プレイステーションミーティングにてPlay Station 4が発表!

遂にベールを脱いだPS4! なのに、何故かハードの外観は明らかにされないまま。新ハードお披露目会を開いておいてハード外観を見せないなんて、新郎新婦の姿が見えない結婚披露宴みたいなもんじゃないですか! 祝福できねーよ! ゲーム画面と同じぐらい、外観も期待していたのにワクワク感半減です…。

それでも、今回明らかとなったPS4は自分の思い描く理想のハード像に極めて近い仕上がりだったと言え、全体的にポジティブな面が大きかった。常に驚きを秘めたイノベーションでユーザーを魅了してくれるSONYの新ハードには、やっぱり夢がありますよね! 価格が明かされたら現実に引き戻されますけど!

まずは気になるグラフィック面。文句なしに綺麗です。銃乱射ゲーは興味対象外とはいえ、これぞ次世代機と呼べる驚愕のグラフィックを披露してくれたKILL ZONEには震えました。壮大な風景から感じ取る映像の美麗さに、通行人や地面に散らばる花びらから感じ取る緻密なリアリティ。映画の世界を体感するような没入感が味わえそうですよ。

しかし、グラフィックの進化は悲喜交々。画面が綺麗になるのはユーザーとしてありがたいことですけど、確実にまたゲーム制作のハードルは上がりますよね? 現実問題として、こんなにも超高品質なゲームを一体誰が作ってくれるんでしょうか。海外メーカーは意欲的であっても、国内メーカーはそれこそSQUAER ENIXとかCAPCOMみたいな超一流メーカーしか付いていけないんじゃないの?

それらのメーカーだって、最近は開発費がバカ高いHD機を見限り、専ら携帯ゲーム・ソーシャルゲームにご執心だというのに、極限のグラフィック追求した超大作を手掛ける意欲はどれだけ残っているのやら…。PS2からPS3への移行で相当数のメーカーがふるい落とされた上に、このPS4によって更にまた大多数のメーカーが淘汰されてしまわないか心配です。

SCE側はデベロッパーに向けて「ゲーム開発者のためのプラットフォーム」だと敷居の低さを強調しており、PS4の開発機材がなくてもPC上で作られたゲームをPS4にコンバート可能など、PS3と同じ轍を踏まないような配慮は一応されているみたい。本当にソフトの充実は実現されるんでしょうかね? とにかくソフトが出ないことにはどんなに高性能なハードでも宝の持ち腐れなのは、直近のVITAで身に染みてわかっているはずだと思いますんで。

その他、ハードとして充実した機能の数々。私としては、むしろこちらに注目をしたいところ。

SHARE

PS4では、ゲームプレイは、常時録画されています。これにより、ユーザーの皆様は、感動のプレイの瞬間を逃すことなく、簡単なボタン操作ですぐに友人とシェアすることができます。

コントローラーのボタン1つでプレイムービーがネットで共有できるシステム。ゲームのスクリーンショットすら満足に撮らせてくれなかったケチなPS3と比べたら大きな一歩ですよ。画像が伴うレビューやゲーム動画は大きな訴求効果になり得ると思いますので、それをハードとして後押ししてくれるのはありがたいですね。

REMORT PLAY

ユーザーの皆様はPS VitaからWi-Fi経由でリビングルームにあるPS4にアクセスし、PS Vitaの美麗なディスプレイ上でデュアルアナログスティックを使った直感的な操作により、お持ちのゲームを、ご自宅のお好きな場所や外出先でお楽しみいただけます

「外出先で」ってマジですか!? リビング内ならともかく、野外においてもWi-Fi経由でPS4のゲームが遊べるなんて、もし本当にそんなことが実現するのであればゲーム機の概念が完全に覆りますよ! それならVITA専用ソフトなんか今後一切何も発売されなくていいです。PS4専用機として活用しますんで!

