彼女×彼女×彼女~三姉妹とのドキドキ共同生活~
メーカー〔ωstar〕 発売日2008年5月30日


逆レイプから始まる恋もある
火山の噴火で疎開を余儀なくされた主人公の志木春臣は、遠縁の親戚を頼って居候させてもらうことになり、目も眩む3人の美人姉妹たちと一つ屋根の下で寝食を共にすることに。

クラスメイトの翠が「そんな女の子と一緒に住めるなんて、志木君てば『開いた口に牡丹餅』じゃないの」と揶揄していましたが、仰る通り羨ましい境遇ですよねぇ(最近、僻みっぽいなぁ)。ま~、厳密には、口すら開けようとしない彼に対して、女の娘がわざわざ牡丹餅を口まで運んでくれるといった方が正しいんですけど。それぐらい序盤の主人公は腑抜けきっておりまして、寝たきり介護老人かと錯覚するほどのマグロっぷり。若くして、早くも下の世話はお任せモードです。

そんな「マグロ、ご期待ください」的な主人公なんで、アプローチもエッチのきっかけも常に女性側から。というか、ほとんど逆レイプの勢い。適当な理由を突きつけられながら、あれよあれよの内に強引に犯されている感じで、、例えば、満員電車で勃起して収まりが付かないところを手コキされるとか、官能小説みたいなことしてあげると押し倒されて手コキされるとか、股間にバイブ突っ込んで街中を歩いている女に路地裏に連れ込まれて手コキされるとか、そんなのばっかり。

私、この作品のタイトルは彼女×彼女×彼女だとずっと勘違いしていたましたが、痴女×痴女×痴女だったんですね。私は積極的でエロエロなヒロインがすごく好きですし、見た目との思わぬギャップが堪らなかったですけど、和姦は男女双方の思惑が合致してこそだと思っているので、一方通行にならないようにして欲しかった。ちなみに、この作品に出てくるヒロインは痴女×痴女×痴女であると同時に、処女×処女×処女でもあります。あれだけ大胆な逆レイプをしでかしておきながら、揃いも揃って処女だったとは笑わせてくれますよ。ここはあまり深く言及すると身の危険があるので自重しておきますけど…。触らぬ処女に祟りなし。

さて、痴女で処女だったヒロインもやがては彼女に。実はこうなってからが本番というか、あれだけ覇気のなかった春臣君に積極性が芽生えてきて、エッチに対する姿勢が随分前向きになってくる。まるで人格が入れ替わったかのよう。シナリオライター2人制なので、現に中の人間が入れ替わったのかもしれません。何はともあれ、ようやく私の待ち望んでいた展開になってきたので俄然テンションがハイになってきましたー。

若々しさを取り戻した彼は、その精神性のみならず、身体の方もバイタリティに満ち溢れています。というのも、春臣君は連戦連発に耐えうるタフなスタミナを保有しているんですね! 1度果てただけでエッチが終わってしまうことは稀で、虎視眈々と2回戦目、3回戦目を狙ってくる(狙うのは主に女性側ですが)。素股5連発だとか、フェラ6連発だとか、正常位3連発の後に座位で4連発の合計7連発だとか、毎度毎度ものすごく頑張ってくれていました! 「唯一の取り柄ね」と皮肉られていましたけど、絶倫であることはエロゲの主人公としては誇っていい最高の取り柄ですよ~!

おかげで汁気もいつになく多く、汁好きな私は大満足。質感や掛かり方も素晴らしくて、夏実さんがアイスをこぼしたズボンを拭きながら手で射精させたシーンの汁描写は芸術の一語。何より、八宝備仁さんの絵だからこそ、大いなる価値があるというもの! 元より八宝備仁さんの絵は大好きでしたが、今回はより洗練されたというか、キラキラした洒脱な絵柄になっていて惚れ直しましたよ♪ 相変わらず、おっぱいの存在感はでかいですし。愛くるしい萌えと肉感的なエロスの二律背反。理想的じゃないですか。


その原画の見事な働きに対し、シナリオライターはどうしても見劣りを感じてしまうところですけど、今までの有象無象を思えば、今回は充分及第点といえる仕事。シナリオ自体はひどい有様(3姉妹のストーリーが全部同じって…)でも、肝心のエッチシーンのテキストは上々でしたから。エッチなセリフに対する意識が高く、無修正淫語の強みを存分に活かしていたのは嬉しい。

夏実さんとのバスルームでのエッチは、わざと淫語を連呼してみるという趣向がすごく良かったですよ。「チンポの奥に溜まってたチンポ汁がチンポをシコシコしたらチンポの先っぽからドロドロのザーメンがどぴゅ~って噴き出していますよ~っ」と何を言っているのか意味がわからない……もとい、徹底的に淫語を意識した上で連呼させているところが。さすがにこれは特殊な一例ですけど、通常のエッチシーンでも使い所を弁えた上手な淫語の使い方をされていましたので、淫語にプライオリティを置く人にもオススメです。

エッチのシチュエーション・バリエーションも豊富で、手コキ・足コキ・パイズリ・素股・アナル責め等は、ほぼ総てヒロイン1人ずつに完備。特にアナル責め、アナルセックスには並々ならぬこだわりを感じましたが、ライターさんがお好きなんでしょうかね? あと、3姉妹とのハーレムエッチもキチンと押さえてあったのでその点はご心配なく。エロに関してこれといった不備は見あたりませんでした。


序盤こそ戸惑いを憶えたものの、彼氏彼女の関係となり安定期に入ってしまえば、安心してエッチシーンを堪能できる良質和姦作品。途中からでも、主人公がやる気を見せるようになってくれて本当に良かったです。最後まで消極的なままだったら、危うく評価はひっくり返されていたところ。全裸のまま首輪を付けて連れ回し、公園で四つん這いにさせながら「牝犬!」呼ばわりしていたのは、さすがにやる気がエスカレートしすぎだったと思いますけど、それもご愛敬だと笑い飛ばせるだけの充実がありましたね。ご馳走様。

シナリオがつまらないのはともかくとして、もっとラブラブバカップルなムードを盛り上げてもらいたかったという不満はある。ていうか、最後まで共通パートが続くような馬鹿げた構成なので、ヒロイン個別の魅力というのがエッチシーンでしか見られない状態なんですよ。なので、ヒロインに対する萌えはぶっちゃけ弱いです。この辺は猛省を促したいところ。

3姉妹長女の織節夏実。車の運転中にお口で6回も抜くなんて半端じゃない。主人公が運転している最中に……ならともかく、ハンドル握っているのは彼女ですから! フェラしている最中、一切前を見ないで車走らせるなんて恐ろしすぎる。
2008年6月2日