StrawberryTarte & BlueberryPie
メーカー〔丹下拳闘倶楽部〕 発売日2003年1月30日


タルトの綴りがフランス語
横田守さんのCG集第2弾。第1弾の赤いきつね、緑のたぬきと同様に、今回もStrawberry TarteとBlueberry Pieという2種類を取り揃えておられます。

ですが、今回私がプレイしたのは、片方のStrawberry Tarteだけで、Blueberry Pieの方はやっておりません。というのも、前作のあのお寒い出来では、さすがに2つを一気に買う勇気は奮えなかったからです。いや、本当なら、前回に懲りて「今回のCG集は2つとも買うまい!」と心に決めていたのですが……でも、あれやこれやと逡巡しているうちに、結局「1つだけならいいか」という妙な妥協案に至ってしまい、ついついこのStrawberry Tarteは購入してしまいました。私の意志は、なんとも脆く儚い。


Strawberry Tarteは、基本的に前回と大きく変わらず、ディスク内にビジュアルノベルと壁紙が収録されたものとなっています。ビジュアルノベルは「特命退魔師伝クズハがゆく!」というタイトルのもので、妖魔をやっつける巫女さん(退魔師)のストーリー。退治したはずの妖魔に逆にしてやられ、おぞましい触手の餌食になってしまうヒロイン葛葉が、妖魔に取り入られてたパートナーの男の子勇に犯されてしまうといった内容です。

私はといえば、触手を心の底から忌み嫌う人間ですので、こんなものはさ~~~っぱり楽しめませんでした。もう思いっきりハズレを引いてしまった印象です。エッチシーンはほとんどこれ一つだけでしたし、私と同じく触手を受け付けない人間が買ったところでは、1文の価値すら見出せない作品でありましょう。

しかし、例え触手が自分の趣味に合致していたとしても、たったこれしきの内容量で満足できたかどうかは怪しい。触手エロが大好きな人間であろうが、「ギリギリ満足できるかも」といった程度のものではないかと。他に、巫女さん、ショタ受けといった要素もありましたが、それらをひっくるめても物足りたものではなく、やはり価格に見合う程の作品ではなかった

そりゃあ、どこぞの馬の骨ではない、あの横田先生のCG集ですし、ノベルのテキストも素人によるものではなかったですし、声優さんだって榎津まおさん(人形の館でマリアを演じていた人)を起用されていたんで、全くのボッタクリCDだとまでは言いませんがね。

でも、やっぱりその肝となるCGが6種類しかないのは物悲しいものよ。ゲームとしても、CG集としても、圧倒的なボリューム不足は否めない。ディスク2枚ばら売りなんてあこぎな真似をせずに、2つ統合して売って欲しいものです。無論、お値段は据え置きにして…。

とりあえず、ビジュアルノベルに全く魅力を感じれなかった私にとっては、オマケの壁紙ぐらいしか役に立たない作品でした。支払った1575円を僅かでも取り返す為にも、せめて二週間ぐらいはこの壁紙をデスクトップに飾り続けなくてはなりませんよ。
   ~1月28日追記~
あはは…、えっとですね…。そのぉ…とてもお恥ずかしい話なんですが……結局、買っちゃったんです。Blueberry Pieの方も…。

Strawberry Tarteを購入する際に打ち出した「1つだけならいいか」の妥協案は、所詮、ダメ人間によるダメ回路の負け連鎖の入口だったようで…。2種類の内1つだけしか買わないという生理的な気持ち悪さに負けてしまった私は、フラフラとBlueberry Pieの方も購入してしまいました。自らに課した戒めは、一週間も経たぬ内にあっさりと破られた訳であります。

それでも、当のBlueberry Pieが、プライドを投げ捨てたほどの価値がある作品であったならば、何の問題もなかった……んですけど、まぁ、そんな都合の良い奇跡は起きるはずもなくて。ていうかコレ、一旦プレイし終えた後、即ハードディスクからデリートされてしまったような、とてもとてもお寒いソフトでしたよ! あまりにもお寒かったんで、本当はこのまま私の記憶からもデリートしてしまいたい所なんですけど、それでは支払った1575円がまったくの犬死となってしまいますから、無理やりレビューの種にして、少しでも損失額を取り返したいと思います。1575円の怨念が詰まったレビューですが、どうぞご覧下さい。


Blueberry Pie収録のビジュアルノベルは「ジゼルの秘密」というタイトル。Strawberryが巫女さんであったのに対して、こっちはシスターが主人公のお話です。余所見を交えながら流す程度に1度プレイしただけなんで、細部は全っ然憶えていないんですけど、なんかいきなり水晶玉といろいろ禅問答した後、触手が何処からともなく現れて、シスターが突然犯されてしまうといった感じのストーリーでした。

説明していて、自分自身意味がサッパリですけど、大筋はこんな流れで間違っていないはず。でも、エッチシーンは、触手に犯されるシーンのただ1つだけしかなかった事は、ハッキリ記憶していますよ。つまり、「女性が触手に犯されるのが堪らなく好き」という人間なら、別にこの作品はクソでもなんでも無い作品かもしれません。しかし、私のサイトにそんな人は来ていないと信じたい。他のサイトさんならいざ知らず、我がサイトにおける評価としては、やっぱり「買うな」という最低ランクの格付けになってしまいます。1575円丸損したんだから、これぐらい言わせて…。

   総括
Strawberry TarteとBlueberry Pie、どっちが良かったかって? どっちもどっち。ま、触手が嫌いなら買うなよって事ですわね~。パッケージの裏に「触手に嫌悪感を抱く方は、ご購入をお見合わせください」といった注意書きが欲しかったぐらいですよ。

それから、点数はNC(ノーコンテスト)に変更しました。触手エロが到底意味不明な私に評価は出来ない。
03年1月21日・03年1月28日