発売日 2009年12月18日
メーカー たぬきそふと 
微味礼讃
子供の頃から「ロリコンじゃない」と近所で評判で、履歴書の備考欄にも「ロリコンではありません」と明記するほど、自他共に認めるロリコンじゃない私ですが、児童ポルノ法案の改悪には断固反対のスタンスです。だからこそ、厳しい締め付けに負けじと頑張っているメーカーさんは応援したいですし、私に何かできることがあれば協力を惜しむつもりもありません。即ち、私が微少女を購入することは、歪んだ現代社会へのレジスタンス。この胸に熱く沸き上がる“義憤”がそうさせるのであって、決して“性的嗜好”によるものではないのです!

弁解……もとい、説明が長くなりましたが、その辺ちゃんとご理解していただけたでしょうか? 理解したという方は、引き続きレビューをご覧ください。理解できなかった人は、もう一度最初から文章を読み直してください


まー、そうはいっても、微少女はそこまでロリコン向けって感じでもないですよねー? 姪少女は単純所持が許されかどうかのギリギリのレベル(公式の紹介ページが消えていて泣ける…)でしたが、微少女なら何ら文句言われる筋合いはないと思う。ヒロインの頭身も高ければ、精神も大人びていて、幼女っぽさは微塵も感じませんし、これなら萌えゲーに出てくる高音でキャンキャン煩いヒロインの方がよっぽど幼い。珠希も京花も普通に可愛い中学生って感じですから、後ろめたさを感じる必要はこれっぽっちもございませんよ。セーフセーフ。

後ろめたさを感じにくくなったのは、今回完全に和姦ベースだったことも大きい。姪少女は陵辱とまでは言えなくても、少女を騙して精の捌け口にしたり、陰湿なイメージが拭えないものでした。その点、微少女はラブラブとまでは行かなくとも、お互いの性欲を満たし合うギブアンドテイクの健全な関係。陵辱行為は一切ございませんので、規制派のお歴々も安心して楽しむことができるはずです。

それも主人公が常識人になったおかげ。生粋のダメ人間だった姪少女の主人公と比べたら、随分とまともになりましたよ。バスト85以上は受け付けない筋金入りではありますが、まぁ、普通の変態と言えるレベル。体操服の透けブラに興奮していたら股間に蹴りを食らって射精してしまったとか、どこにでもいそうなごく普通の変態なんですよ。

ただ、そのせいで作品の特色が失われてしまった感はあります。ドン引きさせられたとはいえ、あの特異な変態性が作品のインパクトに繋がっていましたし、まともな主人公になったのは、それだけ面白味が減ったとも言えるんですよね。後ろめたさがなくなったのも、背徳感がなくなったという意味なので、必ずしもプラスとは限りません。これまで父親と娘、伯父と姪という危険な関係だったのが、教師と生徒いう然程禁断でもない関係になっていたり、従来のシリーズより大人しい印象になっているのは紛れもない事実。娘姉妹から数えて3作続けて同じフォーマットなだけに、“インパクトがなくなった”というのは結構マイナスイメージが強いんです。

ヒロインもホント代わり映えしないですからねー。京花のナルシスト設定、珠希のオナニスト設定は、要はSとM。大人しくてお淑やかな京花が実はSで、活発で生意気な珠希が実はMというのも、結局いつも通りの紋切り型。まったく同じパターンが3連発ではマンネリもいいとこでしょ。今回ぐらいは役割を変えてみるべきだったのでは?

たぬきそふとさん的には、ハルナという第3のキャラクターでマンネリ打破を狙ったのかもしれません。が、個人的にはハルナが効果的だったとは言い難く、むしろ作品としてはマイナスに作用していたんじゃないかとさえ…。

というのも、ハルナは立派な大人だけど、見た目は子供、いわゆるフェイク幼女なわけです。フェイクにはフェイクの良さがありますが、問題なのは、ハルナが京花・珠希より幼さを感じさせるキャラクターということ。偽物が本物より優れている(この場合幼い)と、いろいろ弊害が生まれてしまうんですよね~。

例えば、芸能人のアイドルとCGで作られた美少女を並べれば、作られた美しさであるCGの美少女の方に分があるでしょう。かといって、本物よりCGの方が価値があるかというと、そうではない。本物は優れた偽物によって価値を下げ、同時に偽物はどれだけ優れても本物に及ばないと痛感する。真贋を同列にして語るのは、お互いにとって不利益なんです。


いろいろと文句が並びましたがが、微少女を単品として考えれば、全然問題はないんですよ? ただし、娘姉妹(私は姪少女のあとにプレイしました)、姪少女を経て微少女をプレイした場合、どうしても物足りなさを感じてしまう。それは微少女が見劣りするというより、前2作があまりに刺激物すぎたために、味覚がおかしくなってしまったせい。味覚障害のガストロノミー。

京花と珠希の2人がそれぞれSとMを担当しているのは従来通りですが、そこまでハードなものじゃないので受け入れやすい。今回は、私も最後までついて行くことが出来ました。妊娠以外。

京花か珠希。どちらも好きなキャラではあるんですが、これといった決め手がなかった感じ。3連続で同じヒロインが続くと、目新しさもないよね。
2009年12月24日