姪少女
メーカー〔たぬきそふと〕 発売日2008年12月12日


部屋を明るくしてモニターから離れてプレイしてね!
アラフォーが2008年の新語・流行語大賞に輝き、40歳を前後する女性が社会的な脚光を浴びている中、敢えて私はアラテン! 世間の流れに逆行するが如く、Around10のエロゲを手にしました!!(本作品に登場するキャラクターはすべて18歳以上です)

でも、購入前は結構悩んだんですよねー。姪少女はRUNE時代の娘姉妹の流れを汲む作品で、その娘姉妹は強烈なイリーガル臭から敬遠してしまった作品。いくら野々原幹×猫舌あちのゴールデンコンビでも、これは私には荷が重いと…。しかし、RUNEが事実上瓦解したあとに立ち上げられた新ブランドの一発目とあれば、ファンとしてスルーするのは忍びない。それに、そろそろこういった作品は法的に許されなくなる可能性が高そうなので、今のうちに単純所持しておこうという思いが強くなりまして。5年後ぐらいには難しそうですもんね…単純所持

そんな思惑があって始めた姪少女ですが、プレイ開始数分でいきなり前言を撤回したくなりました。姪少女に限っては、来年ぐらいでもうヤバいと! ロリロリすぎる2人の姪っ子がヤバいのは当然ですが、それ以上に主人公がヤバすぎる! だって、ものすごい変態ですよこの人!? 定職に就かない40歳のオジサンと、プロフィールからして只者じゃない主人公でしたけど、その特異な変態性はエロゲ全体から見てもズバ抜けています。

洗濯物の下着でオナニーしたり、寝顔を見ながらオナニーしたり、宿題している最中に隣でオナニーしたり、普通の人間ならドン引きするような変態行為を躊躇なく平然とやってのけるんでね…。さすがの私も引き気味で、いつもよりディスプレイまでの距離を開けながらプレイしていました。

異常な性癖のみならず、自制心のなさ、責任感のなさ、生活能力のなさ、精神年齢の低さと、大人としての資質が何から何まで欠落している極めつけのダメ人間。もはや性欲だけで生きているような人間で、相手の都合もお構いなしに自分勝手な性処理に耽るその姿には、少なからず嫌悪感を抱かずにいられません。

ただ、本能のままに行動する彼は、ある意味で裏表のない純粋な人間という捉え方もできます。幼女愛好というシンプルなベクトルで衝き動かされ、その一切の妥協がない妄執には共感……もとい、理解できる部分がないわけではありませんし、程度の問題はあれ、このような作品で主人公がロリコンであるのは正しいこと。もしロリコン趣味のない普通の青年が主人公だったら、何の面白味もない作品になっていましたからね~。

二人がカプっとやるたびに、ぴゅっと汁が飛び散って……はあはあ。おじさんの汁も飛び出しそうだよ。

だから、こんな病的なド変態でも、姪少女という作品に限っては正しい存在だと言えるのです。ヒロインがロリだから背徳感があるのではなく、主人公がロリコンだから背徳感がある。そう、変態であることは肯定されるべきことなのです! しかし、フランクフルトを食べている最中に夢想するのは、まだありがち(?)なのでわからないでもないですが、あやとりですら性的興奮に繋げてしまう彼の逞しい想像力には驚くばかり…。「隙間に指を挿れて」「くいって」「こう……ひらいて」という沙耶ちゃんの説明にイチイチ反応して、ハァハァ1人で興奮していましたんで。敏感すぎ!