ついでに感心させられたのは、iPadやAndroidケータイといった他社製品でもプレイ可能という点。今までは「他デバイスとの連携が可能! ただしSONY製品に限るけどね!」という狭量さがお約束だったのに、自社製品に限定しないところにSONYの大きな前進を感じました。素晴らしい。

SUSPEND/RESUME

PS4ではシステムの状態を一時保存し、PS4 本体を節電状態で待機させるサスペンドモードの利用が可能になりました。これにより、PS4 から離れるたびにPS4 の電源をおとす必要がなく、かつシステムの状態を速やかに復帰することで、ゲームの続きをすぐにお楽しみいただけます。

気が向いたときだけさっとプレイして、さっと中断できるPSPやVITAのようなスリープ機能の手軽さを憶えたら、起動に時間がかかりまくるPS3なんて電源入れる気も起きませんでした。地味ではありますが、コンソール機最大の弱点を解消してくれる、まさに待望の機能だと言えます。

総括

「こんな機能があればなぁ~」と日頃感じていたユーザーの不満を汲み、必要な機能を全部揃えてくれた印象。ただグラフィックを進化させただけの能なしハードだったらボロカスに叩くつもりでしたが、ここまで私の理想通りのハードであれば手放しで絶賛できますね~。間違いなくPS4は買いですよっ。

あとは、これを30,000円以内で発売できたらね!

え、このスペックで30,000円以内は絶対無理? じゃあ、最初から30,000円以内で出せるようなスペックに留めなさいよ! 金に糸目を付けなけりゃ高性能なゲーム機が作れるのは当たり前。けど、そんな独り身ゲーマーしか手を出さないような高額ハードだったから、PS3はWiiに惨敗しちゃったんでしょ? 世間への普及を考える上で、性能以前にまず価格を念頭に置いてもらわなきゃ!

個人的には、SHARE・REMORT PLAY・SUSPEND/RESUMEなどの新機能が搭載された“PS3”で充分だったんですけどねぇ。PS1やPS2の末期は次世代機への渇望感が出ていましたが、PS3は正直まだ限界に達した感覚はなく、グラフィックにも特に物足りなさを感じてはいないんですよ。

FF14やヴェルサスやトリコなど、まだまだPS3の底力を見せてくれそうなビッグタイトルが発売を控えていただけに、ややPS4の投入は拙速すぎた感も…? グラフィック自慢のヴェルサス君なんて、PS4が発表された今となっては誰も驚いてくれなさそうです。まぁ、いつまで経ってもグズグズ発売しないヴェルサス君の100%自業自得なんですけど。

ハードとしては完璧ですので、本当にあとは値段だけ。私は独り身ゲーマーだから少々高くても買いますけど、そんな奴らしか買わないハードに未来はありません

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  1. 噂では4万円前後だとか言われてますけどどうなんでしょうね?
    旧世代機との互換性も無さそうなので日本人からしたら結局PS4を買っても遊ぶソフトが洋ゲーくらいしかないって事態になりそうな気もします。
    超スペックで高額のゲーム機を買って喜ぶのって日本のゲームをプレイする層(あえてゲーマーとは呼びません)の中では極々一部だと思うんですけどね・・・。もう日本国内に目を向けてないっていうならまた話は別ですが。

  2. 映像すげー、綺麗過ぎる・・・とは思いますけど、
    こんなの作るのいくら掛かるんだって感じはしますね;;
    もう映画と変わらないレベルになってきてるし、
    それを自由に動かせてシステムまで入ってくると、
    映画よりお金掛かってくるんじゃ。
    自分も最近はもっぱら、3DSとPSPで十分って感じですし、
    ゲームにここまでの性能を求めてる人がどれだけ居るのかって感じはしますね~・・・。
    かといって、ハードとして進歩をしていくには、
    より上に、ってなるのは仕方ない部分ですし、大変です・・・。

