発売日 2010年11月26日
メーカー OLE-M 

Time waits for no one.
ぷるるん授業然り、姉とボイン然り、なんでおっぱいに特化したエロゲは、頭悪そうな恥ずかしいタイトルが多いんでしょう。無意識化で想起する母親に魂が還元されることで、幼児退行を引き起こしてしまうのでしょうか。

ストーリーは、惨めな人生に絶望して自殺を考えていた男が、不意にバナナの皮で滑って頭を打ったらタイムスリップして青春時代に戻ったというお話。くだらない内容でしたが、今の記憶のままもう一度過去をやり直せるなら、もっと有意義な学生生活が送れたはずという後悔は誰しも持っているものだと思いますので、共感は得やすいものだと思われますね。まぁ、くだらない内容であることに変わりはないですけど。

ていうか、これほど次から次へと美少女が積極的にアプローチしてくる恵まれた環境にあって、何故今まで惨めな人生を送ってきたのか理由がわからない。チャンスを逃せと言う方が難しいと思うのですが…。


登場するヒロインは、皆揃って年上&巨乳。ただ胸だけが不格好に膨らんでいるのではなく、ちゃんとスタイルの良さも併せ持った頗る付きの美女であるのがポイント高いですね。立ち絵で見せるその美しい肢体のおかげで、エッチシーンに入るまでの期待感は非常に旺盛なものがありました。

ところが、実際にエッチシーンが始まったら一転してガッカリ感。な~んかエロくないんですよねぇ…。こんなにも気持ちが昂ぶらないのは何故なのか、一応、自分なりに考察していろいろ理由を導き出してみたんですが、やはり突き詰めればテキストなんだと思います。

エッチシーンに持ち込むまでの過程があまりにメチャクチャ。デートしていたら犬のウンコ踏んで、靴洗うためにラブホテルに入ってそのままエッチとか、こんな最低な導入見たことありません。じゅりあに至っては、唐突に「私の肉バイブになりなさい」との最低な一言で公園の茂みに連れ込まれてそのままエッチ。1回きりのセックスで後腐れなく関係が終わるサブキャラじゃないんですよ? メインヒロインである雅&じゅりあの2人がこの有様では、もう溜息しか出てこない…。せっかく綺麗な先輩なのに、魅力感じないわ~。

それから、仮にも乳ゲーならもっとおっぱいに対する執着心を見せるべきじゃないですか? 敷衍すれば、もっと前戯に力を注いでくださいってことですよ。豊満なバストを揉むしだく、掴んで引っ張るといった欲求は当然あるでしょうに、この作品ではエッチシーンが始まるや否や、おっぱいなんか意にも介さず即挿入。もっと段取りを大切に考えて欲しい。せっかく巨乳な先輩なのに、魅力感じないわ~。

始まりは突然に、エッチは淡泊に。くだらないストーリーに長々付き合わせられるのに、肝心のエッチシーンをテキパキ済ませられるのだから、不満が出てきても仕方がないです。無駄に10人もヒロインがいるせいもありますよね。後が支えているんだから、さっさと終わらせなさいよ的な。こんなせせこましいエロは嫌だ。


望月望さんが原画に携わった作品をプレイするのは、「姉×2、オレ、妹」以来実に6年ぶりでした。この間、10作もの作品をリリースされているので、さすがに昔とは一味違った姿を見せてくれるだろうと刮目していたら、びっくりするほど当時の面影のまま。多分、6年間ずぅ~~~~っとこんな感じのエロゲを作っていたんでしょう。望月望さん自身は順調に成長されて、ますます魅力的な絵を描かれるようになりましたが、取り巻く環境の時間は完全に止まっています。

もし制作陣がバナナの皮で滑って今の記憶のまま過去にタイムスリップしたとしても、何も変わらず同じ作品をリリースし続けるんだろうなぁ。

黒ギャルCHANGEシステムにより、ボタン1つでヒロインの肌色をいつでも黒ギャル風に変更することが可能GREATER HEALにも同様のシステムが搭載されており、あのときは肌の色を変えるだけで思いの外印象が変わるお得なシステムだと感心したものですが、こっちはまるで必要性を感じないものでしたね。

というのも、元々がギャルテイストのないヒロインばかりなので、肌だけ黒ギャル風にしても全然似合わない。肌の黒いメイドやお嬢様やオタク少女を見せられても、違和感しかなかったです。

ヱヴァンゲリヲンの真希波・マリ・イラストリアスにそっくりな岡本摩耶には、1年前ならもっと私も食いついたでしょうが、さすがに今となっては有難味が薄い。旬ってものがあるよね~。
2010年12月9日