コミックマーケット83に行ってきました! 芝雪屋出展編

ユキ(しばゆき)さんのサークル芝雪屋が新刊「あにしてる!」を引っ提げて二度目のコミケ出展!

今回も私は売り子としてお手伝いするため、大阪から夜行バスに揺られながらビッグサイトへと駆けつけました。ていうか、サークル入場の締め切りが9時なので、大阪からサークル参加するとなると、新幹線じゃ始発に乗り込んでも間に合わないんですよ~。コミケ期間中だけでも臨時で始発を早めてくれませんかね? もしくは、有明に新幹線の駅を作ってください!

ユキさんと合流する前に、まずは一緒に冬コミ参戦するパウンだーさんと落ち合うべくビッグサイト前のマクドナルドにて待ち合わせ。なんとパウンだーさんは1日目もCARNELIANさんの本を買うためだけに参加していたらしい。コミケ初参加は私と同じぐらいのタイミングだったのに、すっかりコミケの魅力にのめり込んじゃって。

続いてれ・ざむる~ずの草薙静流さんもやってきました。今回は仕事の都合で参加できるかギリギリまで微妙な状況で、この日も明け方まで仕事していたとのことでしたが、なんとか参加することができて本当に良かった。せっかく、芝雪屋とれ・ざむる~ずが同日になったのに、静流さんが来られなかったら寂しいですもんね。

しばらくしてユキさんが到着。入場待ちの大勢の一般参加者を尻目に、2人で堂々サークル入場です。今回、私は初めての冬コミ。冬は寒波が強烈だという噂を聞き及んでいましたので、警戒を強めていました。特に私は今回、おにあいの秋子が来ていた「I lOVE 妹Tシャツ」を着て売り子するつもりだったんで、こんな七分袖のTシャツ1枚で冬コミは無謀かな…と不安いっぱいだったんですよ。
Iラブ妹、I Love 妹 七分袖リブラグランTシャツ(ホワイト×ブラック) M
ところが、会場内に入れば寒さはほとんど感じず。最初は少し肌寒さもありましたけど、人口密度が高まるたびに人の熱気で気温も上昇し、昼過ぎには汗が出るほどの暖かさ。七分袖の薄手Tシャツは丁度良かったぐらい。途中、堕落人さんが気を利かせて貼るカイロを差し入れで持ってきてくださったのに、全然活用することがなかったですもん(でも、ありがとうございます!)。夏コミに比べたら冬コミなんて楽勝も楽勝。余裕すぎますね~。これなら次もまた来てやってもいいかな!

しかし、今回は気温とは別の意味でコミケの厳しさを思い知ったというか…。前回の夏コミでは、用意した新刊が僅か1時間で即完売という破竹の勢いを記録しましたので、当然この冬コミでもその余勢を期待していたのですけれど、そう一筋縄には行かせてくれないのがコミケの恐ろしさ。いやはや、コミケは魔物ですよ!

ユキさんと私が口を揃えて出てきた感想は「3日目は怖い!」ということ。だって、前回参加したとき(1日目)とは客層が全然違ったんですよーー!!

夏コミのときは最初の1時間で勝負が決まったのが、今回は最初の1時間がまるで凪のように動かない。芝雪屋だけでなく、周囲のサークルさんも総じて暇を持て余してた感じ。やはり3日目は大手から回る人が多いからでしょうか? いきなり出鼻を挫かれ、結局そのまま最後まで波に乗りきれず終いだった印象。

あと、夏コミ1日目では女性客・外国人客・まとめ買い客も目立ちましたが、今回はほぼ日本人男性客のみで売れるのも1冊ずつ。それが当たり前なのかもしれませんが、同じコミケでこうも客層が変わるものかと驚きでした。前回は“芝雪屋の初同人誌”ということで中身を確認することなく、ほぼ表紙買いが占めていたのに対し、今回はじっくり中身を吟味された上で購入を検討する人が多かったのも特徴的でしたね(吟味されて本を返されるのは中身に問題があるということでしょうが)。

前回に比べれば売り上げた冊数も金額も格段にアップしているのは事実ですが、今回芝雪屋が目標としていたのは前回の2倍3倍というレベルではありませんでしたので、そういう意味では目標未達に終わったと言っていい結果。ユキさんも決して納得いく結果ではなかったと思います。

ユキさんの実力ならとんとん拍子で大手サークルになっていくだろうと楽観視していた自分ですが、どうやら同人誌界はそんなちょろい世界ではなかったようです。ですが、ユキさんも今後の課題や反省材料はしっかり見えたと仰っていましたし、今回の教訓が芝雪屋の更なる成長を促す糧になるものと私は確信しています。

また新たなコミケの恐ろしさを学習したところで、撤収。ゆりかもめに揺られながら新橋まで赴き、芝雪屋打ち上げ会を開くことにしました。

最初は私とユキさん、そして堕落人さんの3人だけのつもりだったのですが、堕落人さんがマルさん&ザワさんのご友人をお連れになり、更に冬コミを一緒した静流さんとパウンだーさんも参加、アゴストさんが打ち上げのみ駆けつけられるとの報告、そしてサイト経由ではに。さんも参加表明があり、気付けば8人というオフ会なみの大所帯に。

適当にその辺の居酒屋かファミレスで打ち上げするつもりでいましたが、この人数ではなかなか飛び入りで受け入れてくれる場所もないため、急遽カラオケの鉄人で打ち上げを行うことに。

