人妻♪かすみさん~母娘の共同性活~  
メーカー〔TinkerBell〕 発売日2003年7月18日

普通とは凡庸なり
ナイスバディで美人な霞さんを一目見て、とりあえずこのエロゲの購入は決まり。人妻に興味はないんですが、エロに関しては安心して見れそうな雰囲気なので、とりあえず押さえておこうかと。

でも、発売前に「シナリオライターがヤバイ」と教えてもらったことで、楽観ムードは瞬く間に一変しました。かすみさんのシナリオライターさんは、前に同メーカーの「幼馴染」という作品を手がけていた人なのですが、これが見事なまでに酷評の嵐吹き荒ぶクソゲーで、そのバッシングはシナリオライターさんに集中。どうやらこの方、かなりの危険人物のようなのですね。そんなブラックリスト記載の人物が、今再びかすみさんのシナリオに携わっているというのですから、心配にもなろうというものです。

というわけで、私は「最悪の事態」も想定しながら、恐る恐るプレイし始めてみたんですが、あれれ、想像していたよりひどくないぞ? ってか、全然普通じゃん。文章に稚拙さが滲み出ているわけでもなく、自己主張が特に強いわけでもなく、キャラの性格がいけ好かないわけでもなく、幼馴染の悪評を聞かされていた身にとっては拍子抜けといえるほど、何ら害のないごくごく平均的なテキストだったのです。いや、本当に至ってフツーでしたよ。びくびく怯えて損した。

もし私と同じようにシナリオライターさんの名前にビビッて二の足を踏んでいるのなら、その心配はまったく不要だといえますね。幼馴染は相当ひどかった様子ですが、とりあえず今回に限っては問題がないものといえる。

確かに陵辱ルートの中では不快な場面が幾つかあったりしましたけど、これはただ単に私が陵辱嫌いな人だからってだけの理由で、シナリオライター批判に結びつくものとはまた別の話ですものね。ハッピールート、かすみさんと楽しくエッチできるルートでは、かすみさんとのラブラブなエッチを堪能させていただきましたし、和姦好き陵辱好きの両者に対応出来るカタチが取られている。コスプレやSMなどのプレイもほどほどに取り揃えられており、非常に手堅さが感じられる一本。まぁ、万人が安心してプレイできる「損をしないエロゲ」ではありますよ。

ただね、これは本当に「普通のエロゲ」なんで、面白みってものがありませんのよ。取り柄といえば「人妻」という要素だけで、これが長所と感じられないのなら、正直このエロゲに利点を見出すのはすご~く困難。

確かに内容は悪くない。短所も特にない。でも、「これが他とは違う!」という要素や、「これにはこだわっている!」というアピールポイントが皆無なので、ハッキリいって作品としての魅力に乏しい。キャラクターもステレオタイプ、エッチシーンも模範的と、トコトン薄っぺらいんですよねぇ。

やっぱり、この作品ならではの驚きや刺激が欲しかったですよ。普通すぎて目立った特徴がないと、どうしても不満ばかりが表に出てきてしまいます。第一、ここまで普通のエロゲだとレビューが面白くならないじゃないですか! これは切実! もっと個性を出してくださいよぉ~。「普通」であることが短所になってしまっています。

更にもうひとつ、この作品が損をしているところがありまして、それは「妻みぐい」という類似作品の存在(類似なのはこっちだけど)。妻みぐいを先にプレイした後、こっちの人妻かすみさんをやれば、もうこれは誰だって、チープな印象、劣化版的な印象を受けてしまうのを避けられやしないでしょう。CGレベルも、テキストのエロさも、妻みぐいには遠く及びませんもの。それでいて、妻みぐいのお値段が2800円であるのに対し、人妻かすみさんは8800円なんですから、印象が悪すぎます。

作品としては悪い出来じゃないのに、「普通すぎ」とか、「妻みぐいに劣る」と比較されたりして、何故か印象が宜しくないという、ある意味可哀想ではあるエロゲ。レビューもつまらないので、私もある意味可哀想。褒めれず貶せずのレビューはフラストレーションが溜まりまくりですから、この次にプレイするエロゲは是非、思いっきり傑作か、思いっきり駄作であることを希望したいですな。鬱憤を発散させなきゃ。

「うちの妹のばあい」の優香役をきっかけに、最近気になる声優さん筆頭に躍り出た涼森ちさとさんが、ヒロイン霞の妹、浮島春海役で出演。相変わらず上手すぎ。蓮っ葉な女性の演技は得意分野ですね。

涼森さんといえば、フェラの演技が超絶上手かったことでも印象深いんですが、それは今回でも変わりません。しかし、うちの妹のばあいはメーカーさんと声優さんが一体となってフェラに取り組んでいたのに対して、こっちは声優さんだけが頑張っているといった印象なので、うちの妹のばあいほどではなかったのが残念。「だから?」とか聞かないで。

3サイズが112-65-92と大柄……ではなく、ナイスバディの松原霞さん。彼女目当てで購入したわけですから、Favoriteは当然。控えめな霞さんが、娘に負けじと年甲斐もなく嫉妬して張り合う姿は愛らしいなぁ。
03年7月22日