コンフェデレーションズカップ2013 日本3-4イタリア

そこには日本に主導権を奪われ、球離れの早い華麗なボール回しに翻弄されるイタリアの姿が…! 前線からの早いプレスでセカンドボールを確保し、ポゼッションを高めながら相乗的な攻撃を織りなす日本は、間違いなくあの強豪イタリアを圧倒していました!

その好調さが往々にして結果(ゴール)に結びつかないことも多いのですが、今日の日本は一味違う。前半19分に、相手の迂闊なGKバックパスの隙を突いた岡崎が、エリア内で倒されて見事PKゲット! キッカーはオーストラリア戦でもPKを決めている本田!

ブッフォン「どうせまた真ん中蹴るんだろ? 知ってんだぜぇ、俺は~!」

というブッフォンの裏(?)を見事にかいて、右隅にシュートを叩き込む!! ああ、良かった~。私も完全にど真ん中蹴るものだと思い込んでいましたので(笑)

続いて、PA内で浮いたボールを難しい体勢から香川が芸術的反転ボレーシュート! ブッフォンは反応できず、これでなんと日本が2点先制! 日本のWエースが互いに得点を取り合うという理想的な展開! こ、これは行けるでぇぇ!!

ただ前半はどんなにすごくても、後半に入ると運動量がガクッと下がって逆に反撃を食らうのがここ最近のお決まりのパターン。実際、今日も続けざまに失点をして逆転されてしまったわけですが、それでもここで日本代表の気持ちが折れてしまわないのが良かった。

前半から続く日本の執拗なパス回しと、中2日での日程が重く響いてきたのか、先に失速したのはイタリアの面々。途中完全に足が止まり始めたところを、ビハインドの日本は反撃の勢いもあって再び圧倒。そして、右サイドからのFKで、遠藤のクロスに岡崎がニアで頭を合わせて同点ゴール!! おおおおおお!!

同点に追いついてからも日本の反撃の手はなお休まることなく、後半30分以降の日本の怒濤の攻撃には手に汗握りました。ポストに嫌われる不運もありながらも、次々とイタリアゴールに襲いかかる日本代表。カテナチオをこじ開けるかのは今か今かと、もう期待感しかありませんでしたよ!

それで結局試合は3-4で負けてしまったんですからサッカーは残酷だわ…。ここまで健闘したのなら、日本に勝たせてあげたかった……せめて引き分けで終わらせてあげたかったな。死に体からでもキッチリ勝利をあげられるのがイタリアの強さですかねぇ。

結果だけは残念でしたが、内容は大変充実していて近年ないほどに面白かったですし、収穫もたくさんあったと思います。相手の守備を崩して取った3点ではないにせよ、これだけイタリア相手に数々のチャンスを作り、ゴールを量産できたことは充分賞賛に値しますね!

負けてなお私が上機嫌なのは、最近の長引く不調で限界説が実しやかに囁かれていた遠藤が、いつものパフォーマンスを取り戻してくれたのも大きい! いやぁ、ピルロより全然存在感示していたじゃないですか!

中盤の底で常に遠藤が中心となって、日本の華麗なパスサッカーの舵を取る。パス精度は高く、広い視野でフィールドを大きく使えていました。

後半38分、密集するイタリアDFに手詰まり感がある中で、大きく右サイドへグラウンダーパスを通して、オーバーラップの酒井を使ったアイディアには痺れました~。今日みたいなサッカーでW杯戦っていくつもりであれば、やはり遠藤は外せないです(よね?)。

最後に、香川の奮闘も讃えておきましょう。代表ではマンチェスター・ユナイテッドのブランドに懐疑的なプレイが続いていたものの、今日に限っては文句なしのマンU香川。左サイドを縦横無尽に支配し、2点目となったスーパーゴールは勿論、密集地帯でのボール捌き、ラストパスも切れ味がありました。敗戦しながらMOMの評価は伊達じゃない。

本田と香川が共に結果を出し、懸案だった遠藤と長谷部のボランチコンビも復調したというのに、なんで負けちゃったかなぁ。

ワールドサッカーウイニングイレブン2013

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カテゴリ:Video Game

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4 Responses so far.

