テーマパーク内で従業員が謎の怪死を遂げ、やがてそれは猟奇的な連続殺人事件へと発展。警備員である主人公は、テーマパーク内をくまなく散策し、犯人の凶行を食い止めるのと同時に、事件の全容解明を目指すこととなります。
ゲームシステムはいわゆる同級生的なマップ徘徊型で、各アトラクションを自分の足で回りながらイベントを回収するというもの。ただ虱潰しに全部回ればいいというものではなく、タイムテーブルに沿って指定された時間に訪れなくてはならないため、一筋縄では攻略できません。ヒントらしいヒントがない上、選択肢の分岐も複雑に絡んでおり、クリアには相当な根気がなければ不可能という、実に容赦のない作品でした(これでも前作に比べれば難易度大幅ダウン)。 意地悪なのは、選択肢を間違えてもすぐにバッドエンドに直行しないこと。序盤の選択肢を間違えると、その後どう立ち回ってもバッドエンドは確定なのに、その事実を数日教えられることなく、ずっと無駄なプレイを続けさせられるんですよ。ひどい話ですねぇ。 それでも完成度は当時としては出色で、しっかりしたシナリオで綴られた良質な推理サスペンス。横田守さんの美麗なCGの力も手伝って、濡れ場のエロさもなかなかでしたよ。物騒なタイトルの割に和姦主体だったのは嬉しい。度重なるバッドエンドにもめげず、最後まで頑張り続けられたのも「事件を解明したい!」「次のエッチシーンが見たい!」という2つの欲求があったからこそ。 苦労させられた分、クリアに辿り着いたときの感動は凄まじいものがありましたね。まっ、最後は攻略本でカンニングしたんですが!(やっぱり自力では無理っす)
2008年5月11日
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エロゲにおける王道を拓いたといっても過言ではない現在の純愛ゲームの礎。今でこそ「ベタベタ」と言える内容も、当時としては新鮮な驚きに満ちており、以後の作品に多大なる影響を与えました。
TO HEART2をけちょんけちょんに貶してしまった罰当たりな私でも、初代はやっぱり心に残る名作でしたよ。神岸あかり、長岡志保、保科智子、来栖川芹香と好きなヒロインはたくさんいましたし、それぞれのイベントに感動。 音楽も素晴らしかったですね。曲そのものの良さは勿論のこと、“CDから音楽が流れる”という事実に、私はとても興奮していましたから。そう、これが私にとって、初のCD媒体エロゲ。綺麗な音楽を聴きながら、綺麗な物語に浸る。そんなヴィジュアルノベルの醍醐味がこの作品には詰まっていました。 あと、TO HEARTを語る上で欠かせないのはマルチ……なんですが、私にとって彼女は、「その他の登場人物」といった認識でしかなくて…。まさかあのマルチが、空前の人気ヒロインとして持て囃されるようになるとはね。地味で大人しくてクラスでも全然目立たなかった子が、卒業後、突然トップアイドルになったかのような驚き。「え、本当にあの子が? 同姓同名じゃなくて?」みたいな。私は見る目ないっすねー。
2007年3月10日
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