SOUL FOUNDATION 2
メーカー〔LOST RARITIES〕 発売日2009年4月26日


トッピング全部乗せ
ガンダムSEEなんとかの二次創作。生憎、私は当該アニメを見ておりませんので、登場するキャラクターの人間関係も舞台背景も全然わからないです。タリア? ミーア? デュランダル? 誰? って感じ。とはいえ、内容としては、徹頭徹尾エッチするだけの単純なものなので、戸惑うことは一切ありませんでしたが。元ネタを知らなくても、前作をやっていなくても、安心してプレイはできます。

しかし、“徹頭徹尾エッチするだけの単純なもの”でありながら、クリアまでにはなかなか骨が折れました…。攻略が面倒ということではなく、テキストがかなりの曲者でしたんでね。とにかく、エッチシーンが長い! ひたすら長い! ただただ長い!!

それもそのはず、テキストを手掛けているのは、あの青匣新力さんなんですね~。13cm時代にお世話になった懐かしのライターさんですが、当時からエッチシーンの尺の長さは強烈な印象として残っております。

体感的には通常のエロゲの3~5倍。なんでこんなにテキストが長ったらしいのかというと、トッピングが多すぎるからなんですよ。官能小説ばりに修辞を利かせた迂遠な表現に、牝犬、マゾ奴隷と執拗に繰り返される言葉責め。淫語、嬌声、擬音も激しい自己主張をしており、結果エッチシーンを長引かせている。チャーシュー、ネギ、もやし、キャベツなどをドカドカ乗せているラーメンってあるじゃないですか? まさしくあんなイメージ。麺どころかスープも見えないぐらい、これでもかと丼に具を盛り付けているのです。

味自体は悪くなく、文章レベルの極めて高いライターさんではあるのですが、もう少し受け手側のことも考慮して欲しいところ…。いつ終わるやもしれぬ冗長なテキストは、途中で説法のように思えてきます。ありがたいお話でも、徳のない私のような下衆には、眠気を誘うものでしかなくて…。


まぁ、テキストに関してはこのくらいでいいでしょう。私がこの作品で掘り下げたいのはテキストではなく、グラフィックの方ですから。

たかぴこさんの描く絵は、アニメ調の塗りがマッチした一般受けしやすい絵柄で、普通にハイレベルなCGなんですが、なんと言ってもフェラの描写が衝撃的すぎます。元々、作品全体でフェラに対する意識は高く、フェラゲーと呼んでも差し支えのない入れ込みようで、サブキャラクターとは本番が1度もありませんでしたし、クリア後に用意されていたボイスモードは全部フェラの唾液音だったほど。1キャラクターあたり30個ずつあったのに、それが全部フェラ唾液音だったんですからね。キャラクターの数は、タリア・ミーア・カガリ・ルナマリア・メイリンの5人なので、総数150個! バ、バカすぎる…(褒め言葉)。

それぐらいフェラに傾けられたこだわりは半端じゃなかったんですが、その中でも一番パッションを感じたのがたかぴこさんのCGだったというわけ。何が素晴らしいって、構図が神懸かっている。フェラなんて、挿入と違いそんなに体位があるわけじゃありませんし、今更斬新な構図にお目にかかれるとは思いもしなかったですが、ホントに目が覚めるようないろんな“技”を見せてもらいました

仰向けになったところに頭の部分から腰を下ろし、鼻先まで伸びた性器を押しつけると、物欲しげに舌を突き出す彼女が身を反り返しつつ咥え込む……ああっ、上手く状況を説明できない! とにかく、誰が考えたんだってぐらい普通じゃないです。

それから、常に顔をアップにして描いているのもいい。通常、フェラはバストアップで描かれるものですが、この作品では顔に焦点を当てているので、迫力が段違いなのです。その上で、恍惚の表情、弛緩した口元、窄める頬、艶めかしい舌先、漏れる熱い吐息と、全力でフェラにおける“卑猥さ”を表現。今までに体感したことのない冠絶したフェラシーンに仕上がっていたのですよ~。


しかも、そんな至高の作品が、今ならお値段たったの2000円! ええっー! エッチシーン総数が30以上もあって、CG枚数だって70以上あるのに、たったの2000円ですって!? 仮にCG集だったとしても、1枚あたりおよそ25円ですよ。安すぎる! この前デジカメの写真をプリントしたとき、1枚それぐらいかかったんですけど! コストパフォーマンスに関しては、史上最高レベルだと断言していいでしょうね。

原画もシナリオも声優も全員プロなので、同人レベルは優に超えています。が、システムだけはお粗末。テキストの速度や音量などを記憶してくれないので、その都度設定し直さないといけなくて本気で面倒。更に、ピカピカ光る演出がウザイことこの上なく、それをカット出来なかったのは拷問に近いです。

元ネタ知らないから、キャラクターに思い入れないですし、ゲーム内ではタリアもミーアも似たり寄ったりの性格。どちらも淫乱マゾ奴隷さんですから。
2009年4月30日