Battle Raper II
 
メーカー〔ILLUSION〕 発売日2005年4月23日

指貫グローブは外さないのが男の嗜み
女子プロレスラーが卑猥な水着を着て泥レスする破廉恥な3Dゲームが巷で流行っている昨今。エロゲにも、いい加減3D作品が認知され始めて良い頃に差し掛かってきているのではないでしょうか。

TOON以降、これといって私の興味を引く作品が出てこなかったので、3Dエロゲにはとんとご無沙汰な日々が続いていましたが、そんな中で人工少女2という作品が多少話題となり、いよいよ3Dエロゲ黎明の機運が高まってきたように思えます。そこで私も、あれから3Dエロゲが一体どこまで成長したのか久しぶりに確かめてみようと。尾行2で煮え湯を飲まされて以来のILLUSION作品です。

選んだのは、Battle Raper IIという3D格闘ゲーム。エロゲの3D格闘なんて、どうしても見下してしまいがちなんですが、それでもキチンとカタチになっていたのが立派。グラフィックのレベルが高く、見た目のチープさはほとんどありません。ゲームとしても、それぞれのキャラに特色あったり、空中コンボっぽいことも出来たりと、ちゃんと格闘ゲームの様相を呈していることに感心しました。想像していたものより、遥かに出来は良かったです。

とはいえ、あくまで「エロゲにしては」なので、本気で遊べるものを期待されると困りますけど。それなりに気分が味わえる3D格闘“風”ゲームである考えるべきですね。コーヒーの味がするコーヒー飲料みたいなものでしょうか。私はエロゲで真面目に格闘ゲームをしたいとは思っていないので、それっぽい気分が味わえるだけで充分でしたが。

加えて、私が気に入ったのは攻撃を一点に集中させると相手の服が破けてしまう「コスチュームブレイク」という仕掛け。格闘パートをエッチ前の障害物としか見ていなかった私も、この燃えるシステムのおかげで俄然やる気に。

ラウンドが始まるや否や、相手の反撃には一切お構いなしで猛然と攻撃を仕掛け、相手のコスチュームを破壊すると、今度は一転して守勢に回り半裸姿をじっくりと鑑賞…。肌蹴てしまった胸を懸命に片手で隠しながら闘う姿には、何とも言えぬエロスが漂っていましたね~。かなり人として恥ずべき闘い方のような気がするものの、多分みんなも似たようなことをやっているはずなので問題ないでしょう。

そして、半裸に剥いた女の娘をKOした後には、気絶している女の娘にこっそりイタズラをする「いたずらモード」というご褒美が。けど、これは実際にやってみるとなんか微妙な感じ。せっかくの3Dなのに全然動かないし(たまに寝返りを打つ程度)、やれることは少ないし(おっぱいを揉むぐらい)、あんまりエロくないし(ほとんど無反応だもんねぇ)、どうにも楽しくありません。

しかし、そんないたずらモードの消化不良も、最後のエッチシーンで溜飲が下がりました! リアルタイム3Dで描かれる本番シーン、こちらは思った以上に良く出来ていたんですよ。美しいモデリングで複雑な体位もしっかり表現できており、挿入時の動作も滑らか。ムービーではないリアルタイム3Dのエッチシーンで、これだけのクォリティが維持されているのはすごいの一言。ようやく3Dエロゲもこの境地まで辿り着いたのかと唸らされましたねっ!

何より、私が驚嘆させられたのはキャラクターの可愛さ。ポリゴンなのにものすごく可愛いんです。顔をアップにしても全然耐え得るレベルですから。ていうか、アップにしてこそキャラクターの可愛さがより際立つというもの。表情も実に豊かで、こちらの行う愛撫に対して逐一反応を見せてくれるのが堪りません。ホント、良く出来ている。

カメラアングルをこちらで自由に設定できるのも、リアルタイム3Dの醍醐味。主人公視点で擬似的にセックスを体感するもよし。女の娘視点でいきり立った主人公のペニスを頬張ってみるもよし。マニアックな貴方は、防犯カメラ視点で警備員気分を満喫するもよし。自由自在に操れるカメラアングルを使った楽しみ方はいろいろ。

基本的に女の娘はカメラ視線なので、斜め45度ぐらいの角度にカメラを持っていくと、流し目になるのがセクシーでしたね。ちなみに私はこればっかりやってました。皆さんもプレイされるときは、是非この流し目をさせてみましょう。斜め45度でチョット上目遣いにさせるのがポイントです♪

ただ、概ね良く出来ていたエッチシーンでも、操作性が少し……いや、かなり悪かったことは問題。カメラアングルを上手い具合に設定するのが難しくて、もっとマシな操作法はなかったものかと思う。エッチでやりたいこともなかなか自由に出来ず、フェラをさせる方法がわからずにエッチが終わってしまう人もいそう。もっと簡単にいろんなことが出来るようになればいいのに。この辺は次回以降の課題でしょうか。


今回は割と好意的なレビューでお届けしましたけど、それは今後の期待料込であるがゆえ。いくら「良く出来ている」と言っても、現状で満足出来るようなレベルじゃありませんし、ハッキリ言って作品としてはまだまだ未熟。システムが不便、操作性が悪い、自由度も低い、エッチのパターンが少ない、動きもグラフィックももっと綺麗になって欲しい……等、言いたいこと望みたいことは山ほどあります。

それでも、果てしなく遠いと思われていたゴールが、この作品で薄っすら輪郭が見えてきたのは大きな収穫。私はそんな微かな兆しを感じ取れただけで、この作品をプレイした価値はあったと思っていますが、「そんなことに喜びは見出せない!」って人なら、3Dエロゲに手を出すのは時期尚早でしょうね。依然として投資の意味合いが強く、本当の意味で「製品」と呼べるには、もう少し時間がかかりそう。見返りを求めるのはまだ先の話。


Raperという物騒なタイトルがついていながら、やってることはものすごく和姦。看板に偽りありまくりなので、和姦が好きな私にとっては嬉しい誤算でも、本来のRaperを期待していた人は怒り心頭ではないかと…。もしなでしこやまとが陵辱推奨サイトだったら、あらん限りの罵詈雑言を吐いていたに違いない。

「いたずらモード」が、ややRaperっぽい気質を見せていたとも言えますが、実はこれも、闘いで傷を負った女の娘を治療してあげるというRaperに反する情愛に溢れている。やっぱりRaperらしさは皆無でした。

各キャラは衣装エディットが可能。入手したコスチュームを自由に着せ替え出来る仕様なので、無骨な鎧の代わりに看護婦さんの格好で闘わせたり出来ます。ちなみに私がエディットしたキャラは、何故か全員メガネをかけていました。

しかし、その格好でエッチ出来ないというのは手落ちだなぁ。何のためのコスプレかって思うね。

神代由羅。双子の妹の方。ストーリーは全部飛ばしていたので(だってつまんないんだもん)どんな性格の娘なのかは知りませんが、単純に見た目が一番可愛いと思ったので。自分のことを「俺」と言っていたような気がするけど、空耳ということで。
05年4月25日