DISCODE Surface
メーカー〔ソフトさ~くるクレージュ〕 発売日2004年4月29日


汁があれば愛なんて
完全陵辱オリエンテッドな作品でありながら、これほどの高得点を叩きだしてしまったDISCODESurface。ラブラブ和姦を是とする我がなでしこやまとにとって、これはまさに異常事態。陵辱作品を高い評価で褒め称えるなど、和姦推奨サイトとしての面子は丸潰れに等しい…。

けどね、これは仕方ないよ。ここまでやられたらお手上げだよ。私は和姦が大好きですが、それと同じぐらい汁も大好きなんです。精液をかけるという欲求が、極限にまで満たされているこのDISCODE Surfaceは、今まで掲げてきた和姦主義の旗印を一時的に降ろさせることを厭わせないほどに、素晴らしかったんですもの~!

断言しよう、これはクレージュ最高傑作古今東西これ以上に汁なエロゲが他にあるとは思えない。クレージュさん自身、初のDVDメディア採用とのことで、今までとは気合のノリが違っていましたけど、その気合が究極のカタチで成就されており、早くもDISCODEシリーズの集大成というべき、最強の作品に仕上がっていました。

見よ! この素晴らしき汁描写。もう何度も何度も繰り返し褒めまくっていますが、クレージュさんの汁描写は本当にすごい。この分野にかけては、右に出る物はいないといえるほどのスペシャリストです。べっとり張り付くむせ返りそうな質感は、追随を許さない圧倒的なクォリティ。質、量、掛かり方の必要3項目のいずれもが最高のパフォーマンスで果たされていて、まさに至高の汁描写であるといえますね。

まぁ、クレージュさんは精液の描写だけが特別すごいわけではなく、CGそのものが美麗であるといえるのですが。これだけ高水準のCGを描けるメーカーさんが、他全体を見渡して如何ほどおりましょうか? 同人に限らず、一般の商業メーカーを含めて勝負したところで、ここまでのグラフィックにはそうそうお目にかかれるものではない。原画も塗りもトップクラス。もう絵を眺めているだけで私は幸せですよ、ハッキリいって。


しかし、私として、どうしても無視出来ないのは、やはり陵辱の存在。DISCODE Surfaceは、大迷惑なことに輪姦が主体となっており、1人の少女に多人数の男が群がり蹂躙するようなシーンがもっぱら。学園旧校舎の地下で開かれている「輪姦パーティー」という怪しげな宴では、毎日のように集団によるレイプが繰り広げられており、男たちが少女を取り囲み、性の捌け口として利用しているんですね…。

ストーリーは、自慰写真をネタに脅されたヒロインの鏡華ちゃんが、そんな輪姦パーティーへ呼び出されてしまうところから始まります。自らの痴態が写しだされた写真をバラ撒かれる訳にはいかない彼女は、指示されるがままに暗い地下室へと足を運び、そこで待ち受けていた男たちに代わる代わるその身体を陵辱されてしまう……のかと思ったら、実はそうではなかったり

ここら辺少しややこしいのですが、鏡華を呼び出したクラブ主催者と思(おぼ)しき男は、早々に脅迫に使った写真のネガを返還して、「写真で呼び出したのはただのきっかけで、参加は貴方の自由ですよ」と拍子抜けなセリフで出迎えるのです。

というのも、この輪姦パーティーとは、そもそも女性を脅迫し強制的にレイプに及ぶような犯罪的な宴ではなく、男女お互いの趣味嗜好を尊重しあって、満たされぬ快楽を曝け出し一緒に楽しもうという、とっても良心的な趣旨のパーティーだったんですよ~。

薄暗くじめじめとした地下室で、複数の男たちが1人の女に群がって犯し続けている悲惨な光景も、実はお互いコンセンサスを得てプレイに望んでいて、ちゃんと合意が成り立った上での行為という訳。つまり、和姦なのです! 屈折しちゃっているけど、これは純粋な和姦行為なんですよ!(自分に言い聞かせている訳じゃありません)

パーティー参加の男たちだって、口や素行は乱暴ですが、分別をキチンと弁えている。ある時、1人の新参者が「もう我慢できね~」と先走り、鏡華ちゃんに襲い掛かろうとしますが、それを周りの男がすかさず制止し、「無理矢理っての禁止されてるんだ。あくまでも、お互いに同意の上でのプレイをする場なんだよ、ここは!」と一喝。カッコイイ! 惚れたわ! こんな感じで、この輪姦クラブとやらは、イメージよりもだいぶ健全な運営だったのですよね。

憎しみの対象である輪姦も、こうやって風紀が守られた場で執り行われるなら、私でもギリギリ耐え得る範囲内。鏡華ちゃんも、犯されたい、汚されたいといった自分の願望をここで満たしているだけであって、全然嫌がっていない。むしろ楽しんでいる。会費の3000円も収めている。だからこそ、悲惨なムードは漂っていませんでした。これなら私も安心といえるものです。


