E3 2012カンファレンス感想

去年のE3はWiiUのお披露目でゲームファンの耳目を集めましたが、今年は若干大人しめ。気になるWiiUに関する続報はちらほら出てきましたけど、サプライズ的な発表はなかったように思えます。

ソフトラインナップは任天堂人気シリーズを並べて手堅いものでしたが、“WiiUならではのゲームといった訴求力に乏しかったのが気掛かり。それにマリオを少々酷使しすぎですよね。3DSでマリオラッシュを仕掛けた直後に、今度はまたWiiUでマリオラッシュとなると、消費者も些か食傷気味になってくるんじゃないでしょうか。それでも売れるのがマリオの強みですけど。

幼少期レゴブロックで育った者としては、「Lego City Undercover」にチョット惹かれましたた! ただ、ゲーム内でレゴを組み立てるゲームでいいのに、なんかアクションゲームっぽいのが残念。そうじゃないんだよな~。

前日のソニーカンファレンスでは、The Last Of Usが最も印象的。アンチャーテッドを作っている会社だけあって、極限まで精巧で緻密なグラフィックに溜息。発売から6年経ったPS3にまだこれだけのポテンシャルが秘められていたなんて。

しかし、このゲームの本当の衝撃はグラフィックよりも、挙動のリアルさ、AIの賢さですよ!

待ち伏せしていた敵に突然鉄パイプで襲われる
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攻撃をやり過ごしたあと、逆に相手を殴り倒して人質として利用
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人質を盾にしながら別の敵に発砲すると、人質が邪魔をして銃口を逸らす
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弾切れに気付いた敵が勝ち誇りながら近付いてくる
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側面に隠れていた少女が意表を突いて瓦礫を投げつける
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怯んだ隙に間合いを詰めた主人公が、敵を押さえつけて倒す

この一連のアクションがムービーではなく、プレイアブルで行われているのが信じられません! 弾切れの音に気付いて行動を変える敵のAIもすごければ、咄嗟に瓦礫を投げつけてそのピンチを救おうとするAIもすごすぎる!

銃の奪い合いや、首を絞められた際の必死の抵抗など、両者が揉み合いになるシーンが実にリアル。掴み合いの喧嘩をこんなにも完璧にゲーム上で表現できるとは。“生き抜くために必死で争っている!”という感じが半端ないです。

本当のリアルさとはグラフィックよりもAIとモーションによって生み出されるものだと痛感。HEAVY RAINを作った会社のBEYOND:Two Soulsも、自然すぎるキャラクターの表情と所作に感心させられましたね~。日本のメーカーも頑張って!

アンチャーテッド - 砂漠に眠るアトランティス -

アンチャーテッド - 砂漠に眠るアトランティス -

定価:¥ 6,151

Amazon価格:¥ 2,980

カテゴリ:Video Game

発売日:2011-11-02


ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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