2003年度最優秀作品
赤レビュー  Ricotte ~アルペンブルの歌姫~(RUNE)

最後、elfさんの新・御神楽少女探偵団と激しくトップを競り合いましたが、辛くもRicotteが逃げ切りで首位獲得。認めたくない、認めたくないといいつつ、遂にRicotteは今年度の赤レビュー作品ナンバーワンの地位にまで上り詰めてしまいました。胸中はとても複雑ですけど、選んでしまった以上は素直に褒め称えたい。激ラブリーなリコッテと感動的なストーリーに加えて、エロエロなエッチシーン。Allegro編とLargo編の2種類の物語が用意されていたことには驚かされましたよ。有数の完成度を誇っていたRicotteがトップの座を勝ち取ったのは、ごく自然な結果だといえるかもしれませんね。胸中はとても複雑ですけど!

青レビュー  ドキドキしすたぁパラダイス(light)

群を抜く圧倒的なボリュームで、濃密なエッチシーンの数々。ゲーム全編をひたすらエロエロで突き通した素晴らしき傑作には、私も最上級の評価で応えたい。とりわけ大きな感謝を贈りたいのは、美しくも扇情的な絵で作品を彩ってくれた原画の泉まひるさん。この方なしで、しすパラの奇跡は起こり得なませんでしたから。登場する藤之宮4姉妹にしても、この作品だけで終わらせてしまうにはあまりに勿体無い逸材なので、是非とも、キャラクターそのままで「しすパラ2」の発売を切望したいですね。そして今度こそ、完全和姦を!

“Favorite” of the year 岩崎優香 【うちの妹のばあい】

湯浅皐月、アリステル、リコッテといった並み居る有力候補を押し退けて大賞に輝いたのは、「うちの妹のばあい」の岩崎優香。“都合の良くない妹”である彼女には、散々心配と心労と心痛を重ねて、みっともないぐらい感情移入させられることになってしまった。一転して激エロに変わる落差にも降参…。岩崎優香は今年最も印象深かったキャラであり、最もお気に入りのキャラであります。

年間総合順位


第1位 第2位 第3位 第4位 第5位
ドキドキしすたぁパラダイス 今宵も召しませアリステイル Ricotte おねだりSweetie 十六夜の花嫁

第6位 第7位 第8位 第9位
新・御神楽少女探偵団 うちの妹のばあい MASQUERADE LOVERS MILKジャンキー

番外
君が望む永遠DVD
姉ゲーの黎明

2002年の妹ブームには遠く及ばないとはいえ、2003年は姉ゲーと呼べる代物がチラホラ見え始めてきました。特に「姉、ちゃんとしようよ!」では良質な「姉萌え」を見せてくれて、姉ゲーの可能性が仄見えましたね。予定されている続編にも期待を寄せながら、2004年、更に「姉ゲー」が広く浸透していくことを祈っています。

充実の和姦作品

今年常々感じたのは、「和姦作品増えたなぁ」ということ。新作発表の際でも、「陵辱はありません」「ラブラブです」と和姦作品であるのをアピールするメーカーさんが増えてくるなど、和姦が前面に押し出されたものは珍しくなくなってきた。

今や和姦モノを食うには困らない飽食の時代。エロゲ有史、長きに渡って縛られ続けてきた「陵辱=エロ濃」「和姦=エロ薄」というデタラメな固定観念も、もはや過去の遺物となりつつありますし、数的にも質的にも和姦モノは陵辱モノを大きく突き放し始めている。ここまで和姦エロゲがスタンダードな存在になってくれば、もうこのなでしこやまとで「もっと和姦をー!」とギャーギャー騒ぐ必要はなくなってきた気がしますよ。来年は1歩前進して、「もっとバカップルをー!」と声高に叫ぶことにしましょうか。

絶望のマブラヴ

CD5枚組に収められた前代未聞のテキスト量で、フルコンプに要する時間はおよそ100~160時間と、多くの耳目を驚かせた超大作のマブラヴ。しかし、それはまさかまさかで、取るに足らないチンケな凡作であった…。プレイ時間160時間? 私は30分でやめましたが。あの君が望む永遠の次回作として、限りない期待をかけていたマブラヴを、よもやたったの30分で無期中断する羽目になるなんて夢にも思いませんでしたね。

勿論、ここから先、マブラヴが面白くなっていく可能性は充分にありましたし、事実、世間の評価はそこまでひどくない。良作だったと称える人だってごまんといます。けど、私は君望の面影を感じながら、あれ以上くだらない茶番に付き合い続けるのは耐えられなかった。綺麗なままで残っている君望の想い出を汚さない為にも、敢えてマブラヴは全貌を見ぬまま、自分の中から存在を抹消したのでした。

今年のelf

elf信者、不肖浅生大和が、2003年のelfさんを振り返ってみましょう。

2003年elfさんから発売された新規タイトルは、河原崎家の一族2と新・御神楽少女探偵団の2つ。あれ? 後もうひとつ麻雀みたいなのがあったような……いや、私の気の所為か。河原崎と御神楽は毛色の違う作品ながら、どちらも完成度、満足度共に高く、「さすがelf!」といえる誇り高い作品でした。やっぱりelfさんは別格だね! 来年もよろしく~!

ただ、夏頃に発売されるはずだった下級生2が、うんともすんとも音沙汰なかったのは心配…。ま、まぁ、来年にはちゃんと出てくれるでしょう!

2003年の総括そして、2004年の展望

和姦ゲーが満ち溢れ、姉ゲーが産声を上げ、乳ゲーが一気に充実し、フェティッシュな作品も目立つようになってきた2003年は、何もかもが私にとって有利な方向へと向かっていた。大番長すら個人的なベスト10に入らないぐらい傑作に事欠かなかったのですから、充足した大満足の1年だったといえるでしょう。

ただ、2003年で後悔を1つ吐露しておくなら、それはCROSS†CHANNELをプレイしなかったこと。多方面で高い評判が囁かれていて、私の元にも「絶対やるべき」といったメールを複数頂戴したぐらいなのですが、結局私はやる機会を逸してしまった。今年ナンバーワンとも噂されるこの作品を逃してしまったのには、少なからず悔いが残りますね。

さて、次に2004年展望ですが……これまた前途は明るい。体験版でその非凡な片鱗を見せ付けたFate/staynightに始まり、あのリアライズ、CLANNADもまだ控えている。その他、現在私が最も注目&応援しているメーカー「イージーオー」さんと「Nail」さんから、それぞれ発売される「幼なじみな彼女」と「3-daysMarriage」への期待も溢れんばかりで、まだまだ楽しみな作品は数多い。今は、この絶好の風向きが出来るだけ長く持続してもらうのを願うばかりですな。

それでは、最後に…

2004年こそはバカップル溢れる幸せな世界が訪れますように。

湯浅皐月、アリステル、リコッテといった並み居る有力候補を押し退けて大賞に輝いたのは、「うちの妹のばあい」の岩崎優香。“都合の良くない妹”である彼女には、散々心配と心労と心痛を重ねて、みっともないぐらい感情移入させられることになってしまった。一転して激エロに変わる落差にも降参…。岩崎優香は今年最も印象深かったキャラであり、最もお気に入りのキャラであります。