発売日2000年11月24日
メーカー 天津堂 
ヒロインの見た目はぶっちゃけ微妙。のっぺりとした顔と、デッサンの狂った体型。着ている服装も(どうせすぐに真っ裸になるんですが)すっごく安っぽく、髪型さえも遥か昔のアニメといった印象で、ホント野暮ったい。

そして、確固とした動機もなくわらわらとハードな調教を志願しにくる彼女たちは、中身の方も少々残念だと言わざるを得ません。お互い見ず知らずに等しい間柄なのに、すっかり打ち解けて仲良く共同生活を営んでいるのは何故? その辺りの動機付けが不十分であるため、本編でのSM行為の焦点も何かぼやけてきています。これだけ過酷なSMをしてるんですから、もう少し納得できる設定が欲しかったですね。

ただし、エロに関しては、力作・傑作の部類。あまりにフェチに偏っているため、一般受けは難しいのかもしれませんが、CG枚数の多さ、膨大な数のボイス量、丁寧なシステム(フルスクリーンのみですが)などの屋台骨はしっかりと組まれており、本編の調教シーンを女性視点から独白(モノローグ)してくれるモノドラモードは出色。エッチの最中の秘した心内を窺い知れるこのアイディアは、今後も上手く活かして欲しいものです。

SMに関しては当然ながら徹底されており、鞭とかローソクは当然のこと、三角木馬とか、カテーテルとか、ギャグ(口に咥えるやつ)とか、あといろいろ(ゴメンなさい目を瞑ってスキップしてました)揃っていました。私はといえば、ヒロインを鞭で叩いたり縄で縛ったりすればするほど、こっちが苦痛を感じていたのですけど~。

そんなヘタレな私がこの作品を購入した理由は「汁」です。その点は、期待通り最高のクォリティで発揮されていました。それにまつわるエロ台詞も機関銃の如く。汁好きな人を露骨に歓ばせる言い回しが目立ち、前述のモノドラモードにおいては、汁をかけられることに嬉々と歓んでいる胸中を吐露しています。まぁ、やや淫語に拘泥しすぎて、少々、文体に齟齬(そご)を感じる部分はあるのですが、これはご愛嬌というところでしょうか。あと、女の娘たちが汁のことを、精液、スペルマ、ザーメンと個々使い分けているところに並々ならぬこだわりを感じてしまいました。

ゴメン、いません。大体、調教する3人のキャラクターに明確な性格分けがなされていません。SMを甘受して、精液が大好き。で、頭はとっても悪い。区別がつくのはおっぱいの大小ぐらいでしたよ。
2002年2月23日