発売日 2001年12月28日
メーカー ZERO 
はじめてのおるすばん
一人称が「ぼく」だと途端に変態っぽくなる
激しく今更でありますが買ってしまいました。はじるす。ロリコンであっても、ペドフィリアではないギリギリの線上に位置していたハズの私が、2002年3月15日付でついに一線を越えてしまったのです。


さて、こんなエロゲをやっておいて何なんですけど、実は私、幼女愛好についてあまり良い印象を持っておりません

直接的な犯罪幇助(ほうじょ)に結びつかない虚構のシチュエーションであっても、「何も知らない無垢な幼女を騙してイタズラ」というのは、私のささやかな社会正義感からすれば、断じて許されない行為であると考えています。幼い子供の無知につけ込んで、精の捌け口にするような真似は見たくない。私が「はじるす」をプレイするにあたり、憂慮していたポイントはまさにここでした。

しかし、その心配は最悪の結果を迎えず、杞憂でした。はじるすに登場する双子たちは、性に対してちゃんと自覚している(教え込んだのは結局主人公なんでしょうが)んです。そして、ここが私にとって一番重要な部分ですけど、「自覚を踏まえた上で双子たちは、主人公へ憧憬している」ということ。両者の間に「愛」が介在し、当人同士のコンセンサスがキチンと取れているため、犯罪行為の印象は和らいでいました。そういった意味においては、私がプレイ前に危惧していたものより、ずっと健全であったと言えます。

…とまぁ、これでもっともらしい前置きは一応果たしたんで、ここからは普通にゲームの内容を説明しましょうか。上の文章は全部忘れてください


お母さんはお仕事に出かけていて、双子の女の娘はおるすばん。それぞれのお稽古事が都合悪く食い違っているため、入れ替わるように家で一人おるすばんしなくちゃならない状況。一人で家に残しておくことに不安を持つママさんは、お隣りに住む主人公に、「一緒におるすばんをしてやってくれないか」と頼んできます。

この件に関して、ある他のサイトさんのレビューで「主人公と母親はグルで、双子は売られている」といった推論がありました。確かにそう思わないと納得できないぐらい、非常識で豪快なママさんです。素性もよくわからない一般成年男子に幼女とおるすばんをさせるなんて、いくらなんでもリスクが高すぎ。それとも、そこまで主人公の事を信頼に足る青年であると信じきっちゃっていたんでしょうか? どちらにせよ、主人公はそんな信頼はあっさり反故(ほご)にして両方とも喰っちゃっているんで、ママさんの見通しの甘さは責任重大であります。

一方、当然の如く背任行為に及んで期待を大きく裏切った主人公は、とんでもない極悪人のように思えるんですけど、何故だか彼は憎めないんですよね~。というか、私は彼に好感すら抱いている。それは彼が計算高い嫌な人間ではなく、純粋に幼女と戯れることに幸福を感じる無害なロリコンだからなんでしょう。

既存のエロゲ主人公ですと、充分に変態的欲求を持っているくせに、どこか格好をつけていて、

 「俺は本当はこんな事(変態行為)に興味なんてないんだけどね」
 「俺はどっちでも構わないんだけど。どうせならそういう(変態行為)のもやってみようかな」

…と言わんばかりの生意気な口振りで、自分だけは常人である事を言外にアピールしてくる。そんな逃げ口には、「テメェは何自分に言い訳してんだよッ!」と突っ込んでやりたくもなる。

しかしその点、このはじるすの主人公は違う。彼はそのようなお為ごかしに逃げるような卑怯者ではありません。彼は…、自らの欲望に正直で…、素直で…、決して偽る事のない…、誠実なロリコンなのですから!

この男、恥も外聞もかなぐり捨て、幼女愛好趣味を初っ端からフルオープン。ただただ一路にロリコンしまくってるその姿は神々しさすら感じます。とにかく、幼女にイタズラしている最中の彼は心底楽しそう。とっても活き活きしていて、至福の時間である事がこちらにも痛いぐらいに伝わってきます。テキストのト書き部分も彼の主観で書かれているんで、プレイヤー自身が本当にロリコン趣味の人間になってしまったかのような錯覚(錯覚ではないのかもしれませんが)。

やっぱり、こういったフェチなゲームは、その趣味を理解している人が作らなくては納得いく出来にはならないものですよね。こ~んなにロリコン描写が上手なはじるすのライターさんは、完璧にロリコンなんでしょう。もし違うというのなら、それはそれで凄いんですけど。

イタズラ時にはほとんどの場合において、主人公が双子にコスチュームを着せます。定番なモノから、18歳以上の女性が着ていたら逮捕されるようなスモックや赤頭巾まで。

イタズラする前に簡単なプロセス(日常会話)を踏む事になるのですが、その強引な展開は微笑ましい。

 今日は暑いよねー!  →   一緒にお風呂に入ってイタズラ
 お外でバスケしよっか!  →  体操服に着替えさせてイタズラ
 懸賞でビデオカメラが当たったよ!  →  撮影会と称してイタズラ
 お芝居の特訓をしようよ!  →  すぐに飽きて結局イタズラ
 筋肉痛でマッサージ!  →  何故かスクール水着に着替えさせてイタズラ

ロリコン(主人公)の巧みな詐術で、すべてのアクションをイタズラに帰結させます。コイツは大物。

観月さおり。さおりちゃんが活発なタイプで、しおりちゃんが温和な感じ。えーと、どっちがお姉さんだったけかな? まぁいいや、ともかく双子。

私的にはエッチに肯定的である娘のほうが好みなんで、さおりちゃんのほうをプッシュ。エロエロなセリフもさおりちゃんのほうが断然多いですしね。こんなロリボイスで淫語を連発させられると、さすがにドキドキさせられます。この双子の声は、ホント、ロリロリですから…。ベストキャスティングです。

ところでこのペドゲーム、私は人妻ゲーの「妻みぐい」と同日に購入したんですよね。我ながら倒錯している。
2002年3月19日