発売日 2002年4月19日
メーカー トラヴュランス 
看護しちゃうぞ2
~女子寮は萌えているか~
いつもと何ら変わりありません
いつもの通り主人公は虚ろなまでにモテモテで、いつもの通りヒロインは帰依(きえ)しているかの如く盲目的。いつもの通り軽いイベントをこなしては、いつもの通りの和姦。そして、最後に待ち受けるはハーレムエンド。やっぱりいつもの通り

こんなに同じようなラブラブ恋人純愛ハーレムエロゲばっかりを作っていて、いくらなんでも飽きてこないのかな?と訝(いぶか)しんでしまうほどに、いつもの通りの作品でした。

とはいいましても、トラヴュランス様へ向けられたユーザーの希望は、まさにこのいつもの通りの「ラブラブ恋人純愛ハーレムエロゲ」和姦ブランドの雄トラヴュランス様が、いきなりヘソを曲げて、陵辱痴漢ゲーなんかを作られてもらっても困りますからね。私もあまり厳しい叱責は控えたいと思います。何卒、御乱心なさらぬ様に…。

ゲームのプロットをはじめ、システムやストーリーに関してもとりわけ変化なし。私は初っ端からメッセージスキップを交えたナナメ読みを敢行し、ヒント機能も全開でプレイ。結局、半日かからずにコンプリートと相成りました。DEEP2と平行でプレイしていると、あまりのお手軽さに涙が頬を伝います(嬉しくてですよ)。


エッチシーンは、トラヴュランスの作品を一つでもプレイしたことがある人ならば、ありありと想像することが出来るでしょう。まず完全和姦です。レイプとか拉致監禁とかが好きな人は買わないように。女の娘全員が何故か主人公にメロメロで博愛精神に満ちており、性経験は少ないものの、主人公に喜んでもらいたい一心で賢明な奉仕をしてくれます。また、最後にはハーレムが用意されており、出演キャラクター5名による組んずほぐれつの夢の展開が繰り広げられます。事後の後腐れなどは一切ない気楽な複数人プレイが楽しめちゃう訳です。

そして、今回は淫語に対していつもよりこだわりを持っている。「なんら変わらない」と言い続けたこの作品で、明らかな違いを見出せるのはこの淫語。もうストレートな淫語がふんだんに用意されていましたから。このエロ台詞の質と量は、トラヴュランス作品の枠組みを超えてもトップクラスであるといってよいです(フェラの唾液音も凄かった)。

特に印象的だったのは、女性キャラが男性器の事を「おち○ちん」と呼称せず、各々「ペニス」「陰茎」「肉棒」と使い分けた呼び方をしているということ。音消しがないというのはやはり大きい。しかし、女性器の事を「おにゃんこ」というのは…。おにゃんこ…おにゃんこ……。やっぱりチョット趣が違うような気がします。


私と同じく「恋人エッチ」を好む方は買って損がないと言えるはず。タイトル名やコンセプトは「尽くしてあげちゃうシリーズ」の方が好みなのですが、どうやらエロいのは「看護しちゃうぞシリーズ」のようですね。まあ、両者に明確な違いがあるわけではありませんので、素人目には「花の記憶」と「ここは楽園荘」と同じぐらい判別しにくいものでしょうが。
原画/キャラクターデザインは、お馴染み&相変わらずの志水直隆さん。とってもフェロモン、尽くして3とテンションが下がり続けていた(ように見受けられた)その絵も、今回は復活。問題ナシでした(それでもオマケの「博愛ナース通信」で、看護1の頃の絵と比べてみるとまだまだな気も)。

しかしこの人は、ホント、画力という点での良し悪しが判断つきかねるところですね。ルックス的には充分可愛らしいものであるのですけど…。

ただ、細かい所を指摘するようですが、主人公の陰毛描写に関しては、是非、早急な改善に努めて頂きたいものです。赤茶色の陰毛を。結合シーンやフェラシーンに映える赤茶色が気になって気になって仕方がありません

もっとも、前作の「看護1」においては、恐ろしい事に青色でしたからね…。あの蒼い陰毛よりは幾分マシですけど。どの道、私はカラフルな陰毛を持つような洒落た男への感情移入は出来ませんので、せめて「男陰毛ON/OFF機能」の搭載を望みます。

あと、これは志水さんには関係ない事でしょうが、背景が前作(看護1)の完全使い回しになっていました。でもまぁ、これ位は別にいいかな。息つく間もなく、怒涛の勢いで新作をリリースし続けてくださるトラヴュランス様なんですから、この程度の手抜き(?)は許容範囲というものでしょう。

ん~、特別魅力的な娘はいないかな。そもそも、トラヴュランス様(志水さん)のキャラはどれも同じに見えますし。どんな娘も十把一絡(じっぱひとから)げ。三十路の処女(長崎真里亜)というのはチョット類を見ませんが…。
2002年4月20日