竣工したガンバ大阪新スタジアムを見学しに行ってきました!

ガンバ大阪新スタジアム落成後、私が訪れたのはこれが初めて。長年の悲願だった新スタジアム内に足を踏み入れるのは万感の思いでした。来年からこんな素晴らしいスタジアムでガンバの試合が観られるなんて、幸せでしょうがない!! なお正式名称は「市立吹田サッカースタジアム」ですが、私はこの名前が気に入らないので使いません。だって、吹田市が建てたんじゃないし!

入場ゲートをくぐった瞬間、すぐに目に飛び込んできたこの光景の感動は筆舌に尽くしがたいです。一切の無駄がない、完璧なまでに“サッカー専用スタジアム”な眺め! なにぶん、今までが万博記念競技場という最低クラスのスタジアムだっただけに、感動が桁違いですよ。吹けば飛ぶようなプレハブ小屋から、いきなり高層タワーマンションに引っ越してきたような気分。

「カテゴリー1」


ピッチからの距離は驚くほどに近く、最前列なら選手と同じ目線でサッカーを体感できます。目と鼻の先でプレイしている姿が観られるのですから、まさに臨場感抜群。一度は絶対にこの最前列で観てみたい。

「ホーム自由席・上層」


私はサポーターの熱狂が苦手でゴール裏での観戦を避け続けているんですが、上層からならゴール裏もいいかもと思わせてくれました。ここからの眺めは最もスタジアム感あるというか、サッカー専用スタジアム独特の雰囲気を味わえる席のように思えます。

「ビジター自由席」


いわゆるアウェー側のゴール裏。どうです、他サポーターの皆さん? ガンバ新スタジアムに来てみたくなったでしょ?(笑) 屋根でしっかり覆われているので、悪天候でも安心! 来年は是非大阪へ!

「カテゴリー4フロントビュー」


何気に一番感動したのはこの上層からの眺望。フィールド全体を一望できる眺めが最高です。高さはあっても距離は近いので、選手の表情まではっきり見えそう。想像しただけで高まりますなぁ。

ただ一つ気になったのは、柵がものすごく低かったこと。観戦するのに邪魔にならないのはいいんですが、腰より低い位置までの高さしかないので、誤って下に落下しそうで怖い。ただでさえ、階段が急勾配で危なっかしいだけに、慌てて席に戻ろうとしたり、誰かとぶつかってバランスを崩した人が、そのまま落下してしまう不幸な事故が起きないか心配です。ブーツやヒールでは来ない方がいいですね。

このようにいろんな角度や高低から満遍なく見学させてもらいましたけど、本当にどこから観てもフィールド全体が見やすく、迫力を感じました。最初は「どうせならピッチからできる限り近いところで観たい!」と思っていたものの、上層での見晴らしの良さを知ってしまうと、そちらも捨てがたい~。

年間シートを買うつもりで考えていましたが、特定の場所からしか観戦できなくなる年間シート購入は、逆にもったいない気がしてきました。どこの席でもそれぞれの良さがあるので、カテゴリー1からカテゴリー5まで一度全部の席で観てみたい。バラエティパック的に、各試合によっていろんなカテゴリー(場所)から観られる年間チケットを売り出してくれませんかね?(笑)

このガンバの新スタジアムは、決して高級感溢れる絢爛豪華なスタジアムというわけではありません。法人・個人からの寄付を募り、140億という驚きの低価格で実現した極限までシンプル&コンパクトな造りですから、そこかしこにコストカットの形跡を感じます。ずばり言うと安っぽいです。チープです。

一見して気付くのは、外装・通路に塗装がされていないこと。コンクリート剥き出しのままの状態ゆえ、まだ建設途中の段階なのかとも錯覚してしまう。プラモデルでいう「素組み」のようなもので、本当に無機質で飾り気のない“質素なスタジアム”なんですね。完成ほやほやの新築感がなく、既に年季の入ったスタジアムのように感じられたのもちょっと気になりました(笑)

でもまぁ、それがまた嬉しかったりするんですよ。本当にサッカーを観戦することだけに特化した建物なんだという実感が沸いて。サポーター・ファンはスタジアムの美観なんかより、快適な観戦環境の方が100倍大事。ガンバ新スタジアムは、見てくれの華やかさは二の次にしながら、サッカースタジアムとして大事な部分は一切の妥協を許さなかった。お金をかけるべきでないところは徹底してケチり、お金をかけるべきところには惜しみなく注ぎ込む。まさに大阪人の精神が写し出されたスタジアムではないですか。

鉄筋ケチって耐震偽装とか、杭打ち甘くて傾きがちとか、そういうコストカットは勘弁してほしいですけど、見栄えが質素なことぐらいはぜーんぜん問題ありません! まぁ、塗装なんかはいずれお金に余裕ができたとき、あとで改修でやればいいだけの話。“すっぴん”のままでも充分魅力的なのですから、しばらくはノーメイクのままでいいと思いますよ。厚化粧で誤魔化すのは薹(とう)が立ってからってことで(笑)

スタジアム見学後は、併設されたEXPOCITYにも行ってきました。こちらも今月19日にオープンしたばかりだけに、大勢の人で賑わっていました。お昼ご飯食べるのに2時間待たされたという…。

ラストピース J2降格から三冠達成を果たしたガンバ大阪の軌跡

著者/訳者:下薗昌記

出版社:KADOKAWA/角川書店( 2015-07-17 )

定価:

Amazon価格:¥ 1,728

単行本 ( 336 ページ )

ISBN-10 : 4041032261

ISBN-13 : 9784041032268


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  1. やっぱり専スタはいいですね。
    蘇我よりもピッチに近いし。
    近ければなあ。自分は神奈川なんでそうそういけないです。

    • 都内に専用スタジアムがないのは理解に苦しみますし、神奈川も三ツ沢球技場だけというのは悲しい…。新国立競技場の2520億円の予算があるなら、140億円のガンバ新スタジアムが18個作れるので、J1クラブ全員に配ってもまだ余りますよ!(笑) 全国に専用スタジアム増えてほしいなぁ。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。