ガンバ大阪新スタジアム建設に130億の寄付が集まる+サッカー専用スタジアム建設に思うこと

ガンバを愛するファンの悲願である新スタジアム建設のために、法人・個人・助成金を合わせて130億もの寄付金が集まり、めでたく屋根付きの新スタジアム建設が決定しました!(昨年12月に着工済み)

最終目標の140億には届いていないので、大型ビジョンの設置やVIPルームの建設はまだ不透明(パナソニックが作るのに大型ビジョンがないなんてありえない)ですが、とりあえず“屋根付き新スタジアムが建つ”ことが確定したので私は満足。まったく愛着のない万博記念競技場とも、これでようやくおさらばですよ!

完成予定の新スタジアムは、憧れのサッカー専用スタジアム。邪魔な陸上トラックがない分、ピッチまでの距離は格段に近くなり、今まで以上に臨場感あるサッカー観戦が堪能できそうです。デザイン案も近未来的でカッコイイですし、ユベントス・スタジアムみたいな雰囲気に仕上がってくれると理想ですね~。

日本には現在、サッカー専用スタジアムは数えるほどしか存在せず、多くのJリーグサポーターは「地元にもサッカー専用スタジアムを!」と要望の声を上げています。特にサンフレッチェ広島は40万の署名を集めるほど、新スタジアム建設議論が日に日に加熱しています。

でも、問題なのはスタジアム建設に伴う金銭的負担。月に12試合ほどホーム開催が見込めるプロ野球のスタジアムと違い、Jリーグのスタジアムは月に2試合ほどしか開催できず、どうしたって稼働率が悪い。日本最大の集客力を持つ埼玉スタジアム2002ですら毎年億単位で赤字を叩き出していますので、サッカー専用スタジアムは作れば作るほど赤字なんですよね。日本が世界に誇れるTOYOTAスタジアムなんて、Jリーグの試合でもろくに利用されることなく、ただただ巨額の赤字だけを生み出しているんですから、もったいない話です。

こういった現状を鑑みると、行政がサッカー専用スタジアム建設に難色を示すのも無理からぬこと。だからこそ、今回のガンバ大阪の新スタジアム建設のように、地元住民や地元企業を巻き込んで、“寄付金によってスタジアムを建設する”というやり方は最もスマートなんじゃないかと思うわけです。

なお、今回のガンバの新スタジアム建設に関しては総て寄付金とtoto助成金で賄われており、維持管理費・修繕費といった年間負担も総てがガンバ大阪持ち要するに税金にはたかっていません

まったく金を出そうとしない吹田市もどうかと思いますけど、「スタジアムが欲しい」「でも費用は全部税金で負担しろ」では虫が良すぎると思います。行政を動かすには、署名よりも身銭を切る覚悟。個人の募金額程度じゃスタジアム建設費用にとって微々たる金額に過ぎませんが、口ではなく金を出して熱意を示すことが、新スタジアム建設を実現させる一番の近道ではないでしょうか。

「寄付金で作るスタジアム」。願わくば、このムーブメントがガンバから全国に広がり、日本中にサッカー専用スタジアムが溢れることを期待しています

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 税金頼りじゃなく募金で補填するのは賛成です
    用途が限られるならその関係者が積極的に負担するのが筋
    カープが新球場立てる時に広島人はたる募金してましたしサンフレも同じ事が出来るかと

    •  ブランドンさん
      マツダZOOMZOOMスタジアム建設の際には、1億2000万円の寄付が集まったみたいですね。広島にも寄付文化は根付いてると思いますが、サンフレッチェ新スタジアムは建設する土地確保の問題もあるので、私有地に建設したガンバのケースをそのまま当てはめることができない事情もあります。