  3.  ゲストさん
    私はPS3(40GB)を40,000円で購入しているので、その値段なら文句なく買います。しかし、ゲーム機の適正価格は欲しい自分が買えるかどうかではなく、“親が子供に買い与えられるかどうか”。中高生のプレゼントに40,000円前後は高すぎますよー。

    >PS4を買っても遊ぶソフトが洋ゲーくらいしかないって事態になりそう
    海外ゲーム専用機になるPS4の未来も充分あり得ると思います。今は海外でも売れないと元が取れないから、日本ブランドでも外国産みたいなゲームが増えてきましたしね。

     ユキさん
    昔みたいにミリオンヒットが望めるわけでもなく、投資額だけが高騰していくのは苦しいと思いますよ。パズドラやモバマスでボロ儲けしている現状において、PS4で超大作を手掛けてくれる物好きなメーカーさんはどれだけいるのやら。心情的にはそっちを応援したいですけどね。

    >ゲームにここまでの性能を求めてる人がどれだけ居るのか
    スポーツゲームに関してはリアルであればリアルであるほどいいので、やっぱり高性能なゲーム機が欲しいという思いはあるのですが、開発者も消費者も置き去りにするほどの進化は求めていません。将来的にPS4のようなゲーム機は必要ですが、今はまだPS3で身の丈に合っているんじゃないかという気もしますね…。

  4. 実際僕も親に買ってと素直にねだれたのはハード単価が万を超えないアドバンスまででした。DSとかPSPはお年玉ためたりPS2は兄弟と折半して買ったりしてましたね。
    まだゲームが子供のおもちゃの延長くらいの値段だった時にゲーム買うのに5千円超えると親と必死に交渉してた時代が懐かしいなあ・・・。

    PS4が高い!とか言うだろう中高生がパズドラやモバマスでアホみたいに課金してPS4を買う以上の金額を親に払わせることもある今の日本のゲーム市場も相当おかしいことになっていると思いますが・・・。

  5.  ゲストさん
    ゲームは大人も楽しめる嗜好品となりましたが、大人のための嗜好品ではない。子供に楽しんでもらうという基本を忘れてはいけないと思いますし、その子供の手が届かないようなゲーム機はやっぱり未来がありませんよ。

    そういう意味で、据え置き機は25,000円、携帯機は20,000円がリミットだと思いますねー。その値段で出せないようなスペックのハードは時期尚早ということ。ハードは販売価格から逆算して制作すべき。

  6. 基本的に今世代で行われていた、ポリゴン数を減らす、テクスチャーの圧縮、ライティング・エフェクトの最適化。こういったデチューンの工程が大幅に減るので当初は開発費が膨らむと言ったこともないはずです。ですが、性能を使い切る表現をするソフトが出始めてきたときどうなるか、ですね。日本の中小はSCEのエンジン使ってるとこが多いので、エンジンの新規開発費用もかかりませんし、PS3用で720Pで作っていたものを1080Pにしたとしても開発費用は微減といったところではないでしょうか。PS3のマーケットのように中小のソフトが5−10万は捌けるといった形になれば和ゲーは生き残るでしょう。個人的にはメモリが増大したのでロードレス、nasneを含めたホームサーバーとしてのレスポンスが飛躍的に上がることも期待したいとこです。楽しみです。

  7.  ディグさん
    なるほど。無理せずPS3レベルのゲームをPS4で出せば、むしろ開発費は抑えられるというわけですね。でも、PS3でPS2レベルのゲームを出したら確実にクソゲー扱いで笑われるだけですし、現実的には難しいのかなぁ。ハード高性能化に伴い、ユーザーのハードルもどんどん上がるから大変ですよ。

    >中小のソフトが5−10万は捌けるといった形になれば和ゲーは生き残る
    実際、今は10万本売るのも四苦八苦している感じですよね。PS2の頃はウイイレでさえミリオン連発していたというのに。そのウイイレも今では30万強ですから、寂しいものです。

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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。