W杯アジア最終予選第4戦 日本1-0イラク

見応えのある好ゲームでした。個々のパフォーマンスでは日本が完全に圧倒していましたが、接戦に持ち込まれたのはジーコの戦術によるところが大きかったんじゃないでしょうか。

17番のアブドゥル・ザハラが恋人のようにべったりと遠藤に寄り添い、仕事をさせまいと徹底マークしていたのは見事。遠藤はボールを保持してからプレスをかけられてもそれほど苦にしませんが、ボールのもらい方が窮屈になるとパス精度がガクンと落ちるんですよね。

思い出されるのは、2009年にヴィッセル神戸がアラン・バイーアを使って遠藤を完全マンマークさせていた試合。あのときもバイーアは100%遠藤のマークだけに集中し、思惑通り遠藤を無力化させてガンバを下しました。

攻撃の起点である遠藤をまず無力化させ、本田へのディナイを徹底させて前線でのキープもやらせない。日本の攻撃スタイルを未然に防ぐための対策がしっかりできている。さすがジーコはよく日本を研究しているなと感じましたね~。

イラク的に不運だったのは、セットプレーから先制点を奪われたこと。日本の攻撃をすんでのところで防いでいながら、あっけなくフリースローからの攻撃で点を許してしまった。とはいえ、岡崎と前田のコンビネーションは練習量を感じる素晴らしいプレーでしたが。

終盤のイラクは、遠藤をマークをしていたアブドゥル・ザハラを下げて攻撃モードにチェンジ。試合展開はほとんどジーコのスキーム通りに推移していた印象でしたが、それでも唯一の誤算であった先制点が結果的に明暗を分けてしまった。あの先制点がなければ、日本は最後の15分で相当苦しんだかもしれませんね。

今回の試合はなんとなくジーコ目線でサッカーを楽しんでいました。ジーコが好きだったこともありますが、日本のW杯出場は安泰のため、観戦する側としてもこういう余裕が出てくるってことで。

なお、私が選ぶ今日の試合のハイライトは、前半40分に見せた川島のパンチング。カウンターから抜け出したアハメド・ヤシーンがファーに巻く最高のシュートを放ったのに、川島が横っ飛びで防いだシーンは痺れましたね!

普段藤ヶ谷で見慣れているせいか、GKがシュートを防いでくれると感動します。GKってシュート防げるんだ!

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カテゴリ:Video Game

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