しあわせなお姫さま~エンゲージは子づくりのために~
メーカー〔裸足少女〕 発売日2008年2月1日


セイロガン糖衣Aだと思ったら単なる飴玉でした
かつては和輪姦なるアイディアを提唱していた裸足少女さんが、この度目指したものはラブ&スイートな調教。ご主人様だ~いすきに続いて、和姦調教というジャンルが広がりを見せ始めているのは良い傾向。調教という、本来苦くて飲み込みにくいものを、甘いラブラブで包んで口にしやすいよう工夫してくれているのは、私のようなお子様にとって大変ありがたいことです。

でもね、正直なところ、これはとても和姦調教なんて呼べる代物じゃなかったな。じゃあ、なんだったのって言われると、“和姦”ですよ。調教関係なく普通に“和姦”です。主人公リッツはご主人様でもなければ調教師でもないただの童貞なんで、元からエッチを教えられるような立場にありません。お姫様に対してエッチな行為を強要させたりもせず、逆にこちらからお願いする感じ。まぁ、お願いというと卑屈に受け取られてしまいそうなので、交渉・折衝と言った方が妥当でしょうかね。イヤイヤと抵抗するお姫様を説き伏せた上で、半ば強引にエッチへ傾れ込む展開がほとんどでした。

和姦調教でなかったのは拍子抜けですが、これはこれで悪くない……いや、ぶっちゃけると、こういうのメチャクチャ好き!! 押して押して相手に渋々OKさせる過程に、私は得も言われぬ快感を感じるのですよ~。ぶつくさ恨み節や愚痴をこぼしながらも、根負けして済し崩し的にエッチを受け入れていくセシリアが可愛くて可愛くて! ベスト萌えセリフが「しょうがないなぁ」である私にとって、エッチの折衝とは斯くも甘美なものなのです!

散々嫌がって拒否していた割に、いざエッチが始まると、一番ノリノリではしゃいでいるのはセシリアですしね。とにかく、彼女はエッチの最中の口数が多くて、10回クリックしてテキストを進めたら全部セシリアのセリフだったってこともザラ。主人公に口を挟む隙を与えないぐらい、淫語混じりの長台詞を次々と捲し立ててきます。今宵はセシリアの独演会。

これだけセシリアのセリフ量が多い理由は何かというと、本来ト書きで行うべき状況描写を、全部彼女が口に出して説明しちゃっているため。「リッツのガッチガチおち○ちん、セシリアのぬるぬるおま○こに・・んぁっ・・ずぶずぶ入ってきたぁ・・・・」 「もうとっくにびちょびちょのぐちゅぐちゅだったから・・んんっ・・すごくあっさりぃ・・・・」といったように、現状を逐一実況しているのです。敢えてリアリティを犠牲にしてまで、エッチなセリフを1つでも多く言わせようとする裸足少女さんの心行きは健気で泣けてくるじゃないですか~。え、泣けません?

「ああっ・・どんどん、身体がうずいちゃうぅ・・止められない・・んんっ・・抑えられないぃ・・ほぐれちゃうぅ・・・・セシリアのおま○こがほぐれちゃうぅ・・・・」

これが調教LV1のセリフだというのだから心底恐ろしい…。普通なら、どう考えても調教完了済みなキャラのセリフでしょ。LV1~2の段階では、まだ嫌悪を露わにしている状態なのに、こうやって平気で淫語を連呼してくるから困りものです(困っていません)。まぁ、嫌悪といっても可愛らしい反発に過ぎなくて、なんだかんだでリッツの要求を全部受け入れながら、セシリア自身も感じて楽しんじゃっていますからね。

奉仕の1つに「顔射」という項目があるのですが、ここでは言葉通りセシリアの顔目掛けてリッツが射精をするわけです。当然のことながらセシリアお姫様はその行為を快く思わず、「何をしだすの急に!」「変態!」「やめて!」と猛反発。しかし、その非難の言葉を投げ掛けている最中、ずっと彼女は口を開け舌を出して顔射を受け入れる体勢で待っていたのが笑えてしまう。ああ、なんて可愛らしい生き物でしょう!

