エッチなバニーさんは嫌い?2
メーカー〔ZyX〕 発売日2002年11月29日


大変美味しゅうございました
バニーガールへの偏愛を満たしてくれたあの画期的エロゲに、この冬、めでたく続編がでました。バニーさん2は、基本的にその前作の流れを踏襲。雰囲気も全く変わりがありません。といっても、勿論随所にパワーアップは施されていますので、停滞ではなく、1からの正統進化といった表現が正しいでしょう。前作から遅れをとっている所もただの1つとしてありはしないのですから。

前作からの流れですから、ゲーム内で交わされる性行為は等しく和姦となっております。店のメニューに和姦以外の料理は一切明記されてませんので、「凌辱が食べたい」などと抜かす場違いの不届き者は門前払い。純粋に和姦を愛するものだけが、このバニーさん2をプレイする事が許されています。

ゲーム本編の幕が開けば、まず出迎えてくれるのがプラチナ海岸通り店勤務の4人の女の娘で、彼女たちはみなルックスもスタイルも優れたゴージャスなバニーガール(全員処女ですが…)。しかも、そんな彼女たちがあろうことか、一様に主人公にぞっこんだというのですからこれまたなんとも御都合……夢溢れる設定。ゲームが始まったばかりの序盤で、いきなり極上のバニーさんたちから競って求愛を受けまくる幸せな展開が繰り広げられのです。

ここまでの部分だけでも、濃密なエッチシーンと幸せの展開を胸いっぱいに味わう事が出来ますので、しっかりと満足感を得られるものなんですが、でもまだまだこれはアペリティフに過ぎません。バニーさんたちが持っている、「ナルシスト」、「奉仕好き」、「潜在的M」、「オナニーマニア」といった多様な性癖に準じた濃厚なエッチが堪能できるオードブル、メインディッシュはこれから。

前作では、その「性癖」という部分が、「バニーさん」という要素よりもクローズアップされていて、逆にあまりバニーさんへのこだわりが感じられないものになっていたのですけど、その点、今回の2は安心。ちゃんと本来の「バニーさん」という要素が前面に押し出されつつ、なお各々の性癖にも目が向けれているという丁度良いバランスにセーブされている。

エッチシーンにしても、ただ回数を重ねてエスカレートしていくばかりといった単調な流れでなく、ヘルプとして派遣された前作のキャラクター達のエッチを挟んだり、残った女の娘たちを含んだ3Pを用意したりと、途中途中にアクセントを設けてバランスを取っているのが良い。前作に感じられたボリューム不足を補うかのように、エッチシーンは次々と並べられていましたし、フェチなシチュエーションはふんだんに取り揃えられている。エッチシーンの質と量が見事に調和した「うさぎ風味のフルコース」は、まさしく私の舌鼓を打つ絶品の料理でありました。


もうおわかりでしょう。このエロゲは買いです。特にバニーさんが嫌いじゃない(好き)人なら、文句なしに買い。いえ、バニーガールが好きか嫌いかは置いておいても、これはエロゲとして非常に優秀なものでございますので、バニーさんが好きか嫌いかで区切る必要性は必ずしもないですね。陵辱マニアやロリコンさんなら見るべく所はないでしょうが、そうでなければ万人が納得のエロゲであるはず。

私としても、バニーさん&完全和姦のこのシリーズは末永く続いてもらいたいもの。マンネリズムを感じ始めるようになって、段々敬遠志向にあったZyX作品の中でも、やっぱりこのシリーズだけは別腹なのです。

前作はボリューム不足やCG枚数の不足などで、イマイチ満足を得られなかったんですが、今回は問題はありません。山根正宏さんの絵も垢抜けてきましたし、印象は飛躍的に良くなりましたよ。

それと本題では語れなかった「アニメーション」に関しても一言二言述べておかなくてはなりませんね。これも評価を上げる一端なのですから。

バニーさん2には、エッチシーンで一部アニメーションが用いられています。このアニメーションは、パターンとしては単調で短い動作をただループして繰り返しているだけと、さすがに動画を前面に持ってくる作品には及ばないものではありますが、画質が劣化せずに一枚絵のクォリティを維持しながらグリグリ動く様はやはり侮れません。

動画を下手に混ぜて、逆に作品の質を低下させてしまっているような馬鹿なエロゲも世には少なくないですが、ZyXさんの場合はしっかりした技術で支えられているので、それらとは一線を画しています。アニメーションを使用したエロゲとして、ZyXさんは貴重な勝ち組であるともいえますね。

しかし、今回のバニーさん2に限っては一つ疑問も。…なんでフェラチオのアニメーションがなかったのでしょうか?

1人あたり2つのアニメーションが用意されているので、全部で8つのアニメーションパートがある訳ですが、フェラチオのアニメは何故か1つもありません。8つの内1つぐらい混ざっていても良いでしょうに。チョット不思議でしたね。まぁ、パイズリしながら口でするといったアニメは2つあったんで、それが代用品って事なんでしょうけど…。

主人公は、快感と興奮が高まれば、射出する精液量も比例して多くなるという猛者。したがって、汁塗れなCGはとても多かった。汁CGの多さは、ZyXさんの作品としても過去最高クラスじゃないかな。

しかしまぁ、なんというか、量こそ多いもののZyXさんとこの精液描写はあまりいやらしくないんですよね~。見た目的に精液っぽさが感じられないっていうか…。筋になって、あちこちに肌に乗りかかるような感じの精液は、イマイチ液体描写として上手でない気が致します。些細な話なんですけどね…。一般人にとっては。

バニーさん1で魅せてくれたあの豪快なフェラ唾液・吸引音を、皆様は覚えていらっしゃいますか?

前作を覚えておられない方&プレイされておられない方に説明致しますと、1のフェラ唾液・吸引音は、それはそれは驚天動地ともいえる破格の出来だったんです。今でこそ、どのメーカーもこぞって濃厚なフェラチオ演技を実現させている群雄割拠の時代になっていますが、エッチなバニーさん1が世に出でた当時としては、まだまだこの唾液音にこだわりを持つなどという思想は浸透していなかった。そんな中で、あれだけ素晴らしい技を披露してくれた前作のバニーさんは、時代を1歩も2歩も先取りしていた作品だったのです。

そして、あのファンタスティックな演技は2になっても変わらずに受け継がれています。しかも、今回は以前と比べてフェラシーンの総数自体がえらく増えておりますので、その分フェラ音を楽しめる箇所が多くなっている。フェラチオは全員のキャラクターに完備されていて、チョイ役である前作の出演者達でもフェラは欠かしていなかったぐらいですからね。新旧キャラをあわせた全員が、ちゅっちゅっじゅばじゅば音を鳴らしていました。

春日まどかか萩野真琴になりますね。前者はナルシストで、後者は爆乳の奉仕好き。私は、ナルシストの女性という設定は結構面白いと思うんですが、これって例外なく露出狂に発展してしまうのが残念なんですよね。露出狂は好みじゃないんですよ。だって、またそこから必ず羞恥プレイに発展してしまうので…。

あと、爆乳という設定も私は大好きですが、こちらはこちらで母乳分泌という設定に発展してしまうのがネック…。行き過ぎは良くありません。
2002年11月30日