発売日 2001年10月26日
メーカー BLACK LIGHT 
ローデビル!
うらぶれても心は錦
ローデビル!は単体での販売ではなく「ミレニアム抱き合わせBOX」という名で販売しております(その後単体販売が通販にて開始されました)。つまり、新作のローデビル!本体に加えて、過去ブラックライトさんが世に送りだしている売れ残り2本(学校のきゃあ、きらめく季節)をオマケで同梱してくれているのです。

まぁ、残念ながら私はオマケの二つはまるでいらなかった為、全然プレイしてはいないのですが、メーカー側がユーザーと真摯に向き合うサービス精神旺盛な今回の処置は非常に好印象でした。


ではまず、ローデビル!を語る上で決して避けては通れない人物、白妙和泉についてお話させて頂きましょう。

物語の始まりは、幼馴染である白妙和泉が発表会でヴァイオリンを演奏するという話で始まります。ところが、発表会直前、彼女のヴァイオリンは不意の事故により壊れてしまう。それを聞きつけた主人公が、彼女の為に代わりのヴァイオリンを街中探し回るという、なんともハートフルなストーリー(うろ覚え)。

が、そんなことはもはやどうでもいい話で、真の物語は彼女が熱をだしたあとの見舞いのシーンから。帰り際に彼女から頼まれたある届け物。主人公は当然ながら快諾しますが、彼女はちょっとした手違いで本来の届け物と一緒に、一冊のポルノグラフィを紛れ込ませてしまっていました。それに気付いて驚きを隠せない主人公。急いで彼女の元へと立ち返り、ポルノグラフィを追及します。

白妙和泉も、まったく予想だにしなかった事態に仰天し、しどろもどろな返答に終始。取り繕って吐いた言い訳もボロボロ。挙句の果てには、興味本位の一冊だけと思われていたエロ本も、実は毎号欠かさず買い揃えていたディスクロージャーするはめに。

恥ずかしさと情けなさで嘆く白妙和泉でしたが、主人公は、「身近な存在だったんだ」と寛容な姿勢(当然)。自らの性癖をもおもむろに暴露して、白妙和泉との間に奇妙な共感を喚起させます。

そしてこの時から、主人公と白妙和泉は、お互いの性癖を包み隠す事なく言い合える仲に進展。平気で猥談が交わせるという素晴らしい関係に。

ここまでの一連の流れは実にビューティフルですね! この歎美なシチュエーションを堪能できただけでも、抱き合わせられた2本のソフトの怒りを忘れる思いです。運命のイベントを終えたその後には、古本屋でのフェラトークを経て、めでたくエッチ。二人の交際が成就するのですが、この交際が始まるや否や、白妙和泉さんは愛という名の免罪符を胸にハジケまくります。

とにかく彼女は、精液に対する興味は尋常ならざるところでして、主人公のあんな事やこんな事の変態行為を平気で甘受して、且つ歓んでくれています。ですが、話も終盤に差し掛かったあたりでの「私、精液中毒なのー」発言はさすがにオーバーロード。やはり、交際直後がよりよい関係であるようですね。

何故か白妙和泉嬢の話しかしていませんが、その他にも魅力的なキャラが盛り沢山となっているので、気になった方は是非一度、プレイしてみるのが宜しいかと思われます。

前文の説明ではあえて言及を避けましたが、このエロゲの致命的な欠点、それは絵です。ビジュアルを何よりも最優先とする私にして、これは遥かなるマイナスポイントとなってしまいます。天から降ってきた小悪魔アリスメンディーとの出会いのシーンのCGなどは頭痛すら覚えました。理想的Loverな白妙和泉でも、ルックスはアウト。これでは愛せません。

白妙和泉。当然。他のキャラクターたちも充分魅力的ではありましたが、この娘は群を抜いていました(私の嗜好性もありますが…)。けどやっぱり、ルックスはアウト。どうにかしてくれ。

…とはいえ、人には好みというものがありますから、「え、何で? 結構カワイイじゃん」と思われる方には何も問題はないでしょう。是非、購入される事をお薦めします。きっと至宝となるでしょうから。
2002年2月23日