E3 2014カンファレンス感想

昨年はPlay Station4とXBOX ONEの両次世代機詳報で大いに盛り上がりましたが、今年のE3はその次世代機の未来を方向付けるソフト戦略が主。各社、続々とビッグタイトルを打ち出して、自社ハードの優位性をアピールしていました。個人的な主観で良かった順番を付けるとするなら、任天堂>Microsoft>SONYという感じですかね。

SONYのソフトラインナップも決して見劣りはしないもので、特に「The Order 1886」「Bloodborne」「MGSV: THE PHANTOM PAIN」「アンチャーテッド4」辺りはすごく魅力的だったんですけど、それらのタイトルは揃って発売が来年以降なのが辛い。今現在、ソフトが枯渇して喉がからからの状態なので、とにかく今年遊べる大作が欲しかったのです。

「リトルビッグプラネット3」は11月発売を予定しているらしいですが、このゲーム見た目すごく面白そうなのに、実際やってみると微妙という悩ましいゲーム。アイディア次第で自由にステージ制作できる機能なんかは素晴らしいですけど、根幹となるアクション部分が楽しくないので…。ジャンプアクションが肝となる作品として、ジャンプが気持ちよくないのは致命的だと思いますよ。

「The Last Of Us」と「Grand Theft Auto 5」のPS4リマスター組も今年発売されるみたいですが、どちらも昨年プレイしたばかりのゲームだけに、既にプレイしている人間にとっては有難味薄いというか…。双方ともPS3の限界を超えるほど美麗なグラフィックを実現していた作品だったので、PS4に移植される恩恵が感じられにくいですし。

いろいろ条件(いちゃもん)を付けてふるいをかけていった結果、今年唯一の収穫は「Assassin’s Creed Unity」でした。DEMOを見て一目惚れしましたね。人混みの密集具合がリアルすぎてヤバイ。日本での発売も恐らく今年中になりそうですから、とりあえず2014年はこれで喉の渇きを潤そう!

任天堂WiiUのラインナップは、自社製品の続編ばかりでフレッシュさこそなかったものの、やっぱりこれだけの名作を間断なく連発できるのは大きな強み。マリオ・ポケモン・ゼルダの三本柱を惜しみなく投入しながら、「スマッシュブラザーズ」「カービィ」「Xenoblade」まで注ぎ込む念の入れよう。心配の要素は、酷使による消耗具合だけですね。

私の目を惹いたのは「マリオメーカー」。マリオのステージを自作できる夢のようなソフト。ニコニコ動画で改造マリオが盛況だった頃、任天堂が公式にマリオのステージ作成機能を付ければいいのにと思っていたものですが、本当にその思いが実現するなんて。できれば、作ったステージはネット経由で3DSで遊べるような仕組みがあればベストですが~。

WiiU版「ゼルダの伝説」はトゥーンレンダリングによる幻想的な大地が実に美しく、しかもオープンフィールドを実現しているのは素晴らしいです。こういう世界観のRPGを、他の日本のメーカーもたくさん作って欲しいなぁ。リアル系は海外に任せておいて。

発売以来苦戦が続くWiiUですけど、ソフトは魅力的なものが数多く揃いつつありますので、あとは3DSのように本体値下げを敢行すれば、爆発力が期待できると思うんですけどねー。本体価格を20,000円弱まで下げて、PS4の半額以下という触れ込みなら相当訴求効果あるんじゃないかと。ついでに子供向けにタブコンを小型軽量化するとかね。

私はSONY派の人間ですけど、心情的に任天堂を応援してしまうのは、今や海外に影響力を持つ数少ない国内ソフトメーカーの1つであるから。今年のE3を見ても、日本のメーカーの存在感はかなり薄くて寂しかった…。HDゲーム時代に入り、海外とまともに太刀打ちできるのは、任天堂・カプコン・コナミ・スクウェアエニックスの4社ぐらいでしょうか。中でも、日本のゲームらしさを最も打ち出せているメーカーは任天堂だと思っていますので、日本ゲーム最後の砦として任天堂には頑張ってもらいたいものです。

Wii U ベーシックセット【メーカー生産終了】

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定価:¥ 27,000

Amazon価格:¥ 40,000

カテゴリ:Video Game

発売日:2012-12-08


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なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 日本のメーカーの殆どが今や夢を売るより利益優先でゲームを作るようになり魅力もユーザーも離れていく昨今。大手メーカーが課金で搾取する事や、安易にソシャゲに力を入れたりしてるようでは、今後も見通しは暗いですね。ネガティブなことばかり書きましたが、本音では頑張ってほしいです。

    • 課金要素に賛成はしませんが、どちらかというと私はメーカー側に同情的なスタンス。ただでさえゲームが売れない時代に、莫大な開発費を要するHDゲーム制作は相当苦しいはず。海外でも売り上げが見込めるソフトならいいですが、日本国内向けソフトとなると、課金で補填しなければやっていられないんじゃないでしょうか…。

      昨年「ジョジョの奇妙な冒険」でバンダイナムコがボロクソに叩かれましたけど、ファンはそういう事情も汲んであげて欲しい。じゃないと、もう日本のメーカーはHDゲームを作るメリットを感じなくなりますよ。

    • 日本人向けの和ゲーをもっと作れ
      洋ゲーみたくもっとグラをリアルにしろ
      だが課金は不愉快だヤメロ

      これじゃただの我がままですね・・
      開発費爆アゲと和ゲーの市場規模を無視した暴論です
      課金は苦肉の策としてしかたないと僕も思います
      ゲーム会社の体力を無視してハードのスペック上げすぎたのが元凶

    • 今の日本市場だと、せいぜいハーフミリオン程度の売り上げしか見込めませんから、予算が付かないんだと思います。それでも妥協のない作り込みを目指すため、足りない予算を課金で補填しようとしたら、金の亡者扱いですからね…。

      「じゃあ、もうHDゲーム作るのや~めた」ってなりますよ。どうせ金の亡者扱いされるなら、プライド捨てて、スマホ向けアプリで稼いだ方が得だと。