発売日 2000年7月14日
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傑作エロティックホラー。アンチオカルト人間の私には、黒魔術なんて知ったこっちゃないんですが、お話としてはすごく面白かった。そして極めてエロい。このエロゲがきっかけで、1度卒業したエロゲの世界に舞い戻ってきたぐらいですよ。

主人公はひょんなことから魔術書を手に入れて、黒魔術を操れるようになります。最初の頃は、まだイタズラ心からの他愛のない感じで、学園のアイドルである憧れの白木里香ちゃんといい仲になりたい!」ぐらいの可愛いもの。それでも、いきなり彼女から校舎裏に呼び出され、告白どころか「抱いて!」と懇願され、あれよあれよでセックスフレンドになっちゃうんですがね。

しかし、私がこのエロゲで最も印象深かったのは佐伯香織。彼女は主人公が突然黒魔術を操れるようになったことに疑念を抱き、その秘密を聞き出そうと主人公に急接近してくる。そして、大胆にも自分の身体を取引材料にして、秘密を教えてくれと持ちかけてくるのです。

堪らず魔術書の存在を漏らしてしまうと、今度はその魔術書を渡してくれと要求。私だってバカじゃありませんから、ここで佐伯に魔術書をほいほい手渡してはいけないことぐらいわかっています。目先の欲望に目が眩んだ先人たちが、その後どのような結末を迎えてしまうのか、そんなことは百も承知です。

けど、抗えないっ!! 罠だと知りつつ嵌ってしまう! こういう「わかっていても抗えない誘惑」ってのが大好きなんですよ~。ペンキが指に付くと知りつつペンキ塗り立ての壁を触りたい衝動というか、騙されていると知りつつ騙されたいっていう気持ちは何なんでしょうね。破滅への希求か。

後半になると拷問や責め苦のシーンが多くなって(ていうかそればっかり)、私はセミリタイア状態に追い込まれましたが、最初の頃は本当に楽しくてエロかったです。顔射・ぶっかけが多かったのも嬉しい。聖少女さんの新作まだー?

佐伯香織。いいですね、こういう悪の取引。もし私が外交官なら、あっという間に売国奴になりそうです。
2008年3月5日