臭作、ONE、とらいあんぐるハートなど、後世に大きく影響を与えた名作が並ぶ1998年ですが、丁度私はこの年エロゲから離れていたため(正確には1999年も)、そのほとんどをプレイしておりません。このWHITE ALBUMも発売から随分経った後に、中古で購入したもの。こみっくパーティーでLeafさんに惚れ込んだ私が、続けて購入したソフトでした。
WHITE ALBUMは、非常に風変わりな作品だったといえます。恋愛シミュレーションとビジュアルノベルと紙芝居アドベンチャーゲームがごちゃ混ぜになったようなゲームシステムもそうですが、独特の表現のテキスト、エロゲらしからぬ設定とストーリーもそう。主人公に最初から特定の彼女が存在していること自体、エロゲとしては珍しいことですね。私は「既に好きな女性がいる」「既に彼女と付き合っている」という状態で始まる作品を好むので、WHITE ALBUMはそれだけ印象に残っています。 でも、「恋人の森川由綺とラブラブ〜♪」な甘いエロゲではなく、アイドルと付き合っていく上での苦難、不安、浮気、裏切りとテーマが重い重い…。他のヒロインと付き合うことはイコール由綺を切り捨てることなので、常に心がどんよりと沈む鬱なストーリーでしたよ。由綺の優しさや理解が逆に痛かった。 綺麗事だけでは誰も幸せになれない純愛物語。やっぱり風変わりですよね。
2008年6月28日
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