ロシアワールドカップアジア最終予選第9戦 日本2-0オーストラリア 日本ワールドカップ出場決定!

余程のことがない限り日本がワールドカップ出場を逃すことは考えにくい状況だったとはいえ(テレビは危機感煽っていましたが)、こうして宿敵オーストラリアを沈めて無事ワールドカップ出場を決めたのはおめでたいことです。「今日負けた方が展開としては面白かった」というイケナイ思いもちょっぴりありましたけど…(笑)

前半から押し気味で展開していた日本代表。しかし、浅野の右サイドで攻撃が停滞。連携不足なのか浅野はパスを感じられなかったり、アタックに行くべきところで回してしまったり、かなり攻撃がちぐはぐ。クロスの精度を欠き、ボールのロストも目立ち、このまま後半開始と同時に交代されてもおかしくないほど悪目立ちしていましたが、そんな浅野が先制点を奪うとはわからないものです。ボールをキープして中に切れ込む長友のクロスを感じて、ラインブレイクで抜け出した浅野が落ち着いて左足でゴールに蹴り込み先制点。アシストもゴールもどちらも素晴らしかった!

1点ビハインドとなったオーストラリアは、ここから前掛かりな攻撃モードに入り、交代枠で次々FWを投入して日本ゴールを脅かしてくる。日本としては中盤でボールを回してくるより、こういうオーストラリアの方が断然嫌で、ひやひやさせる場面の連続。とてもこのまま1-0で逃げ切れる予感はせず、天敵ケーヒルが出てきてからは、失点は時間の問題のように思えました。

それだけに、この苦しい時間帯で追加点が獲れたのは値千金! 原口が潰されて零れたボールをドリブルでバイタルまで運び、相手に囲まれながら守備を切り裂く凄まじいシュートを放つと、一瞬にして相手ゴールに突き刺さった衝撃のゴラッソ!! しかも、決めたのはガンバ大阪の井手口!! 私はテレビの前で大きくガッツポーズ!! 日本代表の試合でこんなにテンション上がったのは久々かも~(笑)

本田や香川がベンチに居座る中、チーム最年少21歳でスタメンを勝ち取った井手口ですが、抜擢という言葉は相応しくなく、順当な選出だったと言えます。それほど今の日本代表の中では秀でた能力の持ち主ですし、今日の活躍だって決して不思議なことではありませんでした。ラッキーボーイでもなんでもなく、これぐらいやってくれる期待感は充分に持っていた選手でしたから。

井手口は運動量豊富でポジショニングセンスがあり、ボールを狩る能力は超一級品。彼がすごいのは守備でボールを奪えるだけじゃなくて、味方が危ない位置でボールをロストしたときもすぐさまそれを奪い返してくれること。まるで味方がボールをロストすることを知っていたように、攻撃から守備へのスイッチの切り替えの早さが尋常じゃないのです。相手のカウンターの芽を一瞬で潰し、こちらの攻撃を立て直してくれるのは本当に助かります。

当初こそ守備専ボランチのイメージだった井手口ですが、昨年後半にシュートを憶えてから得点力が格段に上がり、今年前半にパスを憶えてからチャンスメイクも出来るようになって、今や押しも押されぬオールラウンドプレイヤーに。凄まじいスピードで成長を遂げています。最近ではCK含むクロスの精度も驚くほど上手くなって、今日だって何本ゴールを予感させるクロスが上がったことか。見た目も相俟って、中田英寿の生まれ変わりのように思えてきましたよ。今日からヒデグチと呼ぼう(笑)

井手口の相手の息の根を止める驚愕ゴールで勝負あり。井手口はこの先、長らく日本代表の常連になっていくはず。私は日本代表にガンバの選手がいないと応援する気が失せる非国民ですので、ワールドカップ本番でもしっかりレギュラーを掴んで、今日以上の活躍をしてもらいたいものです(その頃にはガンバ所属じゃなくなってそうですが)。

