発売日 2004年12月10日
メーカー ねこねこソフト 
上等なパンツ穿いてますから
「何だこの寒いクソゲーは…」なんて思っていたら、後に大ヒットしてしまったみずいろ。そんな見る目のない私に、ねこねこさんの作品をプレイする資格はないのかもしれませんが、脱衣麻雀であればシナリオはほとんど関係ありませんし、秋乃武彦さんの絵が好きなだけの私でも、きっと楽しめるに違いないと見越して購入。久々に麻雀打ちの血が騒ぎました。

タイトルはそのままズバリで麻雀。直球でとても男らしいですね。そのストレートなタイトルが示すとおり、イカサマなしの正統派麻雀で、演出等も過剰になり過ぎないストイックな作り。ねこねこさんの麻雀ゲームというと、ポンジャンのような賑やかなものを想像しがちだったので、これは逆に新鮮で良かった。

用意されたゲームモード全部で3つ。ストーリーモード、フリーモード、サバイバルモードがあり、メインのストーリーモードは2人打ち麻雀で立ち塞がる相手を倒して行く。フリーモードでは4人のキャラで卓を囲んでの……って、

あーーーーーもう、いい!! そんな話はどうでもいい!! こんな作品、まともにレビューしていられるかぁぁーーーーーっ!!


ゲームモードどうのこうのって問題じゃないんですよ! エロ! エロがないっ! 一体全体、これはどういうことだっ!? ああ?

麻雀で勝利を収めたら、相手の女がパンツ見せて終わり恥ずかしそうにパンツを見せて終わり。……お前ら、俺を舐めてんのか? セガサターンの脱衣麻雀ですら、もっとサービスしてくれたわっ。後半になると、さすがにセミヌード程度のお色気は見せてくれるようになりましたが、そんなことで喜ばなくちゃならない自分が悲しいよ! 「本ソフトは18歳未満の方は購入できません」と書いてあるんだから、ちゃんと18歳未満には見せられないような有害なシーンを見せんかーい!

まったく、ろくに脱衣もしない脱衣麻雀を売りつけるなんて、なんと恐ろしいメーカーなんだ、ねこねこソフト。私はねこねこさんにエロを期待するほど愚かではないし、あくまでご褒美的なエッチがあればそれで満足だったけど、まさかここまでひどいとは思わなかった。史上最悪と思われたelf脱衣雀ですら可愛く見えてくる。少なくとも、elf脱衣雀は服を脱いだ。しかし、このねこねこさんの麻雀は脱がない。嗚呼、なんという底辺の争い。こんなもの気安く18禁で売り出さないでよ…。


あんまり叩きすぎると、ねこねこファンの皆様に反感買いそうで怖いから、少しぐらいフォローしておこうとは思うんですけど、この作品、ただエロがダメなだけじゃなく、麻雀としてもダメだから褒めようがなくて…。

コンピューターの思考ルーチンは明らかに異常。捨て牌と手牌の関連性が見られないので、相手の待ちが全然読めない。序盤からポンチーと鳴きまくってフリテン臭い3副露をしたと思えば、流局してノーテンだったり、中を2枚切っておきながら、小三元で上がったり…。余程の素人なのか、余程の達人なのか。

配牌は不思議なほど恵まれているため、素人に毛が生えない程度の雀力(つまり素人)の私でも、バンバン早上がりして、ほとんど振り込むことなく勝ち進めたのですが、油断していると、突然ダブルリーチされて、数巡で鬼手をツモ上がりされたりもする。ダブルリーチは軽く3回やられましたね。相手の上がりが極端すぎて、まともな麻雀やってる気がしません。

そもそも、フリテンの概念や麻雀の役を間違えていた時点で、既に「麻雀」として成立していないのですが。他にも、牌を切る音が軽くて爽快感に乏しい牌が薄っぺらくて玩具みたい日和がムカつく(おっと、これは関係なかった)といった、細かな不満は幾つもあり、良かったのは操作性ぐらいなもの。いくらなんでも、作りが雑過ぎました。

脱衣もダメ、麻雀もダメ。そんな脱衣麻雀をフォローする方法なんてありはしません。みずいろはまだしも、これはいくらなんでも正真正銘のクソゲーでしょう。断じてクソゲーです。断じて。

でも、これもまた後に大ヒットしてしまったらヘコむなぁ…。そうなったらもう、私はエロゲやめないといけませんね。

この作品には特典として、「三時間で覚える麻雀教室」というディスクが付いているので、これを機会に麻雀のルールを憶えようとする初心者にはオススメ出来るかも。これが私に出来る精一杯のフォロー。

誰もいねーよ。ねこねこソフトのヒロインたちは、そこらのエロゲキャラと違って安くない女だから、パンツを拝ませてくれるだけでも、ありがたいことなんだろうね、きっと。
2004年12月18日