「このマンガがすごい!2014」発表 1位は暗殺教室&さよならソルシエ

すっかり年末のお楽しみになってきた「このマンガがすごい!」大賞。積極的にあれこれ新刊に手出ししない私としては、購入の参考としても非常に重宝しております。今売りたい本を選んでいるだけの出来レースとの批判もございますが、そういうステマも大歓迎ですので、今後もどんどん面白い作品をプッシュして欲しいですね!

~オトコ編~

1 暗殺教室
2 坂本ですが?
3 亜人
4 重版出来!
5 七つの大罪
6 進撃の巨人
7 ひきだしにテラリウム
8 甘々と稲妻
9 オンノジ
10 宝石の国
11 富士山さんは思春期
12 食戟のソーマ
13 喰う寝るふたり 住むふたり
14 足摺り水族館
15 カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
15 僕だけがいない街
17 チェイサー
18 惡の華
19 ワンパンマン
20 機動戦士ガンダム サンダーボルト
(太文字は既読)

オトコ編の既読漫画は全部で5つ。1位の「暗殺教室」は話題だから一応読んでみたという程度で、残念ながらその面白さはまったくわかりませんでした…。

坂本ですが?

2位の「坂本ですが?」は学園生活の何気ないヒトコマを、スタイリッシュ且つエレガントに決めてしまう最高にクーレスト(クールの最上級)な作品。アニメ化してニコニコ動画でも放送すれば、画面中「www」で埋め尽くされるのが目に浮かびます。

ただ、どうしても最初のインパクトありきの漫画ですので、面白さがそんなに持続しないのが難点…。その辺「となりの関くん」と似たような構造だといえるでしょうか。

甘々と稲妻

未読作品で気になるのは、甘々と稲妻。男手1つで幼い娘を育てている高校教師と、その教え子の女子高生が一緒に食事を通して心通わせる食卓ドラマですか。ネットで1話だけ読んでみましたが、超面白かった! これは買おう!

~オンナ編~

1 さよならソルシエ
2 ときめきトゥナイト 真壁俊の事情
3 月影ベイベ
4 日々蝶々
5 かくかくしかじか
6 パレス・メイヂ
7 ぽちゃまに
8 逃げるは恥だが役に立つ
9 おんなのいえ
10 とりかえ・ばや
11 千年万年りんごの子
11 月刊少女野崎くん
13 花と落雷
14 ないしょの話 山本ルンルン作品集
15 虹の娘
16 俺物語!!
17 透明人間の恋
17 アオハライド
17 あれがいいこれがいい
17 さきくさの咲く頃
(太文字は既読)

こちらの既読作品は8つ。そのうち1位のさよならソルシエは、ランキング発表された後に急いで買いに行きました。こちらの感想は、また日を改めて掲載したいと思います。

月影ベイベ

3位の「月影ベイべ」は、坂道のアポロンの小玉ユキさんの新作で、私はまだ1巻しか読んでいませんが、上位に食い込むのも納得の面白さ。この人の描く独特な世界観は本当にやみつきになりますよ。

ヒロインの峰岸蛍子はカワイイとか好きとかってレベルじゃなくて、マジで恋してしまう。大人びたクールビューティーな彼女は深堀百合香(坂道のアポロン)を彷彿とさせる魅力があって、その雰囲気と佇まいがとにかく美しい。あと、なんか知らないけど異様にエロい。なんでこんなにエロく感じるんだろう…。オッサン相手に恋しているJKだからかなぁ?

7位に入った「ぽちゃまに」はつい先日読んだばかりの作品で、これもまた後日別個に感想を書かせてもらいます。

月刊少女野崎くん

11位の月刊少女野崎くんはオンナ編でランクインしていますけど、普通に男向けの漫画ですよね。ギャグ漫画としての面白さは、正直30点ぐらいの評価になっちゃうんですけど、ヒロインの佐倉千代ちゃんが可愛くて好き。決してイマドキではない、90年代風の古めなキャラなところが(笑)

~個人的な「このマンガがすごい!2014」大賞~

私が選ぶ「このマンガがすごい!2014」大賞は、タアモさんの「アシさん」ですね!