亜耶ちゃん沙耶ちゃんの姪っ子2人は、気持ち悪い主人公に反するようにとても可愛らしい娘です。姪っ子の良さって今までピンと来なかったですが、この作品を通じて何かわかりかけてきたかも。“幼女は主人公に懐いて来るもの”という感覚が漠然とあった中で、ある程度の距離感・警戒感を持っている彼女らは新鮮でした。一緒に生活していく中で、その壁が少しずつ取り除かれていく過程が楽しい。始めから好感度MAX状態の妹キャラや娘キャラとはまた違った魅力があります。

といっても、姪少女は純愛作品ではないので、恋愛に発展するようなことはないです。愛の要素は極めて低く、ラブラブな和姦は期待するだけ無駄であると明言しておきましょう。ですが、私が覚悟していたほど陵辱的でもありませんでした。もっと心を痛めるようなネガティブな作風だと思い込んでいましたけど、意外とポジティブなムードで暗くならない。結構ひどいことはしつつも、姪っ子側に悲嘆する向きがないので、陵辱が成立していないって感じでしたね。和姦ではないけど陵辱でもない不思議な感覚

ただ、処女を奪うシーンはどちらもムリヤリだったのは納得できませんし、妊娠させておいて無責任な発言を繰り返したことには、かなりカチンと来ましたが。姪少女は妊娠させること、いわゆるボテ腹セックスに対して非常に強い関心がありまして、亜耶ちゃん沙耶ちゃん共に妊娠ルートが用意されていました。これまでの数々の変態行為は引きつつも許容してきた私ですけど、この孕ませだけは理性が受け付けず。幼女を孕ませる需要がどれほどかは存じませんけど、これは正直気分悪すぎましたねー。

妊娠ルートを避けても、SM色が強くなるだけなので、後半はあんまり楽しめなかったり。亜耶ルートでは思い通りにならなくて怒鳴ったり、沙耶ルートでは泣き喚きながら土下座したり、主人公の情けなさにも拍車が掛かってきて、いよいよ愛想も尽きかける。生粋のダメ人間なので諦観していましたけど、ここまでくると手に負えなくなりますよ。


こうして改めて振り返ってみると、やっぱり私には合わなかった部分って多いなぁ。でも、作品全体の印象がマイナスに終わらなかったのは、エロという一番大事な目的をちゃんと果たしていたからかな。やることはやっているので私も邪険にしにくいのです。

暴走気味だったとはいえ、倒錯したフェティッシュなテキストはさすが猫舌あちさんというべき代物で、他では到底味わえないような危険な快感があります。野々原幹さんの素敵な絵も久々に堪能できました。娘姉妹・姪少女までは純愛系の作品がずっと続いていたので、ここまでエロいのはあのリトルモニカ物語以来ですよ! 相変わらず汁塗れなところも大満足。浴室でのWフェラのシーンはすごく良かったな~。私が野々原幹さんのファンなのは、ロリ好きだからではなく汁好きだからなんでね。ホントダヨ!

良かった部分と悪かった部分を抜き出すと、絶対に悪かった部分の方が多いのですが、良かった部分がそれを上回ったというか、いや、上回らないんだけど、こういうのもアリかな…みたいな感じでした。何を言っているのかわからないと思いますが、私も何を言っているのかわかりません。なにぶん特殊すぎる作品ゆえ、自分の考えがまとまらないのです。ううう、情緒不安定になりそう。

1つハッキリしているのは、幼女が好きなら単純所持しておく価値は充分あるということ。締め付けが厳しい昨今、わざわざこれだけロリコンさん向けの作品を提供してくれているのですから、単純所持するチャンスを逃す手はないと思います。時代がいつまで単純所持を許してくれるかわかりませんので、迷っているなら、今のうちに思い切って単純所持しておきましょう!

ハーレムルートもちゃんとあります。2人の幼女に自宅で監禁されるという前代未聞の展開でしたが。ご飯も抜きでずっと放置されていても、幼女に監禁されるシチュエーションに喜びを見出すという、主人公のタフな一面を垣間見られます。

お気に入りは倉山沙耶。釣り目で大人しい性格ってのが萌ゆる。膨らみかけのおっぱいが幼女の証ですが、説明書によるとバストサイズは148cmらしい。意外に巨乳だなぁ。

人見知りで言葉少なだった沙耶ちゃんも、次第に口数が増え始め、ダメ人間である主人公を厳しく叱りつけるようになります。小さな子供に叱られることに極度の興奮を憶える変態の主人公は、その都度大はしゃぎしていましたが、私にもその気持ちが少しわかってしまったので自己嫌悪。でも、小さな子供がお母さんぶる感じって萌えるよね…?
2008年12月15日