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  1. お久しぶりです。日本Wカップ出場決めましたね
    ここ最近ではベストの試合でした
    ハリル監督もしっかりオーストラリア大作ができてて、すばらしかったと思います

    ヒデグチさんはあのゴールがなくてもMOMに選びたいほどでした
    ネドヴェドのような活躍で、まちがいなくロシアでは中盤の核になる選手だと
    セットプレーのキッカーを任せられるのもでかいですね
    本田香川柴崎がベンチでFK/CKは誰が蹴るんだろうかと思ってましたが井手口があんなに上手いとは

    • ハリルホジッチ監督は相当オーストラリアを研究していたみたいですし、スカウティングが勝利に結びついたのは間違いないですね。オーストラリアはストロングポイントが封じられて、かなりやりにくそうにしていました。

      >ヒデグチさんはあのゴールがなくてもMOMに選びたい
      世間的な評価でも、「すごい奴が出てきた!」と大絶賛で嬉しい。でも、別に急に出てきた選手でもないですけどね…(笑) ファンの欲目で、井手口はそれなりに有名な選手だと思い込んでいましたけど、やっぱり代表で活躍しなきゃ世間の認知は得られないんだなって。

      プレイスキッカーとしての井手口は、ここ最近で急激に信頼度が増してきた感じ。最近ガンバでも遠藤を押しのけてキッカーを努めることが多く、質の高いボールを供給してくれます。

  2. こんばんは。

    井手口くん、いやヒデグチくんスゴかったですねえ。
    うちの職場でも「なんか中田ヒデがいてビビッた」て話題でした(笑)
    ていうか、ああいう抜ききらなくても足出される前にシュート出来るやつがもっともっと増えて欲しいですよね。

    終わってみれば完勝みたいな感じになってますけど、やっぱり1点決まってからもずっと何かワケの解らないパスミスから失点しないかヒヤヒヤしてました。
    なんとなくボール保持してても、ちょっとパス出す先に迷ったりした時に急に追い掛け回されて、セーフティに逃げ切ればいいのに無理やり前にパスを通そうとしてアッサリ取られて、がっつりカウンター食らったり、慌てて渡しちゃいけない奴に横パス出してカットされて、やっぱりカウンター食らうとか、そんなイメージが強すぎて...。
    後半の吉田がエリア内で豪州選手を抑えながら川島にボール取らせようとした時も「またやっちまうのか!?」て思いましたし(笑)

    なんかハリル監督の家庭の事情で今後が不透明なんて話もあるみたいですけど、ここまできたら最後までやって欲しいですねえ。

    • ディフェンスを抜ききらなくても、足を出される前にシュートを打てる奴といえば、宇佐美なんですけどねぇ。彼は一体何をやっているのやら。宇佐美こそが日本で最もスペシャルな存在だという認識を私は改めていませんので、さっさと日本(ガンバ)に戻ってきて、もう一度トップフォームを取り戻してほしいですよ。海外で活躍することだけが総てじゃない。Jリーグでも充分成長することはできるんですから。

      >何かワケの解らないパスミスから失点しないかヒヤヒヤ
      オーストラリアはパスワークを封じられ、FWが孤立して苦しんでいましたけど、あれだけ前掛かりに攻撃を仕掛けていたら、何か1つのミスで得点は生まれてしまう。日本は1-0で逃げ切るノウハウを持たぬチームですから、あのままだと終了間際に同点に追いつかれていても不思議じゃなかったですね。井手口の2点目がどれだけ大きかったか。

      >ハリル監督の家庭の事情で今後が不透明なんて話もある
      今日の会見で続投を自ら明言しましたね。私はハリルホジッチ辞めろと思ったことは一度もありませんので、本番でも存分にタクトを振るってもらいたいです。彼のサッカーは格上相手に効果を発揮しますから、アジア予選よりもワールドカップでその真価が見られると期待しています。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。