アシさん

「たいようのいえ」と平行して現在連載中の漫画でして、コミックスはまだ1巻しか出ていないのですが(2年に1巻ペース…)、たいようのいえに負けず劣らず傑作ですよ!

たいようのいえほど「萌え死ぬ!」という強烈さはないですが、コメディとして優れているのは断然アシさんの方だと思う。作者が大阪出身だからか笑いの感性も近くて、本当にツボに入ったときは抱腹絶倒の面白さ。

漫画家デビューを夢見ながらアシスタントを続ける主人公が、一癖も二癖もある変人(漫画家)たちの元で悪戦苦闘している姿が楽しすぎる。一番印象深いのは、やっぱりBL漫画を手掛ける山猫先生のエピソードでしたね~。

黒髪ロングの美人なおねーさんなのに、いきなり「ちんこにグラデ貼って汁削って」「汁はエロくしてね」と顔とギャップありまくりの発言を連発。好みのBL同人誌を手にしながら、「うひょおおおお! むさりゅクソかわあああああ! りゅーたんもっとずぶずぶにやられればいい!!」と発狂する様はインパクトありすぎでした(笑)

ちなみに私が一番好きなキャラは、いつもケモノ耳フードを被りながら仕事しているアシスタント仲間の長嶋さん(30)。イケメンの前で必死にカワイイ子ぶったり、若さを妬んだり、他人の不幸を笑ったり、人としてそこはかとなく終わっている感じの長嶋さん(30)がたまらなく好きです!!

タアモさんの描く女の娘は全員萌えるので、確実に男性読者狙い撃ちの1冊。惚れた腫れたの恋愛が主体ではありませんから、そういう恋愛モノが苦手な人にはたいようのいえよりも読みやすいはず。来年はランキングに入ってくれるといいな♪

さよならソルシエ 1 (フラワーコミックスアルファ)

著者/訳者:穂積

出版社:小学館( 2013-05-10 )

定価:

Amazon価格:¥ 300

コミック ( 186 ページ )

ISBN-10 : 4091352022

ISBN-13 : 9784091352026


ABOUT

なでしこやまとでは、総ての作品が浅生大和の主観に基づいてレビューされています。私個人の主義主張&趣味嗜好が評価に大きく関与し、客観性を無視した極めて独善的なレビューとなっております。そのことを充分踏まえた上でご覧いただけるよう、よろしくお願い致します。
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  1. 私はこういうのってあんまり参考にしてものを買わないのです。話題になればなるほど購買意欲が薄れるアマノジャクなもので。一応自分が読んでいる作品の順位は気にしますけれど。
    既読でランクインしたのは暗殺教室、坂本ですが、進撃の巨人、ぽちゃまにの4作。

    暗殺教室は浅生さんはお気に召さないようですが私は結構好きで、これだけのためにジャンプ立ち読みしてます。クラス全員のキャラをしっかり立てている手腕はなかなか見事かなと。本誌のほうでは渚くんもかっこよくなってるし。
    坂本は5巻以内でケリをつけるべき作品だと思います。嫌いじゃないですけど、長く続かれても困る感じ。
    ぽちゃまには1巻刊行当初から読み続けてるんですがこんなとこに入ってくるとは意外。某巨大掲示板の花ゆめスレでは非難轟々の作品ですからね。私は痩せよりはぽちゃを愛好しておりますのでこの作品大好きです。(デブトピアシリーズなんてエロゲもやったなぁ)これで紬ちゃんがコンプレックスでウジウジしてる話だったら即切りだったと思いますがすでにそこは克服済みなので安心して読んでいます。田上くんも結構性欲(肉欲)に忠実で面白いですし、どのキャラもわりと嫌悪感なく読めるのは貴重。自分で少女マンガ買うのも結構久しぶりだなぁ。サディスティック19以来か・・・

  2.  ヒンメルさん
    暗殺教室の1位は特に異論が出ていないようですから、世間的には順当という感じで受け入れられているんでしょうか。しかし、私にはどうもサッパリ…。どこが苦手っていうか、単純にどこに面白さを見出せばいいのかわからなかったです。

