発売日 2003年9月19日
メーカー ブルゲ ON DEMAND 
オッパイゲー爆誕
エロゲが世に出でてはや20余年……ようやくお出ましですか。

登場人物が巨乳揃いという作品なら過去に幾つかあったものの、ここまで直接的に具体的に「巨乳」にクローズアップされている作品は初となるでしょう。これぞエロゲにおける「巨乳モノ」の一里塚であり、エポックメーキングと呼べる一品。よくよく考えれば、何で今までこういうのがなかったのかが不思議なぐらいなんですけど、ともかくエロゲの歴史に新たなる1ページが書き加えられたのは純粋におめでたい。

しかし、それにしても1発目からドデカイことをやってくれましたね。MILKジャンキーは、私の思惑を軽く凌駕してしまうほど乳な1本であり、そのフェティッシュなこだわりは決してシャレや冗談の類ではありませんでした。2人の母子、美月と玲奈の圧倒的なバストで交わされる数々のおっぱいプレイは、巨乳を愛好する者にとって堪らない魅力に溢れています。

私見ですが、巨乳な女性とのエッチシーンって、事が始まる前段階にターニングポイントがあるのだと思うのですよ。胸に対するフェティッシュな感情が発露されるのは、エッチの前段階の部分に集約されているんです。大きな胸に「意識」が集中し、その胸に「触れたい」欲求が募り、最後に「エッチ」への衝動が沸き起こる。この3段階の流れが重要なプロセスなのです。

玲奈や美月の姿を見たら、誰であろうと、まずその胸に目が向かうのは間違いありません。ここで最初の「意識」が植え付けられることになるのですが、その意識を「相手の女性の胸部を拡大表示して、露骨におっぱいを注視出来る」というシステムにより、一層煽られることになるんですね。

で、胸への「意識」が限界まで肥大化してきた頃合になると、次は実践、「触れる」という第2段階へ移行。ここで、おっぱいを揉む、おっぱいを掴む、おっぱいをつねる、おっぱいを引っ張る、おっぱいを舐める、おっぱいに顔を埋めるといった様々な「思いの丈」を発散できるのです。これらの愛撫が常に差分グラフィクとして反映されているってのも嬉しいですよね。こういうところに手間を惜しまないのは、実に聡明な判断。

そして、段階を順序良く踏まえた後に、ようやくお待ちかねの「エッチ」が始まるというわけです。胸を強く意識させ、募る思いを1点(胸)にぶつけてから、セックスへ持ち込まれるという、計算し尽くされた完璧な流れは何とも素晴らしいではありませんか。最後においても、挿入しながらちゃっかり手は胸へ回しているなど、乳へのこだわりが途切れることがなかったですしね。


巨乳ヒロインが出てくるから「乳ゲー」なのではなく、巨乳ヒロインが活かされているからこその「乳ゲー」。さすがシナリオライターの鏡さんはよくわかっておられますし、見通していらっしゃる。おっぱい好きな人間の欲求を斟酌するだけではなく、更に1歩先の夢すらも見せてくれた印象。

もはや今更言うことでもないですが、このMILKジャンキーは巨乳好きな人なら必修です。あれがない、これが足りない、それがいらないと、欲を言えばキリがないでしょうが、それでもこれは1度やっておくべき作品でありましょう。縛り付けられていた枷から解き放たれた鏡さん更なる超パワーを、是非その目に焼き付けるべし。

っていうか、「Love Split」や「ぷにつま」の頃は、まだ重い胴着を着て戦っていたんですなぁ。鏡さんの底知れぬ力には言葉がない…。

原画の辰波要徳さんも、同じく乳に関して「わかっている人」らしいので、そのこだわりと愛情は並々じゃない。顔は正直、あまり可愛いとは思えなかったんですが、身体の描写は神懸り的な上手さで、たおやかで豊満なバストの描写には、熱い魂が込められていた。これもまた、一流の仕事。

美月さんと玲奈ちゃんはまさに究極対至高といった感じで、どちらか甲乙はつけがたい…。実際この2人に囲まれての贅沢な3Pが一番素晴らしかったですからね。玲奈ちゃんと美月さんどちらとも手を出していたことが2人にバレたあとに、「どっちのオッパイを選ぶの!?」と胸丸出し迫られるシーンなんて、バカバカしいながら白眉のシーンでした。

Love Split、ぷにつま、MILKジャンキーと、この僅か1ヶ月半で鏡さんがシナリオのエロゲを3つもこなしていたり。恐るべきハイペース…。

しかし、この3つをプレイしてどうしても気になったのが、同じ単語の使いまわし……ですよ。セリフもなんか似たり寄ったりなものが多かったですし、鏡さんはあまりバリエーションを意識なさらないのかしら?
2003年9月20日