュアの盛り上がりそのままに、是非「ユーリ!!! on ICE」でもオリンピック編をやってほしいなぁ~。現実で日本勢がワンツーフィニッシュなんかやり遂げてしまったら、アニメ作る方も大変でしょうけど(笑) 「おいおい。日本のアニメだからってワンツーフィニッシュはやりすぎだろ。リアリティなさすぎで白けるわ」って言いたくなりそうなことが現実で起きているんですもんねぇ。改めて、日本男子フィギュアのすごさを実感させられますよ。

一方その頃

さてさて、フィギュアと将棋で大いに日本国中が沸いた歴史的な1日に、私はというとフィギュアも将棋も見ないで(実はフィギュアは録画で見ました)、ガンバ大阪のスタジアム(今年からパナソニックスタジアム吹田に改称されました)に赴き、サポーターミーティングというものに参加していました。丁度、日本国民が固唾を呑んで羽生選手が滑走を見守っていた時間、私はガンバフロントから前シーズンの不甲斐ない成績に対する謝罪と言い訳の弁を聞いていたのです(笑)

ガンバは去年、9月7日に長谷川監督の退任が決まってから、シーズン終了(12月2日)まで13戦連続で一度も勝てないという身の毛も弥立つ地獄を味わいました。私自身、こんなにクソ弱いガンバを見るのは初めてで、最後の方は試合観戦する気すら起きないぐらい、絶望一色で打ち拉がれていました(なでしこやまと終了の一因でもあるかも)。

当然、ガンバのサポーターたちは鬱憤が溜まりまくっていますので、今年のサポーターミーティングは怒号と血が飛び交う荒れ模様を覚悟していましたが、意外とみんな物静か。質疑応答の場面でも礼儀正しく、言葉を選びながら冷静に質問を投げかけていた感じ。最後に「今年ダメだった場合、フロントの責任の所在はどう考えていますか?」というちくりとした発言がありましたけど、その辺は向こうも大人なので、何も明言せず言葉を濁して終わりました(笑) 言っても、ガンバの社長はパナソニックからの出向でサッカーは門外漢ですから、経営手腕はともかく、チーム低迷の責任を問われても困るよね。

そんな感じで、大して実のない会議だったんですけど、1つ興味深い話だったのは、長谷川監督の退任理由。なんと「選手との不仲だった」と社長がぶっちゃけておりました。1年目にJ1昇格、2年目に三冠達成という偉業を成し遂げて、5年もガンバを率いてきた監督だけに、選手からの求心力は高いものだと思い込んでいましたが、まさか選手から嫌われていたとは…。だから、監督が退任すると決まっても、「監督のために最後の花道を飾ろう!」という気持ちにならなかったのかな…。

サポーターミーティングを終えたあとは、そのままスタジアムに残ってガンバ大阪の練習試合を観戦することに。徳島ヴォルティス相手に45×2の本番形式での試合。Jリーグ開幕を1週間後に控えて、新生ガンバがどれだけ仕上がっているのかをチェックしたかったので。

ひ、ひ、ひどすぎる……。なんじゃこれ……? 信じられないようなゴミサッカーを見せられました。ガンバはまともにシュートを作るどころかチャンスも作れず、キープもできない、パスも繋がらない。練習試合といいながら、実質ヴォルティスのシュート練習につきあっていただけ。一方的にただ攻められまくって、好きなようにシュート打たれて、あっけなく点決められて、一体ガンバはなんの収穫があったんでしょうか。

寒風吹きすさぶ凍えるスタジアムで、気温以上にお寒い完封負け(観戦した試合の前にもう1試合あって、そっちも完封負け)。この日のガンバのパフォーマンスをフィギュアに例えるなら、2回転を1回を決めただけで、あとは全部転倒していたようなもの。将棋に例えるなら、6手目で詰んで(以下略)

昨年低迷したガンバとはいえ、日本代表に多数選出されているように、選手の質自体は高いと信じているんです。なので、長谷川監督からクルピ監督に代われば、本来のガンバサッカーを取り戻してくれる……そう楽天的に考えていましたが、この練習試合の1試合だけで、そんな甘い幻想は木っ端微塵に吹き飛びました。攻めてもすぐにバックパスで最終ラインまで戻すの繰り返しで、去年のどん底状態と何も変わっちゃいない…!! こんなサッカーやってたら、今年1試合も勝てないよ!? マジで!!

日本中が羽生結弦&藤井聡太の快挙に沸き立っている最中に、どうして私だけがこんなイライラした気分に陥らなければならないのか。こんなことなら、大人しく家でフィギュアと将棋を見ておけばよかった!! もう二度とサッカーなんか見ないからな!! ばかやろ~~!!

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