DISCODE-1異常性愛
メーカー〔ソフトさ~くるクレージュ〕 発売日2002年8月11日


同人で金字塔がっ
ごめんなさい。ごめんなさい。この度は私の偏った趣味で、えこひいきな点数をつけてしまいまして…。

ハッキリいってこのDISCODE-1という作品は、汁好きでない人間なら一片の価値すら見出す事は出来ないでしょう。誰しもが85点分を楽しめるというのではなく、むしろ、ターゲットの幅としては狭い。ひたすら精液をぶっかけていくといった内容の、世間一般としては相容れないエロゲなのですから。

そう、この同人エロゲは「精液ぶっかけ」、ただそれだけを突き詰めた一点突破のフェチなエロゲ。精液のぶっかけに、尋常ならざるまでのこだわりを見せています。身体のパーツごとに分けた汁CGが用意されていたり、既に汁が顔にかかっているというのに、更にその上から、また重ねるように顔射をしたりと完全に素人は置いてけぼり。先に顔へかけておけば、その次の行為へ移行したとしても顔に精液がこびりついたままですし、制服の方に精液をかけておけば、次のCGでも制服はベトベト。とまぁ、何とも芸の細かい仕事を見せてくれるのでありますよ。

そして、肝心要の精液描写も抜群に上手いと来ている。精液描写で求められるおおよそ3つのファクターといえば、「質」と「量」と「かかり方」でありますが、それらのどれもが神がかり的なレベル。特に衣服に付着した精液のリアルさには電撃が走ります。布地に染み込む精液の描写は実に偏執的。この入魂のCGは一見の価値ありです。

この手のジャンルでは、「嫌がる女の娘を、ムリヤリ複数の男が…」という私的にマイナスなイメージもあるのですけれど、この作品の場合、誘い受けでどちらかといえばイニシアチブを彼女側が取っているカタチ。ですから、悲観的な所を感じさせる節はありませんでした。ヒロインである鏡華自身の願望として、男の精液を身体中にかけられたい、自分をドロドロに汚して欲しいといった異常性愛。その欲望を満たす手段として、男たちを挑発し精液をかけてもらうといった具合ですので、主導権は常に彼女が保有しているというわけ。相手する男を「男の子」と呼んだり、彼女は精神的な部分で男を手玉にとっていましたからね。

ゲーム自体もそんな彼女の視点で語られます。ト書き部分はヒロインのモノローグで表記され、精液をたくさんかけられて嬉々としている内心を、窺い知る事の出来る天晴な手法。しかもしかも嬉しい事に、前作「ぽこぽこ妹2」に引き続くように、独白部分にもちゃんとボイスがついていました。口では嫌がっている、困っているフリを見せつつも、実は精液まみれにされる事が嬉しくて堪らない…。そんな内外のギャップを、官能小説朗読のように音声で語られていくのは、凄まじいエロさを誇っています。

一般レーベルから発売されるエロゲであれば、顧客の限定化を避ける為、ここまで偏った作品作りは避けるでしょう。まさしくこの作品は、同人ソフトであったからこそ。同人ソフトならではの奇跡である訳です。精液ぶっかけが好きでない人間が買っても、なんら意味を為さないエロゲなのですから、せめて好きな人間は須(すべから)く購入しておくべき。乱交指数高めの作品ではあったものの、私は十二分に楽しめましたよ。

学生服(ブレザー)、体操服、スクール水着が用意されています。基本的に衣服は着用したままが多いです。これらの服装は総て、精液をぶっかけられる為に着用するのですが、そのコスチュームを購入しなくてはならないのはヒロイン自身。即ち、スクール水着に精液をかけて欲しかったら、自分のお小遣いでスクール水着を買わないといけないんですよね。それぐらいは男に負担させましょうって…。

鏡華ちゃん(名前変更可)。精液大好きの変態さんです。汁好き淫乱女というのは実は微妙に好みから外れるんですが、彼女の「楽しんでいる」といった雰囲気は好きですね。
2002年8月14日