LV3になると完全にラブラブモード移行で、「か、勘違いしないでよね」のツンデレ常套句を駆使しながら、リッツに対してデレデレ状態。奉仕も嬉々として行いますし、指示していないことまで自発的にやるように。LV2からLV3の変わり様は凄まじいですよ。感覚的にはLV1→LV2→LV6って感じで、3.4.5は何処へ消失したんだって話です。

LV4は恥も外聞もないバカップル状態。「セシリアのこと好き?」と20回以上好きと言わされたり、「セシリアのどういうところが好きなの?」と20カ所以上好きなところをを言わされたり、「結婚した後、リッツはセシリアとどういうことしたい?」と20種類以上やりたいことを言わされたり、恋人同士のしあわせ~な時間を満喫できます。

夜伽では自ら甘えるように求めてきて、ひたすらラブラブエロエロで超最高。ただ、その夜伽で1つだけ納得いかなかったのは、LV1~3までは普通にあった後背位が肝心のLV4になると削られていたこと…。他にも、乳首愛撫奉仕、顔射、尻ズリといったものがLV4では不意に消えていました。

しあわせなお姫さまの不満点はといえば、やはりここ。全体的なボリュームに不足は感じませんが、キリオやエルフィナやマーヤといった余計なモブキャラ……もとい、サブキャラにエロを割くぐらいなら、もっともっとセシリアに集中させて欲しかったです。それなら、LV4で後背位がないなんて手落ちはなかったはず。キリオには連続膣出しというシーンが用意されていましたけど、これも「そういうのはサブキャラじゃなくてセシリアにやれ!」と声を大にして言いたいですよ。

セシリア以外が目当てで購入したってどうせ満足出来ない、実質的なセシリアの単独ヒロイン特化型エロゲなんですから、サブキャラとのエッチは省いてしまっても良かったんじゃないかと思えますね。しかも、サブキャラは別の絵師が担当しているのですごく異物感。原画家複数体制は珍しくないものの、ここまであからさまに絵柄も塗りも違うキャラが鼎立していると不自然さが際立っています

サブキャラの存在を疎ましく感じたのは、それだけ私がセシリアに入れ込んでしまったという証明でもありますけど。本当にセシリアは素晴らしいヒロインでした。こんなエロカワイイお姫様は他にいないですよ。まだまだセシリアと続けたかったです、調教という名の和姦を。

裸足少女の主人公といえば、純朴な少年を装いながら、本性を現すと突如オッサン丸出しになる「見た目は子供! 性癖は大人!」ってのがお約束でしたが、今回は結局最後まで本性(?)を現しませんでしたね。よく自制したと褒めてやります。

奉仕メニューで、フェラチオという項目とは別に、顔射・ごっくんが独立してあるのが嬉しいですね~。しかも、ほぼ総てのプレイにおいて、最後には精液が掛かったままのセシリア(専用CGあり)との会話が設けられている! 出したら終わりではなく、事後の余韻まで楽しませてくれる裸足少女さんに感謝感激!

夜伽では1度掛かった精液は次のシーンでも拭き取られていなかったですし、恒例の連続顔射は今回もちゃんとありました。今、裸足少女さんは汁に対して最も造詣の深いメーカーかもしれません。これからもその志を失わないで欲しいですね。裸足少女愛している!

気高くて美しくて心優しい姫(自称)のセシリア。彼女は事あるごとに、自分のことを「高貴なお姫様のセシリアが─」と口癖のように呟くのですが、こんな「お姫様ぶる」ところも「お姉さんぶる」に通じるものがあって萌え萌え

私のイメージする和姦調教って、スポーツでいうコーチと選手の関係性なんですよね。何かの目標を達成するために、愛情を持って彼女を育て上げようとするような。時には厳しい調教も行うけれど、それは好きでイジメているわけではなく、あくまで彼女のためを思っての調練。相手側もその気持ちを充分に理解しているから、嫌なことでも頑張れる。キツイことでも耐えられる。

こんな麗しき二人三脚こそ、和姦調教の神髄ではないのかと思うのですが~。
2008年2月7日