~覗き・オナニー編~  
メーカー〔Erogos〕 発売日2004年5月28日


ほんの手慰み程度
 ~前回のあらすじ~
貧乳&淫乱2人組に手によって、完膚なき敗北を喫してしまったパイズリ編。その痛手も癒えぬまま、シリーズ中、最も興味の低い「覗き・オナニー編」を迎えることとなった。頼もしい仲間、涼香が帰ってきたことは朗報ながら、引き続きあのカオルも登場することで、事態は好転の兆しを見せない。らぶフェチシリーズ全巻制覇の前に訪れた最大の難所。この危機を無事切り抜けることは出来るのか…!?


しかし、地味だね。覗きとオナニーが主役(テーマ)になってるエロゲなんて本当に大丈夫なのかと、最初から不安視する向きはあったわけですが、果たして、その不安は的中していました。女性の一人舞台(自慰)をただ傍観するだけというのが、これほどまでに満足感に結びつかないものだったとは。

確かに、隠された痴態を覗き見たり、目の前で自慰を行わせ視姦する行為には、ドキドキするような背徳感がありましたよ。でも、所詮「それ止まり」ですから、思いっきり消化不良が残ってしまう。覗きは構造上、主人公が行為に関与してきませんし、オナニー鑑賞も射精シーンが存在しないのが最大のネック。これじゃあ、私は満足なんて出来やしません。まぁ、最初からそういう作品だと承知の上で買っているんですから、今更文句言うなよって話ではあるんですが…。

別に作品として、大きな不備を抱えていたってわけでもありませんからねぇ。オナニーフェチな人たちのニーズに応えるべく、必要最低限なものはキチンと揃えてある。TELオナニー、野外オナニー、見せ合いオナニーといった定番プレイに加え、オナニー三神器というべき「縦笛・シャワー・マッサージ器」もちゃんとご用意。前回が「貧乳パイズリ」という異端思想を持ち出していただけに、今回も「大仏オナニー」ぐらいの大技は出てくるんじゃないかと期待……いや、心配していましたけど、そういう特殊なものはこれといってなし。至って正統派な作りになっていました。

なので、「覗きこそが俺の生きがい!」「オナニーがあれば他に何もいらない!」といった本来ターゲットとなっているお客さんにとっては、これはこれで納得の逸品なのかもしれません。私は覗きやオナニーに対して、それほど強い関心を持っておりませんので、この作品に価値を見出せませんでしたが、好きな人であれば満足できる作品なんでしょう。多分。

私も「見せ合いオナニー」だけにはそれなりに満足したんですけど。これを気に入ることが出来たのは、唯一射精シーンがあったことと(カオルの本番シーン除く)、相手が私の大好きな涼香ちゃんだったってのが大きな理由。やっぱり、オナニー鑑賞の楽しさって、キャラの魅力に依存するところが大きいね。らぶフェチシリーズって、実は「フェチ」の内容より、「キャラ」の方が重要だったりするから、相手の女の娘さえ気に入っていれば、結構何でも満足出来ちゃったりします。

そういった意味で、この「覗き・オナニー編」で初登場となる新キャラの榊原奏にかける期待は大きかったんだけどなぁ~。残念ながら彼女はイマイチ黒髪で優しげなおねーさんと、私の趣味を思いっきり刺激するキャラクターであるというのに、乏しい個性のせいか、あまり興味をそそられなかった。「エロ話をしても引かれない」という良い部分はありながら、それを活かしきれていないのは勿体無い。この奏さんが、涼香ちゃん並に心惹かれる魅力的なキャラであれば、もっとこの覗き・オナニー編を見る目は変わっていたと思うだけに残念でしたね。ま、今回のことはもう忘れるとするか。


さて、次は脚フェチ・足コキ編ね。う~ん、これはどうなんだろう。次回予告のムービー見ただけでも、いろいろツッコミどころがありすぎて。らぶフェチシリーズへの興味は既に下降線の一途ですし、もうこれ以上はいいかなって気が正直ある。お気に入りの涼香ちゃんは、もう最後の三者面談まで登場しないっぽいしねぇ。

アニメのレベル(作画)が目に見えて落ちちゃってるのは痛恨。私がらぶフェチシリーズを全巻揃えようと決意し、大して興味のない覗き・オナニー編でもこうやってわざわざ購入しているのは、アニメに全幅の信頼を置いてのことなんですから、最低限ここはしっかりしておいて欲しかった。もしかして、回を重ねるごとに質が劣化していくんじゃないでしょうね? 今一度、気合を入れなおせ~。

涼香ちゃんです。もし涼香ちゃんが出ていなかったら、この「覗き・オナニー編」は私にとって限りなく無価値なものでした。DVDをフリスビー代わりにして遊ぶぐらいしか使い道がない。
04年6月22日