歌うつもりは一切なくても、カラオケの個室だと戦利品のエロ同人を堂々と回し読みできて便利。さすがにファミレスでやると非常識ですからね(やっていましたけど)。

私とユキさんは今回ずっと売り子専念だったため、戦利品はなし(パウンだーさんに何冊か代理購入はしてもらいました)。よって、パウンだーさん・静流さん・堕落人さんの3人の戦利品をそれぞれ拝見させてもらったんですけど、チョイスした同人誌にそれぞれのカラーが出ていて面白いものです。

パウンだーさんはとにかく数が大量。しかし、手当たり次第適当に買い漁っているように見えて、実は画力重視の面食い派。確かな目利きで、美しい作画の同人誌ばかりを収集しているのがさすがです。

静流さんは商業で活躍している作者の本だったり、名前が売れている有名サークルを中心に選んでいる感じでした。タイプは違えど、2人ともプロレベルの質の高い同人誌を好み、私も思わず黙ってこっそり抜き取りたくなるほど(犯罪です)。

そして、最後に手に取ったのが堕落人さんの戦利品。……えっ!??!? こ、これは……!??

い、い、い、「犬」ばっかりじゃないですかぁーーー!!(笑)

犬を犯したり犬が犯されたりするような同人誌ばっかりなんですよ!! ていうか、コミケにこんな犬の同人誌が大量に出ていること自体がカルチャーショックです!! どうなっているの日本!?

犬以外にも動物やら虫やら、とにかく人外モノが多すぎ(笑) 改めて堕落人さんの業の深さを思い知らされました。何がすごいって、友人たちの前でも平気でこの特殊な性癖をさらけ出せる勇気ですよ! 何も恥じ入ることない堂々とした威風に惚れてしまいそうです!

今回初対面となるザワさんも、「痛みを伴わないMシチュエーション」「ロリ」という性癖だけを私に伝えてくる変わり者でしたしねぇ。普通、初対面の人間相手に伝えておくべき情報は他にあるでしょ!(笑) なでしこやまと的にはそれが正しいんですけど! 私とのコミュニケーションは、まず性癖を明かすことから始まりますからね~。

もう1人のマルさんは、率先してカラオケでみんなの飲み物を手配するなど、人一倍気遣いのできる好青年。プログラミング能力を持っているとこのことでしたので、これでよりなでしこやまと制作エロゲが盤石になりましたよっ。

大いに盛り上がった打ち上げも、18時を回って早めのお開き。今回は日帰り旅行だったため、早めに新幹線に乗車しなくてはならず長居できなかったのです。急遽集まってくださった皆さんに謝辞を述べて解散。帰省するユキさんと共に大阪まで同乗し、想い出深い2012年の大晦日は暮れていったのでした。

★その他感想★

※サークルカットの絵と売っている本がバラバラだったのは問題だった
※印刷所の「K」は他よりも二回りほど安くて怪しい会社でしたが、出来映えは普通に良かった
※お隣のサークルの「obiwan」さんは中国からの参加者。今回が念願のコミケ初参加とのこと
※複数の新刊に多種多様なグッズ、紙袋、更に抱き枕まで手掛ける気合いの入りようだった
※なのに、抱き枕は絵柄がエロ過ぎて発禁を食らっていたのが可哀想…。抱き枕の在庫はキツイ
※日常では頭おかしいレベルの「I love 妹Tシャツ」もコミケでは普段着に等しかった。恥ずかしさゼロ
※この日ユキさんが描いたスケブ(色紙)は凛々華とおにあいのアナスタシア・秋子の3枚
※相変わらず、1枚に長時間かけた力作でした
※ジョジョのコスプレを楽しみにしていたのにあまり見かけなかった
※翌日は国立競技場でガンバ大阪の天皇杯決勝戦があったのに、大阪に帰らなくてはならない辛さ…
※だけど、あっさり完封負けしやがったので、さっさと帰阪して正解だった

余談

冬コミから2日が過ぎ新年が明けた1月2日。大阪に帰省中で今回コミケ参加が叶わなかったカズさんに芝雪屋新刊を手渡すべく、大阪難波のスターバックスで落ち合う約束。同じく祖父母の住む大阪に滞在中だったユキさんもお誘いして、3人で一緒に大阪で遊ぶことになりました。

普段大阪に馴染みのないユキさんをもてなすべく、どこか美味しいお好み焼き屋さんにでも連れて行こうかと私は密かに計画。予め評判のお店を幾つかピックアップして準備万端張り切っていましたが、特にユキさんは大阪のグルメに興味なさそうだったので、結局そのままどこにも行くことなくスターバックスで居座り続けることに…(笑) 猛烈に混んでいる中、ずっと席を占有しちゃってごめんなさいね。

長時間居座り続けたスターバックスで一頻りコミケの思い出話を語ったあとは、近くのとらのあなへ足を運んでお買い物。私はファンであるうどんやさんの新刊を購入。ユキさんは無限軌道さんなどの同人誌を4冊購入されていました。

作画の参考として、ユキさんがうどんやの同人誌に興味を示されていたので中身を見せてあげるつもりでいましたけど、よくよく考えたらどこで見せればいいかを考えていませんでした。いくらオタロードといえど、買ったばかりのエロ同人誌を往来で見開くわけにはいきませんので…。

ユキさんは静岡へ帰る新幹線の時間だったため、そのまま新大阪駅までお見送り。残された私とカズさんは、お昼に食べ損なったお好み焼き屋さんへ向かいました。普段大阪に馴染みがないユキさんのためのお好み焼き屋だったのに、大阪人2人で食べてもしょうがなかったんですけど…(笑)

でも、美味しいお好み焼きに舌鼓を打ちながら、カズさんと心行くまで野球話と少女漫画話ができたのは時間を忘れるほどに楽しかったです。知識豊富な人と濃い話ができる幸せ。帰り路には、カズさんにオススメされたライアー×ライアーを全巻まとめ買いしました。