ぽこぽこ妹3
メーカー〔ソフトさ~くるクレージュ〕 発売日2003年2月15日


トイレ盗撮がなかっただけでもよしとするか
最近は、高画質デジカメ、カメラ機能つきケータイ、超小型CCDと盗撮に役立つアイテムが誰にでも簡単に安価で入手出来るようになり、昔と比べて随分盗撮がやりやすくなった便利な世の中になってきましたね。皆様も、盗撮ライフをエンジョイされていらっしゃるでしょうか?

ちなみに私はしていません。何故なら、盗撮という行為そのものにまったく興味がないからです。覗きや盗撮は好きとか嫌い以前に、それのどこに楽しみを見出すのかすら理解できておらず、隠しカメラで女性の痴態をカメラに収めてニヤニヤ観察するなど、私の理解に及ぶ行為ではない。


さて、ぽこぽこ妹の3作目のテーマはそんな「覗きと盗撮」でした。妹の痴態を穴から覗いたりカメラで隠し撮りをしてニヤニヤ観察します。ぽこぽこ妹シリーズは1、2と続けてやってきた私ですが、覗き盗撮がテーマの3はシリーズ中最もテンションの上がらない作品だったといっていいでしょう。

とはいえ、覗き盗撮と別の部分では問題がなくて、エッチシーンは普通に良かった。グラフィックがとても綺麗な上、同人ゲームならではのモザイク薄消しで、「挿入している」「咥えている」描写がダイレクトに伝わってくる恩恵。これは今までと変わらずエロい。

それに何よりエッチの相手、妹の静ちゃんがとてもカワイイですから。物静かで大人しい性格の彼女でも、エッチな事にはちゃんと理解があって、見た目清楚なお嬢様の雰囲気からは意外とも思える程に、性的な興味が津々。彼女の「エッチをしたい」という思いが、お兄ちゃんへの愛慕というより、性的な興味によって衝き動かされているというところが大きいですね。つまり、「お兄ちゃんが好きだからエッチする」ではなく、「エッチをしてみたいからお兄ちゃんとする」という気持ち。

お兄ちゃんLOVE♪な前者も私は好きですけど、エッチに前向きな姿勢の後者はもっと好き好き。小さな身なりで精一杯エッチに体当たりしてくる姿のは何とも愛らしいじゃないですか。私もそれなりに持ち合わせているロリコン心が擽られてしまいます。可愛い妹と、ラブで濃厚なセックス。エッチシーンには全然不満がありませんでした。

まぁ、エッチシーンが少なかったのは不満といえば不満ですが。1500円分のボリュームは充分にあるわけですけど、今回はただでさえ少ないエッチシーンの大半が、覗きや盗撮のために割かれてしまっていたので、余計にエッチシーンの少なさが感じさせられてしまったのは残念なところ。普通のセックス(結合)のシーンなんて、4つぐらいしかなかったですもん。如何に良質でも数が少ないと気分はモヤモヤ。やっぱりぽこぽこ妹3は、覗き&盗撮をエッチシーンとして楽しめるかどうかが、作品の印象に対する大きな違いになってくるでしょうね。

話がループしちゃうけど、私はやっぱり盗撮を楽しめない…。最後まで結局何が楽しいのか全然わからなかったですからね。誘えばいつでも妹とエッチが出来るというのに、わざわざ妹の留守を見計らい、部屋にカメラを設置して盗撮するなんて、私にはさっぱりわからない行動です。それがピーピングトムの美学というものなんでしょうか? 私にはさっぱりわからない美学です。

3では2であった妹主観の語り口が廃止されている。これに伴って、ト書き部分のボイスも廃止。原点回帰したわけですけど、なんだか今まであったものがなくなったのは寂しい気分…。

精液描写は相変わらず良いです。べらぼうに良いです。射精シーンでは、ほとんど顔まで飛び掛っていく美学が光っていますね。あどけない顔に容赦なく降りかかる精液、黒髪に映える白のコントラストは艶やか。

クレージュさんは、口射より顔射を重視しているみたい。今回のぽこぽこ妹3でもそうだったんですが、顔にかけるものばかりで、口内射精は1つもありませんでした。ま、個人的にはそれでいいんですけどね。

「クラスの男の子なんてキョーミないよ! ○○はお兄ちゃんだけが好きなの!」が、エロゲにおける妹のお約束事だと思っていましたが、静ちゃんは普通にクラスに別の好きな男の子がいます。しかしこの設定が逆に、兄としての複雑な思い煩いを生み、兄妹の本来の距離を感じさせられ、結果として「兄妹」という関係の意識を色濃くしていたような気がしました。

それにしても、静ちゃんは本当にぽこぽこしていて可愛いですね。改めて、この作品の「ぽこぽこ妹」というタイトルのセンスには唸らされます。
2003年5月16日