テリ☆みっくす
 
メーカー〔Terios〕 発売日2003年12月26日

年明け前のお賽銭
捕らえた獲物から最後の一適まで搾り取る作品のことを、英語で「ファンディスク」というらしいですが、このTerios5周年記念作品であるテリ☆みっくすはまさにその通り。惚れた弱みに付け込まれ、私はまたまた余計な無駄金を叩いてしまったようです。

ビジュアルノベル、オリジナルAVG、ミニゲームといった収録コンテンツの数々は、どれも言葉を失う中途半端な出来。あの悪夢のはぴベルラブ×2ハネムーンに比べればマシであるとはいえますが、こんなペラペラな内容で大喜びできるほど、私は無垢な子でもありません。

確かに、ELYSIONやはぴベルなんかは当時の思い入れが大きいため、Terios歴代作品の後日談的なストーリーが見られるビジュアルノベルはそれなりに楽しめるモノでした。懐かしのキャラクターによる新規エッチシーンもありがたかったですよ。けど、それだけ。所詮、これらのビジュアルストーリーは全部本編の継ぎ足しに過ぎなくて、「ファンディスクならでは」といった要素が一切見られませんから、後に残るようなものが何もないのです。

オリジナルAVG「合わせ鏡のむこうがわ」だって、別に悪い内容じゃありませんでしたが、必要以上に褒め称えるような話でもなく、いうなら普通なんですよね。何の感慨も沸かない程、普通で順当でノーマルな内容に終始していて、エッチシーンも特別変わった気配のないごくごく有体なシーン。

ミニゲームも同じ。中身はオセロやクイックスといった有り触れた遊戯で、しかもクリア後のご褒美も単なる脱衣のみですから、特別な面白みは皆無。本編でとっくに全裸になってセックスしているようなキャラの脱衣シーンを見せられたところで、今更ご褒美も何もないってもんでしょ?

このように、ホントに毒にも薬にもならないような中身ばかりでしたので、正直、私もこれらにどうコメントをすればいいのか迷います。感想も何も出てくるわけがない。まぁ、1つハッキリしているのは、このテリ☆みっくすに5800円の価値はなかったということぐらいですわね。

ノベルティファンディスクなんて、もっと砕けた感じで多少スタッフの遊び心が含まれている方がいいのにねぇ。あまり生真面目すぎても楽しめませんよ。歴代のヒロインを共演させたりするとか、普段では出来ないことやファンが見たがってるものを、こういった作品で実現させるべきではなかったでしょうか? 本編延長線上のストーリーが悪いとは申しませんけど、それだけじゃあお得感ってもんが全然ない。結局、Teriosさんの小銭稼ぎに付き合わされただけって印象なんですよね…。

ELYSIONのメイドさんたちは懐かしかった。クリスが何故かいなかったけど、好きな魅麗やディアナ、ジェーンには、それぞれエッチシーンもあったのでその点は満悦。ジェーンの声は別人だったような…?
03年12月31日