    まぁ、私は去年の今頃「進撃の巨人はもう二度と読むことはない!」とどや顔で抜かしていたバカなんで、来年の今頃は手の平返して「暗殺教室最高!」とほざいているかもしれません(笑)

    >坂本は5巻以内でケリをつけるべき作品
    どう考えてもこれ以上ネタが続きそうにないですもんね…。アニメ1クール分まで連載続けたら、スパッとやめてもいいと思う。

    >ぽちゃまには1巻刊行当初から読み続けてる
    アマガミの桜井梨穂子がぽっちゃり扱いされていたことには冷ややかでしたけど、こちらはキチンとぽっちゃりなさっているのが潔い。

    ただ、私はぽっちゃり好きではないので、本当のぽっちゃり好きがこの漫画をどう見ているかを知りたかった。ヒンメルさんに受け入れられているということは、それなりに愛好家のツボを突く内容に仕上がっていたということですね~。

    彼女が体型コンプレックスを既に克服しているという設定は良かったですね。今更、体型のことでウジウジ悩まれても見ている方もしんどいですから。

  3. 暗殺教室は僕も面白いとは思って読んでますけど何処が面白いのか…?と聞かれると答えに詰まる部分はありますね。

    ですが最近少年漫画や小説家になろうなどのWeb小説を読んでいるといわゆる「教育もの」と言うものの人気は一定以上あるように思います。

    暗殺教室では殺せんせーは単体で地球を滅ぼせるほど強い。ですが学校という舞台で主役となるのはあくまで生徒たち。いくら主人公の殺せんせーが強大な力を持っていたとしても生徒たちの成長がないと意味が無い。だから殺せんせーは頭を捻ってあらゆる手段を用いて生徒たちを前向きに成長させ、学校内カースト最下位の生徒たちの下克上を演出する。

    主人公が絶対的な力を持ちながら好き放題出来ない、やっても意味が無い中でどう上手く事を進めるかという工夫が見え隠れするところ、そうしていく中で生徒たちがどんどん魅力的に成長していくところに暗殺教室や「教育もの」の面白さがあるのではないでしょうか。

  4. これとかこのミスとか、毎年ランキングと自分の購読作品のズレっぷりに笑うw
    あえて話題作を避ける、なんて偏屈な性格ではないんですが…。

    オトコ編は読んだことあるのは3本だけで、
    買ってるのは七つの大罪のみ。
    オンナ編はゼロ。
    まあ少女漫画はホント触れる機会自体が少ないから、
    ゼロなのはそれこそ毎年ですが。

    私も、この手のランキングはほとんど参考にしませんねえ。
    浅生さんとか友人知人に勧められて読むことはあるし、
    実際楽しめるパターンが多いんですが、
    こういうのは合わないのが圧倒的。

    アシさんは、最初は漫画家を目指す娘のちょっといい話系かと思ったら、
    どんどんブッ飛んでいくのがいいw
    山猫先生は最高ですね!
    上品な下品さが好き。

  5. ここきっかけで、「甘々と稲妻」買って読みました!何たる面白さか!
    そしてさらに「たいようのいえ」ファンとしては読まなくては…!と「アシさん」も読みました!
    お…面白いじゃないか…!
    そして地味にオトコ編15位の「僕だけがいない街」…おすすめです。

  6.  smatさん
    子供たちに殺しを強要させる設定自体に拒否反応が強かったのはありますね。あと、殺せんせーにクラス全員が銃口を向けている構図で、「どうだい? アナーキーで斬新な漫画だろう!?」という作者の思惑が透けて見えたのもキツい。

    それでも話題になるからには何かあるんだろう……と信じて読み進めましたが、感動的であろうドラマも、痛快であろうギャグも、為になるであろうアフォリズムも、総て私の心に響かないまま。これは自分の性に合わないなと悟りました。

    世間が絶賛しているものを批難すると、捻くれ者アピールになりますし、せっかく楽しんでいる人たちに水を差すことになりますから、本当は多くを語るまいと思っていたんですけど、結果的に捻くれ者が水を差してしまうことになってしまい申し訳ありません…。

    >やっても意味が無い中でどう上手く事を進めるかという工夫が見え隠れする
    その辺は私も好きなんですけどね~。なにぶん、殺せんせーと作者への嫌悪感がひどくて、本来主役であるべき子供たちのことをあまり意識できていなかった気がします。

