AFC CHAMPIONS LEAGUE 2015が開幕。Jリーグ勢の緒戦は全クラブ未勝利に終わる

JリーグがACLで無様な姿を晒すのはこの季節の風物詩のようになってきましたが、まさかこんな最低のスタートを切るとはね…。Jリーグ開幕を目前にして、そのJリーグのトップクラブが揃いも揃ってこんなを醜態を晒していたら、誰もJリーグなんかに興味持たなくなっちゃいますよ! 本当に情けない!!

勿論、日本の4クラブの中でトップクラスに恥ずかしいのはガンバ。昨年三冠を達成し、Jリーグ代表という看板を背負って参戦しておきながら、中国の広州富力相手にホームで0-2という完敗を食らったガンバ大阪の体たらくたるや…。元々ガンバはスロースターターで、春先はしゃっきりしない試合が多いんですが、それでも先日のACL緒戦は目を覆うようなひどさでした。何1つ擁護できないっ!

近年、日本がどうしてアジア相手に勝てなくなったかというと、やっぱり私は球際での弱さ=フィジカルの意識だと思うんです。ディフェンスが全然当たりに行かなくて、フィジカルで負けているというより、フィジカル勝負そのものを避けているので、常に不戦敗を喫しているようなもの。

それはガンバの最初の失点に総て表れていました。相手は1人でドリブルで突っ込んできていて、こっちはDF数人で囲んでいるのに、身体を寄せて潰せないからペナルティエリアまでずるずる侵入されて、シュートまで持って行かれる。

これは“数的優位さえ作っておけば、相手はシュートを諦めてくれるだろう”というJリーグ仕様のディフェンスなんですよ。数的優位を作ればディフェンスの勝ちという謎のローカルルールに慣れきったせいで、度々アジアの試合では不覚を取る。ディフェンスとはシュートの邪魔をすることではなく、相手のボールを奪取すること。そんな当たり前のことが、お恥ずかしながらJリーグでは当たり前じゃないんです。

日本サッカーの球際の弱さは今に始まった話じゃないんですけど、昔の日本は「組織力」という優位性があったのでアジア相手だと何とかなっていました。でも今の時代、そんなのはどこの国のクラブだって持っている。未開の文明相手に近代兵器で楽して勝ってきた日本が、急に相手も同じ武器を配備し始めたので、慌てている感じ。同じ装備で条件が一緒なら、差がつくのは個の力ですもんねー。

言っても、個の力だってまだまだ日本はアジアの中で上位です。だから、フィジカルの意識を変えるだけで随分結果は違ってくると思うんです。接触を恐れず、逃げない勇気! ごりごりの精神論かもしれませんが、能力差で負けていないのに試合で負けているんですから、精神論以外に議論するテーマがありませんよ!!

それは選手だけでなく、サポーターの意識も同じ。中国や韓国の当たりの強さにラフプレイだ卑怯だと被害者意識剥き出しでヒステリックに騒ぎ立てているようでは、いつまで経っても日本サッカーは成長できません。むしろ中国や韓国に「日本と試合するのは嫌だ」と怖がられるほど、相手に脅威を与えていく存在になりたいものです。サッカーは綺麗事じゃ勝てないんですから。

あまりにひどい幕開けのせいで思わずネガティブな気持ちが爆発してしまいましたが、まだまだ最初の1試合が終わっただけ。私はJリーグを諦めていませんし、ガンバも次こそは絶対に勝つと信じています!!

去年の三冠メンバーのスタメンがそのまま残っているガンバは、去年よりチーム力が低下したことはあり得ません。メリットの薄いACLに及び腰なJリーグのクラブも幾つかありますが、少なくともガンバは今年のタイトルでACLに最も重きを置いており、長谷川監督もそう明言しています。ガンバはACLでの戦いに真剣で、戦力・気力共にみなぎっている! だからこそ、これで負けたら一切の言い訳はできない!

もし無様に敗退したら、去年の三冠は返上するつもりで、死にものぐるいでACLを戦ってほしいですね。Jリーグの威信に賭けた戦いなんですから、本気で危機感持って挑んでもらわなきゃ! 万が一グループリーグ敗退したら、今年はガンバのスタジアムに応援行かないよ!

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  1. 今年は行けそうな予感があったんで出鼻を挫かれたショックは大きいです
    フィジカル軽視の風潮なんでしょうね
    サポも脳筋サッカーと見下したり
    弱点を放置し続けてきたツケが回ってるのではないかと

    • パラメーター的には、日本が中国・韓国に劣っている部分ってそんなに多くない。それだけに試合に勝てないのは悔しいものです。“日本らしさ”という言葉で、長所をより強化していく方策は悪くはないと思いますけど、もうこれ以上フィジカルという弱点を放置したままなのは、限界があるんじゃないかとは思いますね。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。