さて、陵辱の話が落着したところで、話は再び汁の話題へと戻りましょうか。今度はもっと具体的な部分に突っ込んでお話します。

DISCODE Surfaceは徹底して、精液をぶっかけまくるだけのクレイジーなエロゲ。なので、当然射精シーンはべらぼうに多い訳ですが、ここで1つ注目しておきたいのは、その射精シーンに付随する「選択肢の多さ」なんですよね。ただ単にエッチして、そのまま自動的に精液をぶっかけてるだけではなく、フィニッシュの段階に差し迫れば、必ずといっていいほどこちらが射精位置を選択出来るようになっているのは、目立たないけど大きなポイント。通常のエロゲなら、「顔に出す」「口に出す」「中に出す」「外に出す」程度に選択は絞られてきますが、汁にこだわりまくっているこのDISCODESurfaceだと、もっともっと選択肢の幅が広く、様々な部位を選べるようになっている

例えば、中出しであれば、膣に出す、局部にかける、クリトリスに押し付けると、微妙な違いのフィニッシュ方法が選択できますし、顔射に至っては、普通に顔面に出すのみならず、目元、口元、頬、頭(髪)、鼻の穴、と細分化され射精位置を特定できる並々ならぬこだわりがある。ニーソックスに射精するという特殊なパターンであっても、太もも、脚、足先と3つの選択肢。ここまでやるかの選択肢が用意されているんです。

やっぱり、こうやって「選択肢から選ぶ」行為こそが、AVGという媒体における最大の楽しみ。自分のやりたいことを赴くまま、指示することができるというのは、やっていてメチャクチャ気持ちが良い。ズラリと並んだ魅惑の選択肢の中から、どれでも自分の好きな物を選んでいいってのは堪らない快感なのです。この「選べる興奮」ってのが、この作品の肝であるように思えますね。


DISCODE Surfaceは、長年追い求めてきた汁作品において、1つの答えとなり得るもの。注射器2、リトルモニカ物語、Kiss×200、Bible Black、DISCIPLINE、発情カルテ、放蕩仙女、裸唇、十六夜の花嫁、エトセトラエトセトラ…。これまで私は数々の(汁的な)名作に巡り合って参りましたが、それらの中でも、このDISCODE Surfaceこそが現時点で最上であると思っています。テキストに関しては、リトルモニカやKiss×200の方が断然好きですけど、純粋に汁作品としてどちらが優れているかと問われれば、DISCODE Surfaceだと答えざるを得ない。陵辱作品に軍配を上げるのは屈辱の極みであっても、こればっかりは仕方がありません。もう陵辱という部分を超越して、私はこの作品に深い感謝を捧げたいです。

しかし、敢えて私から「みんなもプレイしてみて!」とオススメしたりは致しません。興味がある人なら、買うなといっても買うでしょう。興味がない人なら、買えといっても買わないでしょう。……そういう作品ですから。

飛び散る汁とハードな輪姦で、グラフィックからはいい様もない迫力を感じる。でも、最もインパクトとして残っているのは、画面一杯に広がる生々しいペニスなんだよね。これは作品の性質上仕方がないことなんだけど、野郎の性器がこれでもかと言わんばかりに描かれていて、ウンザリするぐらいたくさんのペニスを見せられました…。一体、全部で幾つ描かれたのか教えて欲しいぐらい(数えたくはない)。

唯一の同人らしさであった部分、CG枚数の少なさが今回遂に払拭。一般のエロゲと比べても遜色ないまでに、飛躍的に枚数はアップしております。汁差分を考えたら、ものすごい数のCGになりそうね~。

精液をかけた上に更に精液をかける多重汁かけは健在。一度顔にかければ、洗い落とすまでかかったままだったりもする。前作で好評を博していたと思われる部分は、ちゃんと残っています。

輪姦パーティーでは、あらかじめ服装を選んでおくことで、コスチュームによるエッチが可能。相手側がコスプレを嗜好としているパターンが数多いため、必然的にブルマやスクール水着着用での行為が豊富だったのは嬉しい。無論、フィニッシュではコスチュームにかけられます。

「口では嫌がっても、内心は喜んでんだろ?」を地で実践している鏡華ちゃん。「いやぁ~やめて~」といった感情的なセリフの後に、「私は汚されることで快感を得ていた」と冷静なト書きを読み上げるギャップがいい感じ。ついでに罪悪感も感じにくくて一石二鳥。

それから、チョイ役だけど長谷川さんも好きよ。愛する男のために、わざわざブルマ姿でエッチする健気なところが。

DISCODE Surfaceは、あくまで「精液ぶっかけ」というフェティシズムに理解を持てるという前提つきですので、汁好きでないような人が背伸びして買ったところで、この作品に1銭の価値も見出せません。

NFLスーパーボウルのプラチナチケットであっても、アメリカンフットボールというスポーツに興味がない人にとっては単なる紙屑であるように、好きか嫌いかで天と地ほど価値観が変わってくるエロゲであることは、しかと留意しておくべき。汁好きな人間であれば、それこそプラチナエロゲと呼べる大傑作
2004年5月2日