あなたと見た桜
~姉妹妻~  
メーカー〔13cm〕 発売日2004年7月2日


オール安産型
あれ? これ和姦じゃん。

陵辱作品のタイトルとしてはやけに不似合いな、爽やか過ぎるタイトルだなぁと不思議がっていたら、中身は普通に和姦主体だったのでびっくり。前作が前作だっただけに、今回も当然陵辱作品だと先入観で決め付けていたんですが、まさかまさか、こんなにも健全な作品へと変貌を遂げていたとは。

前作で特徴的だった3人の主人公を選べるシステムも、あっさりなくなっています。鬼畜な先生も、下品な用務員のオッチャンもおらず、ただ1人気のいい好青年がいるのみ。続編とはいえ、まるで別物であると考えを改める必要がありますね。陵辱目当てだった人には可哀想ですが、今回は泣いてください。

唯一共通するのは、原画が引き続き石原そうかさんであることぐらいか。石原さんの魅力的な絵が健在だったのは嬉しい。和姦にシフトチェンジしようが、やはり姉妹妻といえば石原さんなので、原画を変えなかったことは大いに評価したいですね。

しかし、それにしてもこの絵は迫力があります。とにかくデカイ。圧倒されるまでの胸の豊満さにはどうしたって目を瞠らざるを得ない。キャラクター全員が巨乳というのは、大して珍しい設定でもなくなってきましたが、やっぱりこれだけ特異な胸を持つキャラがずらりと並び立つと圧巻ですよ。

ていうか、胸に限らず、体型そのものがデカイんだよね。尻、太もものボリュームが半端じゃない。ムチムチしているといえば聞こえはいいけど、もはやこれはプランパーの域といえるかも…。好みは激しく分かれそう。石原さんの絵が大好きな私でも、一部のCGにはさすがに引いてしまう部分がありましたからねぇ。まぁ、人妻ゲーであることを考えれば、これぐらいふくよかな体型の方が受け入れられやすいといえるのかな。

このレビューをご覧になっている皆さんの中には、人妻ゲーとして、この作品が良かったのか悪かったのか、気にされている方も多いでしょうが、私は人妻におけるエロティシズムの機微ってものがさっぱりわからないので、残念ながらそういう評価はしようがありません。でも、素人判断で述べるなら、人妻好きの欲求が満たしているとは思いにくい作品でしたよ。主人公が少々頼りない男で、どちらかというと母親に依存するような感じ。人妻ゲーに必須な、背徳感といったものは特に感じられません。「色欲に溺れていく危険な情事。匂い立つ人妻の淫靡なエロスが全開!」少なくともこんな感じのエロゲではなかったです。

でも、人妻ゲーという見地から離れて、普通に作品としてエロいエロくないで語るなら、これは文句なしにエロかったので、その辺はご心配なく。13cmさんらしく、汁も良く飛んでいましたし(あまり好きな描写でありませんでしたが)、原画の迫力を受け止めるテキストは、淫語もしっかり交えていて不備なし。エッチシーンの傾向として後背位が多かったのも個人的に嬉しい。こだわりといえば、下着(パンツ)への執着も大きかった。完全には脱がさず、ずらして挿入していたり、性器に被せてしごいていたり。まぁ、そういうのもお好きな人ならば。

キャラクターの体型が奇異なので、ついついそちらに目が奪われがちですが、エッチシーンは思ったより王道で、作品として非常に手堅い作りであったといえます。陵辱から和姦へ移行しているため、以前の13cmさんとは切り口が異なっているものの、力あるエロはかつての勇姿を彷彿させてくれる。今後も、この調子を維持し続けられるのであれば安心ですね。一時、8cmぐらいに縮こまっていた時期もありましたけど、こういう作品が再びコンスタントに出せるようになれば、元の13cmに戻るのもあっという間でしょう。

日常シーンの会話がややくどい。大した話でもないのに、やたらとテキスト量だけはあるから、途中からは流し読みプレイに移行。主人公の受動的な性格が気にいらないという理由も合わさって、段々読むのがしんどくなってきました。

これだけ自己主張の激しい胸を持っていながら、パイズリが僅か1つだけだったという散々な有様には閉口ですよ。せっかくの乳が、ほとんど飾りに過ぎないのは無念すぎる。母乳はあったけど、その他はほとんど無視だからなぁ。おっぱいにパンツ被せる前に、他にやることあるんじゃない?

パイズリのみならず、フェラの量も極めて少ない。磐石に思えたエロでも、実はフェラ系への意識は不思議なほど薄かったんだよね。ヒロインのCVは涼森ちさとさんだったというのに、その華麗なる口技を堪能出来るシーンがあまりに少なかったのは悔やんでも悔やみきれません。ちくしょー。

しかし、量は限られていながら、結花の3連続フェラといった殿堂入りクラスの素晴らしいシーンがあったりするので侮れない。起き抜けにいきなり咥えられて射精、続けざまに袋を口に含んで射精、最後はお掃除で射精と3連発。CGはその都度差分で変えていったし、唾液音も完璧だったし、これは最高でした。

人妻に興味はございませんので、お気に入りは幼馴染の森尾結花。彼女ですら、胸は小さい部類になってしまうんだから、この世界はまさに魔境。

ところで、彼女のプレイの1つに「足コキ」があったのですが、これが実に奇妙なシーンでしてねぇ。爪先立ちで腰を下ろす格好から、両足を使って器用に主人公の性器を挟み、しごき始めるのですが、ここで1つ大きな疑問が湧き上がりまして。今まで体重を支えていた両足を使って足コキしているというのに、何故体勢を維持出来たままなのか? ……それを考えると、今日もまた眠れません。
04年7月12日