第4次なでしこやまとオフ会in日本橋

後輩にタメ口叩かれる魔法のカードです店内に通された私たちは、まず10人の内6人が“後輩”に案内され、店内ルールの説明を受けます。お店は1Fと2Fに分かれており、2Fのマジシャンズ・エ リアは会員専用。事前に会員カードを作成しなくてはならず、その際ブルーとホワイトの2種類のカードから選択してくださいとのこと。

ブルーカードは、後輩が親しみを込めて先輩と慕ってくれるカード。対するホワイトカードは、敬われる対象として見られず、後輩にタメ口を叩かれるというメリットが感じられない意味不明なカード。「それなら…」ということで私はホワイトカードを選びました。考えるまでもないですよね。

結局、ブルーカードを選んだのは流さんのみで、残り5人(浅生・パウンだー・ほのお・天条・ユキ)は全員ホワイトカードという結果に…。アンタたち、どれだけタメ口叩かれたいんだよ!

部屋の内装も撮影したいと交渉したのですが、魔法の力があまりに強力すぎて撮影は無理なんだそうです

案内に従って、2Fのマジシャンズ・エリアに上がりますと、1Fよりも更にこだわりを感じる内装。学園祭の延長線上にあるようなメイド喫茶とはレベルが違います。驚くべきは、既に他のお客さんでほとんど席を埋め尽くしていたこと。テーブルチャージ1時間1900円と決してお安くない値段ながら、この賑わいっぷりは驚異。ぶっちゃけ、私はアフィリア・キッチンズを舐めていました。ギリギリ人数分の席が空いていたのは幸運だったといえましょう。

しばらくして、あとから案内された4名も合流。「カード何選びました?」と訊ねると、4人ともホワイトカードとのこと。10人中9人がホワイトカードって!! なでしこやまと住人の嗜好の偏りっぷりが素敵すぎます。ユキさんには、管理人が変だからとハッキリ言われてしまいましたけど! ひどいっ!

アフィリア学食セット1000円。学生相手にあこぎな商売していますね。でも美味しかったよ こちらはパウンだーさんが注文したビーフ・ド・カリー900円。あれ? 結構普通の名前だな

メディシンゴールドソーダ、エメラルダルソーダ、フロンタム茶、普通に憶えてしまっている自分が悲しい…学食アフィリア・キッチンズでは、その名の通り、学食っぽいメニューが用意されています。好みのメインディッシュとサイドディッシュを1品ずつ選択すると、ご飯・お味噌汁と一緒にプレートに乗せて持ってきてくれます。

ちなみに私は、ドゥードゥル鶏のマヨ+フワフワエッグのセットを注文。「ドゥードゥル鶏って何?」と思われるかもしれませんが、このお店の雰囲気作りの一環で、通常の料理名がファンタジーチックな名前に置き換えられているのです。ただのジンジャエールが“メディシン・ゴールド・ソーダ”と大層な名前で呼ばれていたり。だから、「生姜焼きください」と無粋な注文しても、「生姜焼きってなんですか?」と返されます。ちゃんと騎士団ショウキョウミートと正式名称で呼ばなくてはなりません。

しかし、これだけ世界観を徹底しているのに「ご飯にかけるのはのりたまでいいですか?」と普通に言われてしまったので、吹き出しそうになりましたけどねっ。どうやらファンタジーの世界でも、のりたまはのりたま、おかかはおかか、ごま塩はごま塩のようです。

もう1つ、お店の特徴的なシステムなのが、参加者に1枚ずつ配られたアフィリア・コイン。特定の枚数を集めることで様々な特典が受けられるというもので、例えば、4枚集めると後輩とのツーショット写真が撮影可能。天条さんには「浅生さんが一緒に写ってレポートに載せたら?」と薦められましたが、謹んでお断り致しました。

可愛い後輩が、僕たちのためだけに丹精込めてデザートを作ってくれました!

