仕舞妻 姉妹妻3
メーカー〔13cm〕 発売日2007年9月7日


怒濤のノーハドルエロス
まったく…。このエロゲに出てくるヒロインたちは、一体どうなってるんでしょうか。頭の中がショッキングピンクに染まっているんじゃないかと訝しむぐらい、来る日も来る日もエッチなことばかり! 葵はその艶めかしい豊満な肢体を武器に、再三アプローチを掛けてきて、日々の営みのように主人公を弄び楽しんじゃっていますし、美紅&桃子の2人にしても、自己紹介もそこそこにいきなり手コキを始めるほど大胆な奴ら。それも3人が揉みくちゃになって倒れ込み、起き上がるのに屹立した主人公の性器が邪魔だからという、訳のわからない理由でっ! 貴女たち、チョット頭おかしいよ!(良い意味で)

そんなわけで、姉妹妻シリーズ第3弾となる仕舞妻は、理屈もご託もお題目も抜いたエロ一本槍。性欲旺盛な人妻たちとのひたすら甘美なエロエロ生活を堪能するだけのエロゲでして、ヒロインごとの個別ルートもなければ、最後の終わり方すら、「お疲れ様でした~」というプレイヤーへの労いの言葉で唐突に終わってしまう始末。潔いまでにエロ中心の……否、エロ剥き出しの作品でした。

性質的には、「はじめてのおるすばん」に近しいと言えましょうか。ストーリーらしいストーリーがなく、日常会話は総てエッチへ持って行くための前振りという点が同じ。ただ違うのは、一緒に暮らす相手が無垢なる幼女ではなく、性欲盛んな人妻だったというだけで…。

しどけない艶姿に誘われ、挑発的な言葉に乗せられ、噎せ返る色香に惑わされ、すっかり快楽の虜に陥る主人公。おねーさん(おばさん)に一方的に迫られるというのがエッチシーンの大半であり、1から10までこの繰り返し。私もそういうシチュエーションは大好物なんですが、さすがにここまでワンパターンだと戸惑いますね。回転寿司でトロだけが延々レーンを回っているような感じ。食べても食べても次がやってくるのは、幸せといえば幸せなんですけど…。

仕舞妻は話数ごとに区切られているタイプですが、なんとこれが全部で37話まであります。1話の中には複数のエッチシーンが用意されているので、そのボリュームの多さは推して知るべし。エッチの種類も比例して幅広く、障子越しのフェラやら、セーラー服のコスプレやら、痴漢プレイやら、お約束のハーレムやら様々なものが用意されていましたよ!

葵たちも、底なしの性欲を持っているとはいえ、淫乱や色情狂と呼べるレベルじゃなかったのは救い。あくまでエッチをコミュニケーションの一環と見なしている感じで、理性のたがが外れているわけではありません。明るく楽しいエッチを最後まで貫いており、その点は私もホッと胸を撫で下ろしたところです。

ま、このエロゲは難しいことを考えずに、素直に身を委ねるのが一番。これだけエロが陸続して、矢継ぎ早に送り込まれてくるのは、なんだかんだで贅沢なことですよね。1つのエロが終わって、息が整う前に、もう次のエロが始まっているような状態なんですから。うだうだ能書きを垂れるのではなく、本能のままに貪り、搾り取られるが吉。人妻なのに旦那を裏切る葛藤がないとか、葵の旦那に至っては結局最後まで登場しなかったとか、そんなこと気にしたら負けです。

毎回、作風が様変わりする姉妹妻シリーズの唯一の共通点は、原画の石原そうかさん。前作はややプランパー気味といえる感じでしたが、今回は程よい肉付きで、とてもセンシュアルな魅力的な絵になっています。それでも、他のエロゲと比べるとかなり大柄な部類でしょうが。レオタード姿の桃子とする騎乗位のCGは、いくらなんでも肩幅が広すぎる…。あれだけガッチリしていたら、良いオフェンスラインになれそうです。

淫語修正は無音消しタイプ。最近のものにしては消しが長かったのが残念。せっかくの淫語の豊富さが勿体ない。

滲み出るような色気を堪えた人妻大原葵。はんなりとした関西弁が特徴的。涼森ちさとさんの演技はやっぱり上手いわ~。
2007年9月16日