発売日 1996年8月2日
メーカー Mink 

浅生大和が人生で初めて手を出したエロゲがこれ。私は幼少のみぎりからアニメも漫画もほとんど見なかった善良な人間で、当時はまだオタク趣味に開眼する前の一般ピープルに過ぎませんでした。それなのに、オタク街道を豪快にショートカットして、いきなり終着点のエロゲに手を出すとは、我ながら大胆な真似をしでかしたものです。原付免許しか持っていないのに、F1グランプリに出場するみたいな無謀さですよね。

そんな無免許状態(実際年齢も年齢でしたし)で始めた初エロゲでしたが、これがビギナーズラックとでもいうのか、初っ端から素晴らしい作品に巡り会えました。

ぺろぺろCandyは、主人公がお客さんの立場となり、イメクラ嬢のキャンディちゃんと様々なプレイを興じるという一風変わったイメクラシミュレーター。プレイ内容は予め自分の意のままにオーダーすることが可能で、好きなコスチューム、フェラ、道具、体位、フィニッシュをそれぞれ選択すると、あとはお望み通りのプレイを堪能できるという寸法。お察しの通り、感動的なストーリーはありません

イメクラと言っても女の娘を複数から指名できるわけではなく、お相手はキャンディちゃん1人。ですが、キャンディちゃんは可愛くてノリが良くてすごく魅力的な娘でしたので、他のヒロインを必要に感じたことはなかったですね。おバカっぽいノリで繰り広げられるイメージプレイはとても楽しくて、且つ凄まじくエロかった(想い出補正あり)。

右も左もわからず一番絵が綺麗というだけで選んだ作品でしたけど、ホント殿堂入りさせる価値のある名作ですよ。プレイ選択のインタラクティブ性は現在でも大いに評価できますし、ラブラブ和姦であること、単独ヒロイン特化型であること、原画がINOさんであることは、まさに私の理想そのものと言っていい。……というか、このエロゲを最初にやったからこそ、それが私の理想になっちゃったんでしょうね。この作品でインプリンティングされたということです。

最後に1つ注意点というか、問題点を挙げるとすると、舞台が風俗店であるために本番行為が行われず、フィニッシュが素股止まりというところ。が、当時の私は素股の意味がわからなかったので問題ありませんでした(ないのか?)。

キャンディちゃんこと水無月友佳。ちなみにボイスは白井綾乃さん(リメイク版は木村あやか)。あれから10数年の月日が流れましたが、白井綾乃さんもINOさんも未だに第一線で活躍なさっておられるのが嬉しい。一線で活躍していないのは当のMinkだけか…(一線で活躍していたらごめんなさい)。
2009年3月3日