     パウンだーさん
    私は避ける避けないの以前に、ほとんど初見の作品ばかりですからね~。ああ、こういう漫画が世の中にあるんだと。だから、ランキングで取り上げられた作品に先入観や抵抗を憶えることなく、すんなり手に取ることができるのかもしれません。

    実際、去年の2013ランキングでも、発表後に結局9種類も読み漁りましたから(影響されすぎ!)。

    3 ハイスコアガール
    5 銀の匙
    3 惡の華
    4 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
    5 空が灰色だから
    3 今日は会社休みます
    1 ひばりの朝
    2 ラストゲーム
    1 姉の結婚

    5段階評価だとこんな感じ。そのほとんどが面白かったと満足できるものでしたので、「このマンガがすごい!」にはかなりの信頼を置いていますよ。

    >(アシさん)漫画家を目指す娘のちょっといい話系かと思ったら、どんどんブッ飛んでいく
    アシスタントさんの切実な苦労話も興味深かったですが、ギャグ漫画に振り切れてからが本番ですよね。出てくるキャラクターがみんな魅力的で面白いです! 常にダブルピースしているあかさたな先生のバカウザさも大好き!(笑)

     アスランさん
    私はまだ「甘々と稲妻」を買えていないのに、私きっかけで「甘々と稲妻」を買ったとは(笑) でもそんなに良かったんですか。これはますます読むのが楽しみ。

    >「アシさん」も読みました!お…面白いじゃないか…!
    でしょう!! この作品の素晴らしさが1人でも伝わってくれて感激。タアモさんは今一番好きな漫画家ですよ。

    >オトコ編15位の「僕だけがいない街」…おすすめです
    何やら不穏な内容ですが、確かに面白そう~。これから1年かけてランキング入りした作品をいろいろ読んでいこうと思っていますので、こちらもチェックさせてもらいますね。

  7. 自分も毎年、「このマンガがすごい!」が楽しみで仕方ないです。これ見て、来年買う漫画がほとんど決まるので~。というか、ジャイキリも宇宙兄弟も坂道のアポロンもこれで知ったので、自分を漫画オタクに育て上げたといっていいほどの雑誌だったりします。

    今年のオトコ編1位の暗殺教室が凄く順当だなぁ~という感想です。教師ものって説教臭くてどれも似たような展開(不良・問題クラスがあって、先生が親身になったり、叱ったり説教したりして、涙流してまとまる)でうんざりでしたが、暗殺の要素を入れて、先生を異生物体にすることで、こんなに面白くなるのか!とそのアイディアに感動しました。浅生さんにはその辺受け入れられなかったみたいですが…ただ、1巻が一番面白く感じて、そのあとは尻つぼみ感が否めないので、多分面白く感じることはないかもしれません。

    私が選ぶ「このマンガがすごい!2014」は「甘々と稲妻」だったので、8位ランクインは超うれしい!!浅生さんも是非是非手に取ってみて下さい!!!絶対お気に入り頂けると思います!!!!

    長々とすみません・・・

  8.  わんこスティックさん
    坂道のアポロンは、私も「このマンガがすごい!」きっかけでしたね~。おかげで、坂道のアポロンという素晴らしい作品に出会えましたし、そこから「月影ベイべ」も知ることができて感謝。世の中漫画の数が多すぎて、何を基準に選べばいいのかわからない私には、こういったランキングはありがたい指標です。

    >(暗殺教室)先生を異生物体にすることで、こんなに面白くなるのか!とそのアイディアに感動
    このコメント欄でも、口々に暗殺教室が賞賛されてしまうと、段々自分の意見が揺らいでくる…(笑) 恐らく私の見方がおかしいのだと思いますが、「子供に殺しを推奨させる」という出発点に引っかかりを感じているようでは、やはり自分には向いていそうにない。

    >私が選ぶ「このマンガがすごい!2014」は「甘々と稲妻」
    一通り読み終わったら、このサイトで感想をアップすることになると思います(面白かったら)。雨隠ギドさんって聞いたことない作者でしたが、元々BL作品を手掛けていた人だったのね。