後輩の手作りです。ヤバいです。愛がヤバいです

結局、コイン5枚を必要とする“後輩の手作り料理”をオーダー。人数分10枚あるので、丁度2つ。出てきたのは、手作り料理と呼ぶには若干無理のあるデザートでしたけど、味は大変美味しゅうございました。

さて、アフィリア・キッチンズの魅力を一通り堪能したところで、今度は参加者の皆さんと談笑タイム。最近面白かった作品としてコンチェルトノートが俎上に載ったので、みんなでワイワイ語り合う。YU-NOライクなフローチャートが搭載されているおかげで、いつでも分岐点に立ち戻り、セーブ不要でさくさくプレイできると絶賛されていました。

私的には極当然のことを語ったつもりなのに、何故か冷ややかな視線を浴びせられました

しかし私は、「簡単に選択をやり直せるのは、選択肢の重要性がなくなる」と、ここぞとばかりに持論を展開。「自動セーブで、一度選んだ選択を軽々にやり直せないものが正しいAVGだ」と力説しました。

が、皆さんどうも納得のいかない表情。「同じ文章を読み直すのは面倒なだけ」「そんなのユーザーは受け付けない」と口々に反論してきます。私は「その面倒臭いのがいいんだ!」「ペナルティがなければ、選択肢を選ぶ重みを感じなくなる!」と、至極まっとうな主張をしているのに、皆さんは困った人を見るような視線で、依然として冷淡なまま。挙げ句の果てには、「浅生さんはMだから…」と変態扱いされてしまう始末。く、悔しい…! けど、言い返せない…!!

モンハンオフ会って騙してごめんなさい。ていうか、あれは騙せていたんでしょうか…?

そんな最中、愛想のいい後輩の子がやってきて、「今日はなんの集まりなんですかぁ?」と一番訊かれたくないことを無邪気に訊いてきました。 カードを作るときにそれぞれ名前をHNで答えているので、既に何らかのオフ会であることはバレています。それでも「いやぁ、実はエロゲレビューサイトやっ てるんですよー! まぁ、和姦推奨なんですけどね(爆)」とにこやかに語れるほど人生捨て鉢になれないので、苦し紛れに「ゲ、ゲーム系の…」と言葉を濁 し、私は何とかその場を誤魔化そうとしました。

すると「あ、モンハンですか?」と水を向けてきたので、間を置くことなく「はい、モンハンです」と相手の目を見て即答。このまま話を合わせて乗り切るしかないと瞬時に判断した私は、必死にモンハンオフ会としての体面を取り繕いました。

誤算だったのが、向こうがやたらとモンハンに食い付いてきて、「そういえば、Wiiで3でますよね。なんでWiiになったんですかね」等、次から次へとモンハンの話題を振ってきたこと。ハッキリ言って、私はモンハンをまともにプレイしたことはなく、知識は皆無に等しいです。しかし、今更後には引けないの で、もっともらしい言葉を並べながら、モンハンオフ会であることを装い続けます。周りには、そんな必死の答弁を繰り返す私の姿を見て、クスクス失笑&爆笑している失礼な輩が! この空気で向こうも「違うな」と気付きそうなものなのに、その後もひたすら話題を振ってくるもんですから大変でしたよっっ!

なんとか最後まで押し通しましたけど、もし、あと1分会話が長引いていたら「す、すいません! 嘘です! 本当はしがないエロゲーレビューサイトの集まりなんです! 死んで償います!!」と白状して泣きが入るところでした…。本当にちっとも空気を読んでくれない(いい意味で)後輩でした。

13時45分

料金は少々お高いですが、それだけの価値は充分あるお店でした。店員さんも全員可愛かったです店内は相変わらず入れ替わり立ち替わりの盛況で、次のお客さんが列を作って待っているほど。予定ではあと30分滞在するつもりでしたが、次々押し寄せるお客さんに追い出される格好で、店をあとにすることに。休日とはいえ、本当にすごい人気。

1Fに戻って各自精算。アフィリア・キッチンズの会員は1000円ごとの支払いに付き1単位がもらえ、本日私は4単位を取得しました。この単位を集めることで、カードのランクが昇級していく仕組み。最高級のブラックカードを手にすれば、なんと後輩が敬意を示して跪き始めるらしいのです。

しかし、そのブラックカードにはなんと合計2000単位が必要…。単純計算で、あと500回ここでオフ会を開かなければ、ブラックカードに手が届かないということになります。「こんなの無理だって!」と詰め寄ってみましたが、既にブラックカードを持つ猛者は何人も存在しているそうで…。日本って怖いや。

ま、私は別に跪かれたくなんかないですし、ホワイトカードの方が全然いいですけどね~。でも、思えばタメ口じゃなくて普通に敬語使われていたような…? むしろこっちが後輩になって、「ジュース買ってこい!」とパシらされるようなカードはないんでしょうか。

ちなみに、同形態のお店が東京・名古屋にもあるそうですが、ホワイトカード選択者は大阪が一番多いとのこと。大阪人は、本能的にホワイトが一番美味しいと感じるから?

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