  1. のの より:

    やっと観戦出来ました。日本というかJリーグも20年でやっとここまで来れたかーという一言に尽きますね。相手イタリアのコンディションは悪かったかもしれない。イージーミスからの失点もありました。でも、最近はコレクティブ志向とはいえ、ウノゼロの国イタリア相手に誰もが面白かったという試合が出来たというのは、これからの日本にとって貴重な財産になると思います。そして、最悪の出来でもしっかり勝つというのは、流石イタリアのDNA。

    遠藤さん、久々にTV観戦出来たんですけど、今までなんで叩かれてたんでしょ(汗)
    クラブW杯でサー・アレックスが賞賛した試合と同じくらいの出来のように感じましたが…。
    中盤完全に支配して、アタッキング・サードへの配給役がタッチ数90弱、パス成功率90%は凄すぎですね。

    >センターハーフ期待の若手+中堅
    私も一身上の都合で今年J1見てないのですが、データサイトの試合貢献度・パス、守備等で比較すると、
    今のサブと競争できるレベル
    青山(広島)27歳 プレイメーカー 米本(瓦斯)23歳 ハードワーカー
    扇原(C大阪)21歳 プレイメーカー 青木(大宮)23歳 プレイメーカー
    永木(湘南)25歳 プレイメーカー

    期待枠
    柴崎(鹿島)21歳 小笠原がいる関係でプレイメイクより長谷部がレッズにいた時のような縦への推進が磨かれてる模様です(汗)

    深井(札幌)18歳 贔屓目入りますが、1年目で15試合出場内14試合スタメンで、札幌に欠かせない存在に。U-17W杯で日本がBEST8入った時のレギュラーで、当時の評価はその世代では世界屈指のアンカー。ボール奪取力が高い上に基本的なパス・トラップ技術はあるので、長谷部の後釜枠かと。

  2.  ののさん
    結果的に試合には負けて、コンフェデレーションズカップのグループリーグ敗退も決まってしまったわけですから、あまりイタリア戦を評価するのは憚られるのですけど、日本の強さを実感できる試合だったのでやっぱり嬉しさがあります。ネガティブになりすぎるよりは、ポジティブに捉えた方がいいですよね。

    >(遠藤)今までなんで叩かれてたんでしょ
    前半4分まで視聴して、「今日の遠藤は行ける!」と確信しましたね。攻撃面でも守備面でも大変気合が入っていました。最近の不甲斐ない結果には忸怩たるものがあったんじゃないでしょうか。

    しかし、先日のイタリアは疲れからかいくらなんでもプレスが甘すぎましたので、数字通りの評価をするのは慎重にならざるを得ないです。遠藤は自由にやらせたら、どこまでも調子に乗れますが、問題は中盤からハイプレッシャーがかかったとき。そこで変わらぬ活躍ができれば、1年後のW杯も安泰なのですが…。

    >今のサブと競争できるレベル
    現在の堅守大宮を支えている原動力は金澤・青木の両ボランチだと聞いていますので、青木には期待させられますね。願わくば、2018年のロシアW杯での活躍を期待したいところですが(2014は遠藤に譲って)。

    >(深井)その世代では世界屈指のアンカー
    おお~、いいですね。若手アンカーといえば高橋秀(FC東京)が真っ先に頭に浮かびますが、彼ももう25みたいなので、その下が育っているのは嬉しい。彼には2022年カタールW杯での活躍を願いましょうか。

  3. ぺそ より:

    >なんで負けちゃったかなぁ。
    今回は少々DFがお粗末でしたね
    奇跡的とも言える攻撃陣の奮闘に比べてはいけないのかもしれませんが・・・

  4.  ぺそさん
    世界レベルになると、守備の脆さが露呈しますね~。南アフリカW杯のように、遠藤と長谷部の背後にアンカーを入れておくのもありでしょうか。